われら殺人者
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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天藤作品を連続して読む前は、『遠きに目ありて』、『大誘拐』、『鈍い球音』しか読んでないがため、それらに共通する宮部みゆき氏を髣髴させる温かみを彼の作品の特徴だと思っていた。しかし、『善人たちの夜』、『わが師はサタン』までの長編を読破するにあたり、意外にも人間の持つ欲望の意地汚さ、卑しさ、小賢しさを全面に表出させ、女性を凌辱する話も多いことに気付かされた。その傾向は『死角に消えた殺人者』あたりから顕著に見られるようになった。ここに作者の転機があるように思う。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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「天藤真推理小説全集」の第14巻。 1966-69年に発表された11本の短篇を収録している。 正直に言って、他の巻と比べるとかなり見劣りがする。「これは面白い!」というのがないのだ。表題作「われら殺人者」は、ひねりがあり、結末の意外さがありと、そこそこ面白いが、それでも物足りなさが残る。「恐怖の山荘」とか、天藤氏らしいユーモアが込められた作品もあるが・・。 ジュヴナイルが3本も収められているのが貴重。 | ||||
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トリックはまあそんなものか、という程度のものが多い。また、時として細部にややリアリティーを欠くきらいもあるが、どんでん返しは見事だし、文体も温かく品があり、全体としては小粒かもしれないが楽しめる一冊となっている。 | ||||
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