オリエント急行の殺人

評判

オリエント急行の殺人の評価:

4.23/5点 レビュー 218件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.23pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全265件 21〜40 2/14ページ
No.245
(4pt)

しおりは良い

オリエント急行のゲームをプレイしたら読み直したくなり、買いました。
ゲームの雰囲気が現代に寄せていたのですが、この翻訳はそれに合っている感じです。
もっと古き良きアガサ・クリスティの雰囲気を味わいたいと思うと微妙かもしれません。
オリエント急行殺人事件 (古典新訳文庫) Amazon書評・レビュー: オリエント急行殺人事件 (古典新訳文庫)より
4334753523
No.244
(4pt)

リンドバーグの愛児誘拐殺人への言霊鎮魂

<旧版本で再読>

 あまりにも有名な古典。たとえ読んでいなくても、犯人は知ってるという人が少なくないだろう。
 娘は知ってるだろうか。
 もし知らないようであれば、いずれ何らかの形で知らされてしまう前に、一読を進めておこう。

 事件発生、関係者から聞き取り、謎解きと、極限まで余分を削ぎ落した硬派な推理小説だが、意外に冒頭ポワロが見送りと挨拶するプラットホームに停車していたのは、シリアのアレッポ駅からイスタンブルに向けて発進しようとしているタウルス急行だったw【注1】

 シリアがシリヤと表記されていたり、イスタンブル(イスタンブール)がスタンブールと表記されていたり、名称表記にやや戸惑った。察するところ、ラ・サン・ソフィ寺院というのは、アヤ・ソフィアのことなのだろう。

 オリエント急行の行程は、現在の国割りでは、おそらくトルコ⇒ブルガリア⇒セルビア⇒クロアチア⇒スロベニア⇒イタリア⇒フランスのルートであったと思われる。列車が立ち往生したヴィンコヴチとブロッドの間というのはクロアチア領内だ。本作が発表された当時はユーゴスラビア王国であった。
 複数の国を跨ぐ列車内には、各国を通過中にはその国の警官が同乗するのが普通だったようで、しかし本作の事件発生当時、ユーゴスラビアの警官は乗っていなかったことを登場人物がぼやく場面があった。同地の治安は当時も悪かったようで、現に本作が上梓された1934年には、ユーゴスラビア国王アレクサンダル一世がマルセイユで暗殺されている……。倉山満に言わせると、こういった民族紛争の原因を作った戦犯の筆頭はウッドロー・ウィルソンである。

 もちろん再読だが、本作の重要な背景であるアームストロング家の事件が、『翼よあれがパリの灯だ』で有名なパイロット、チャールズ・リンドバーグの長男誘拐殺人事件を元にしていたとは、まったく覚えていなかった。
 実際の事件のほうは、――本当に有罪だったのかどうかは疑問があるらしいが――数年後に"犯人"が逮捕された。しかし本作執筆の時点では逮捕前だったというから、結末を含めて、言霊鎮魂にもなっているのが興味深い。
 それにしても、この事件に対して、著者の怒りが漏れ出ているのが興味深い。
 身の危険を感じていたラチェットは、列車の中で見かけたポワロに警護を依頼して、ポワロはにべもなく断るのだが、その際のポワロの言い分はこうだ。

「あなたの顔が気にいらないのですよ」(P.44)
ポワロは新聞の粗い写真で見ただけの筈だが、この時点でラチェットの正体に気がついていたw

 せっかく上に倉山満の名を挙げたので、これも一応書いておく。
 オリエント急行が走破するトルコ以西の欧州はコーカソイドの国だから不自然ではないのだが、オリエント急行の食堂車でブーク氏は、「あらゆる階層、あらゆる国籍、あらゆる年齢の人々が集っている」(P.36)と云った。その"あらゆる"の中に有色人種ははまずいなかったであろうことは指摘しておこう。
 ほかにもミセズ・ハバードは、「わたしたち、西洋の理想をとりいれて、東洋の人にそれを認めさせなくちゃなりませんわ」(P.39)なんて宣うが、特に彼らが差別主義なわけではなく、この時代の白人は、自分たち以外の人種のことをナチュラルに啓蒙、教育してやらねばならない劣った存在と見ていたということに他ならない。【注2】

