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「ボニーを殺したのはフレイザーではない、私だ」ドンと名乗る男は、電話でイヴにそう告げた。
2A探偵局に現れた依頼者・万里はこう泣きついた。「メル友の“ポリー”が自殺する!なんとか救ってほしい」と。
原子力発電所が並ぶ敦賀半島沖に北朝鮮の潜水艦が漂着した。対戦車ロケット砲で武装した特殊部隊十一名が密かに上陸、逃走する。
避暑地にある別荘で、美人姉妹が隣り合わせた部屋で一人ずつ死体となって発見された。
腕利きの救命外科医・奈津川四郎が故郷・福井の地に降り立った瞬間、血と暴力の神話が渦巻く凄絶な血族物語が幕を開ける。
日米間に、コンピュータ・ネットワークを駆使したコカイン密輸の完璧なシステムを作り上げ、闇の世界にしなやかに生きた孤高の男・朝倉恭介――悪の天才に、ついに最後の時が訪れた。
姿の見えない姫君護衛の密命を帯びて、東海道を上る新八郎。箱根では侍が現れ、斬り合いが。
江戸鎌倉河岸にある酒問屋の看板娘・しほ。ある日、武州浪人であり唯一の肉親である父が斬殺されるという事件が起きる。
三十歳を目前に控えたタレントの黒木一郎は、いまひとつの自分の人気をなんとかしようと、スター女優との結婚を画策していた。
新宿で発見された少女三人の死体は、血を抜き取られ、バラバラに継ぎ合わされていた。同様の事件は日本各地でも起こっていた。
ミステリイの枠を越えた驚異の“百科全書ミステリイ”。今、前代未聞の犯罪ゲームが始まる!大型新人の挑戦、受けてみますか。
「猟奇」は、昭和3(1928)年、関西の作家仲間で創刊された。
華やかに幕開けした新世紀。だがその初頭、日本の各地で奇妙な出来事が次々と起きていた。
偉大なる剽窃作家パラディオン、宇宙的レアリスム作家ボナベーナ、無限数の秘密結社存在論者バラルト、究極の簡略詩人エレーラ…。
空前絶後の本格推理を求む!新編集長・二階堂黎人の呼びかけに150編以上(!)の力作が寄せられた。
駅からキャンパスまでの通学途上にあるミステリの始祖に関係した名前の喫茶店で、毎週土曜二時から例会―謎かけ風のポスターに導かれて浪速大学ミステリ研究会の一員となった吉野桜子。
嵯峨敏也は悪夢にうなされていた…。多重人格と判断した入絵由香の恐るべき夜叉の顔をまのあたりにしたからだ。
第二巻には、風太郎現代ミステリ唯一のシリーズ探偵・荊木歓喜の登場する八短篇と一長篇を収めた。
“四ヶ月の浮浪者生活で、イクオの服装はそれにふさわしく汚れていた。かなりの異臭が立ち昇っていた。
“眼前にむごたらしいほど薄汚い中年女の肉体が屹立していた。それはおぞましい光景だった。
江戸川乱歩の「一人の芭蕉の問題」を読んで感動した著者が、「文学精神と謎の面白さの全き合一を求めよう」と、推理小説の創作に取り組みだした最初期の二長編。
江戸川乱歩の「一人の芭蕉の問題」を読んで感動した著者が、「文学精神と謎の面白さの全き合一を求めよう」と、推理小説の創作に取り組みだした最初期の二長編。
海賊討伐のための武装船『アドヴェンチャー・ギャレー』は、いつしか自らも海賊船へと姿を変えたのであった。
人間はなぜ、そこまで信じることが、堕ちることができるのか? 「欲望の世界」を完膚無きまでに描いた、妥協無き「堕落の物語」。
わが明神学園中学にも、ついにイジメが!?坂巻亜矢は、どんなことにもメゲない元気娘だけど、さすがに不安に。
古離津島へようこそ。これから五日間、心理学研究のため無人島で精神的サバイバル生活が始まります。
女子大生の栗村夏樹は、思いがけず探偵事務所で働くはめになった。初仕事は、デパートの社長令嬢・あずさの尾行。
東京―新庄間を繋ぐ山形新幹線「つばさ」121号のグリーン車に、毎回違う男と乗る、どこか陰を持った妖しい美女。
リンズィは、バーで知り合った名前も素性も知らぬ二人の女性と、トリプル交換殺人の約束をさせられてしまった。
雪に覆われた北アルプス霞沢岳で拾われた持ち主不明のカメラをきっかけに、豊科署のベテラン刑事・道原伝吉は、一年前の遭難事故との関連を調べ始めた。
連邦の首星TC2から、色鮮やかな光条を描いて、FORCE無敵艦隊が出撃していく。
父の認知を受けられず母子家庭で育った青年・八城一紀にとって、女子大生との同棲は夢のような毎日だった。
女性弁護士キャスは、旧友から依頼され、アンバーという女性が代理母となる件を扱うことになる。
人けのない深夜のデパートで、ディスプレイ部の女性デザイナーが殺害―頭部を凶器で殴打され、マネキンの間に突っ伏していた。
「なぜ、警察やマスコミは動かないのか」東京ロイヤルホテルのフロントマン・山名は疑惑を募らせていた。
「預かってほしいものがある」東京ロイヤルホテルのフロントマン・山名が取った電話に、新聞記者・深谷の切迫した声が飛び込んできた。
「朱月宵三郎と憶えていただければ、すこぶる有り難い」浪漫探偵を名乗るアヤシイ青年は、恭しくもそういった―。
中国経済部の主任監察官だった単道雲は、大物が絡んだ汚職事件を追及したことから北京を追われ、今はチベットの奥地、ラドゥン州の強制労働収容所で苛酷な日々を送っていた。
単は元囚人のチベット人青年、監視役の無骨な軍曹とともに犯人を追い始める。
彼は、通称シンシナティ・キッド。ガキのころからギャンブルの道に入り、いまではスタッド・ポーカー界でも指折りの名手だ。
すべては世紀末のある日、永年の方程式として出版界に脈々と存在しつづけた全常識を破壊しようという決断からはじまった。
もっとも確実な相続人選びの方法とは―「終盤戦」、たまたま聞いてしまった混線電話が思ってもみなかった悲劇を生む―「欲の代償」、悩みのない人生はないとほろっと苦い後味―「隣りの芝生は…」など、いずれも巧みな出来栄えの14編。
パレスチナ難民キャンプで家族を虐殺された沙也は、日本人に救われ日本で育った。
港区六本木にあるメンタル・クリニック「なみだ研究所」。
日本探偵作家クラブ賞受賞作!人間心理の綾を鋭くついた本格ミステリー集。
新聞部部室にて、歩とひよのは、ひとりの少女から兄の仇を討つために力をかしてほしいと懇願される。
突然の人事異動で気分一新の一人旅に出た編集者・阿部美果は、京都・大覚寺で行方不明になった娘を探す男に出会う。
東照宮ゆかりの天海僧正は明智光秀だった?しかも日光に近い大牧場主の智秋家は明智家と関係が?「旅と歴史」の取材で日光を訪れた浅見光彦は、華厳の滝で飛び込み自殺に遭遇する。
三月六日、七日と連続して、東京駅に到着した東海道新幹線上り列車内で、男が青酸入りの缶コーヒーを飲んで死んでいた。
天保十三年春。藩主に許嫁を奪われ自棄を起こした平田深喜は、吉原の妓楼で狼藉を働く二人組浪士を斬った。
ゴッホの絵に囲まれた「密室」の中、宙吊りで発見された全裸の焼死体!愛娘の誘拐未遂事件との奇妙な関係に日美子の21世紀タロットが迫る。
赤かぶ検事の娘、柊葉子弁護士が京都で誘拐され、葉子に離婚相談を依頼した女性も鞍馬山中で殺されていた。
下校途中に誘拐された十歳の少女メアリ。彼女は、駐ベルギー合衆国大使令嬢だった。
放置されたランドセルから発見された子供の足の指。拉致監禁されたメアリの身に、刻一刻と危機が迫っていた。
ハネムーンで殺されてしまった新妻との思い出の地、十和田湖で、西本刑事は亡き妻と瓜二つの女性、みな子と出逢う。
男子高校生が謎の焼身自殺を遂げた。数年後、作家・阿坂龍一郎宛てに事件の真相を追跡した手紙が、次々と送りつけられる。
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