 本作はたしか近年新たに映画化されたと記憶しているが、まず間違いなく、キャストの中には黒人がいるだろう。ドラマの『SHERLOCK(シャーロック)』のように、舞台を現代に移しているなら構わないのだが、時代そのままで有色人種を配置しているのでは?
 それは歴史改変だからやめてほしい。

 【注1】本作の描写の限りでは、ポワロはシリアでの事件のためにイギリスから招聘されたように読めるが、『メソポタミアの殺人』後にポワロがイスタンブルに滞在中なのを知って、渡りに船と依頼されたと読み取っておくべきだろう。

 【注2】白人による差別というと、つい過激な黒人との闘争を思い浮かべてしまうが、先日YouTubeでみたような、日本のアニメをアメリカでローカライズする際の改変問題についても、底には間違いなく他人種(他の思想信条)へのナチュラルな蔑視感覚があるのだと強く感じた。先の日米戦争でも、日本が暴発するに至った表面的な理由は、アメリカその他による禁油だが、より根源的な理由は、世界の大国入りして発言権の大きくなった黄色い猿への嫌がらせであった。
オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151310088
No.243
(5pt)

かか

よかった
オリエント急行殺人事件 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: オリエント急行殺人事件 (角川文庫)より
4041064511
No.242
(4pt)

展開がすごく気になる作品

前から気になっていたから購入。とてもサクサク読めました!一度は読んでほしい作品です!
オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151310088
No.241
(4pt)

現代推理小説ではない斬新な結末

映画でも有名な本著。今では当たり前のDNA鑑定すらできない雪の中の列車の中という奇妙な展開。そして最後の大どんでん返し。読んでて飽きなかった。一度は読んでおくべき普及の名作。エルキュールポアロの灰色の脳細胞をフルに活用したミステリー。
オリエント急行殺人事件 (古典新訳文庫) Amazon書評・レビュー: オリエント急行殺人事件 (古典新訳文庫)より
4334753523
No.240
(5pt)

改めて、このミステリの素晴らしさにしびれました。クリスティーに、乾杯

作品のからくりは分かっていたのですが(シドニー・ルメット監督の映画は、強く印象に残っています)、今回、山本やよい訳で読んでみて、改めて見事なミステリだなと、ため息ついてました。ラスト近くの展開など、涙が止まらなかったです。殊に、ある人物の正体が明かされた時(文庫本の404頁)、「おおっ!」と、心のなかで声をあげてました。

驚きのからくりを知っていてなお、堪能できる作品です。それはこのミステリが、トリックそれのみにもたれかかっているのではなく、大胆不敵なそのトリックを十全に生かすだけの仕掛けが、話の序盤から効果的に配置されていたからだと感じたんですね。
話の全体を見渡し、その時々に効果的な場面を持ってくるアガサ・クリスティーの大局観の素晴らしさ、お話作りのうまさったら、ほんと、ただならぬものがあるなあと唸らされました。

からくりを知っていても涙してしまった、この素晴らしいミステリに乾杯!
オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151310088
No.239
(5pt)

人間が書いたとは思えないほど精緻なプロット

今更ながら、アガサ・クリスティを読んでいます。
今まで、日本人のミステリー作品の中でも何度も名前が出てきたアガサ・クリスティでしたが、古いのと翻訳ものなのとで敬遠しておりました。
読んでみたら、時間の経過を忘れるほど没入しました。
しかも、私の場合、著者の作品によくある話ですが、この作品の犯人を読む前から知っていたのです。しかし、それでもページをめくる手が止まりませんでした。
ネタバレ無しで読めた人は、最高の気分を味わえたのではないでしょうか。
オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300082
No.238
(5pt)

映画をみて犯人を知っていても楽しめるミステリー小説

クリスティー作品ベスト3といえば本作と「そして誰もいなくなった」「アクロイド殺し」だと言って、ほぼ間違いないと思いますが、映画化、テレビドラマ化による一般の知名度で言えば、本作がダントツではないでしょうか。

私もご多分にもれず、原作を読む前に映画 (1974年版、2017年版) を2つとも観ていました。
ただし犯人を知っても、それなりに年月が過ぎればその名前をすっかり忘れてしまう、ということも間々あります。が、「オリエント急行・・・・」だけは、私のように忘れっぽい人間でも犯人を忘れることは、どだい不可能です。

でも、幸いなことに、「オリエント急行・・・・」にかんしては、犯人が分かっていても充分楽しめます。
理由はいくつかありますが、国籍も身分や職業もさまざまな男女の乗客のキャラクターが光っているというのが大きいと思います。もちろん、事件の舞台がオリエント急行という有名な豪華国際列車ということもあるでしょうし、犯人が分かっている読者でさえ驚かざるをえない意外な結末ということもあると思います。

要するにそれらの理由が相まって、本作をクリスティー屈指の傑作たらしめているのだと思います。
オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151310088
No.237
(5pt)

はえー

めちゃおもしろい
感動しちゃった
最後のくくりまで人間味があっていいね
オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151310088
No.236
(5pt)

もっと早く読むべきだった。

これほど有名な本をこ これまで読まなかったのは、有名すぎて敬遠していたのかもしれない。もっと早く読むべきだった。
まだ人々の間に階級とか人種の違いが色濃くあった時代。それは良くない面もあるけど、そういう時代背景だからこそ、こうした面白い物語が成立したように思う。
オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151310088
No.235
(5pt)

ストーリーを知っているのに楽しく再読できました

最後にポワロの下した結論について賛否両論あるようですが、そこはどっちでも良いと思います。何と言ってもクリスティーのストーリーテリングの巧みさにトリックも知り尽くしているのに最後まで楽しく読めました。
オリエント急行殺人事件 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: オリエント急行殺人事件 (角川文庫)より
4041064511
No.234
(5pt)

魅力的できれいな装本で満足しています。直ちにに読破にとりかかりました。

読みやすく扱いやすい装本です。
オリエント急行殺人事件 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: オリエント急行殺人事件 (角川文庫)より
4041064511
No.233
(5pt)

クラシックなムードが良い翻訳です。

子供のころに、夢中になって読んだ「オリエント急行殺人事件」。はじめて読んだときは、結末を知らずに読んだので、それこそ寝る間もおしんでというか、眠れなくなって徹夜で一気読みでした。昭和のことでしたので、冬の寒い夜にふとんの中で読んだことが思い出されます。久々に読みたくなって、当時の新潮文庫版(昭和35年初版)を引っぱり出してみたのですが、あまりに文字が小さいので断念。クラシカルな雰囲気を味わいたくて、昭和34年初版で103版、さらに17版を重ねているこちらを購入。大満足の翻訳でした。50年くらい前に読んだときと同様に、夢中になって読むことができました。事件の発生、乗客の証言、ポワロの考察という3部構成というシンプルなところもいいですし、オリエント急行に閉じ込められてという独特の味わいも大いに楽しめます。「アクロイド殺し」など、面白いものは多数あるクリスティですが、自分の中ではこのオリエント急行がナンバー1です。この翻訳も、古びず、味わい深くとてもいいと思います。今回読むまでの間に、シドニー・ルメット監督が映画化したものを何度も観ているのですが、あらためて読んでみると見事な映画化だったのだなぁと再認識しました。70年代時点でのオールスターキャストというのもいいですし、何よりもクラシックなムードがたまらないです。
オリエント急行の殺人 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: オリエント急行の殺人 (創元推理文庫)より
4488105394
No.232
(5pt)

クラシックなムードが良い翻訳です。

子供のころに、夢中になって読んだ「オリエント急行殺人事件」。はじめて読んだときは、結末を知らずに読んだので、それこそ寝る間もおしんでというか、眠れなくなって徹夜で一気読みでした。昭和のことでしたので、冬の寒い夜にふとんの中で読んだことが思い出されます。久々に読みたくなって、当時の新潮文庫版(昭和35年初版)を引っぱり出してみたのですが、あまりに文字が小さいので断念。クラシカルな雰囲気を味わいたくて、昭和34年初版で103版、さらに17版を重ねているこちらを購入。大満足の翻訳でした。50年くらい前に読んだときと同様に、夢中になって読むことができました。事件の発生、乗客の証言、ポワロの考察という3部構成というシンプルなところもいいですし、オリエント急行に閉じ込められてという独特の味わいも大いに楽しめます。「アクロイド殺し」など、面白いものは多数あるクリスティですが、自分の中ではこのオリエント急行がナンバー1です。この翻訳も、古びず、味わい深くとてもいいと思います。今回読むまでの間に、シドニー・ルメット監督が映画化したものを何度も観ているのですが、あらためて読んでみると見事な映画化だったのだなぁと再認識しました。70年代時点でのオールスターキャストというのもいいですし、何よりもクラシックなムードがたまらないです。
オリエント急行の殺人 (1959年) (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: オリエント急行の殺人 (1959年) (創元推理文庫)より
B000JARN5Q
No.231
(5pt)

クラシックなムードが良い翻訳です。

子供のころに、夢中になって読んだ「オリエント急行殺人事件」。はじめて読んだときは、結末を知らずに読んだので、それこそ寝る間もおしんでというか、眠れなくなって徹夜で一気読みでした。昭和のことでしたので、冬の寒い夜にふとんの中で読んだことが思い出されます。久々に読みたくなって、当時の新潮文庫版(昭和35年初版)を引っぱり出してみたのですが、あまりに文字が小さいので断念。クラシカルな雰囲気を味わいたくて、昭和34年初版で103版、さらに17版を重ねているこちらを購入。大満足の翻訳でした。50年くらい前に読んだときと同様に、夢中になって読むことができました。事件の発生、乗客の証言、ポワロの考察という3部構成というシンプルなところもいいですし、オリエント急行に閉じ込められてという独特の味わいも大いに楽しめます。「アクロイド殺し」など、面白いものは多数あるクリスティですが、自分の中ではこのオリエント急行がナンバー1です。この翻訳も、古びず、味わい深くとてもいいと思います。今回読むまでの間に、シドニー・ルメット監督が映画化したものを何度も観ているのですが、あらためて読んでみると見事な映画化だったのだなぁと再認識しました。70年代時点でのオールスターキャストというのもいいですし、何よりもクラシックなムードがたまらないです。
オリエント急行の殺人 (創元推理文庫 105-16) Amazon書評・レビュー: オリエント急行の殺人 (創元推理文庫 105-16)より
4488105165
No.230
(4pt)

イギリス文学の傑作、世界の名作、

11.12歳時に夢中で読んだ、名探偵ポアロシリーズ、
地中海殺人事件、そして誰もいなくなった、
それぞれの出演者の軽快な描写、
オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151310088
No.229
(5pt)

初心者ですが

最近ミステリ小説にハマり、アガサクリスティを今更ながら読んでいます。
こちらは有名な書籍で、映像化もされていたようなので読んでみましたが面白かったです。

映画も観てみようと思います。
オリエント急行殺人事件 (偕成社文庫) Amazon書評・レビュー: オリエント急行殺人事件 (偕成社文庫)より
4036520407
No.228
(5pt)

トリックのゆくえ

小学生のころに、本書のトリックは、『子供の科学』の記事で知ってしまいました。

でも、それが雑誌の守備範囲の良さと、推理小説とは、という向きへの興味の誘導とをあらわしていますので、雑誌を期待しながら読む者にとっては、てんびんにかけても「得」であったように思います。
オリエント急行殺人事件 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: オリエント急行殺人事件 (角川文庫)より
4041064511
No.227
(4pt)

王道の一冊

閉鎖された空間のミステリーの王道だと思いました。
結末も含めて…
ミステリー好きでまだの方は是非読んで頂きたいです。
オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151310088
No.226
(5pt)

アガサクリスティの代表作!

紛れもない名作です!この作品が世界に与えた影響は計り知れません!ずっと読み続けられていく素晴らしい物語です。
オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) Amazon書評・レビュー: オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151310088