犯罪は二人で
- 怪盗 (98)
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犯罪は二人での総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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文庫の裏表紙に書いてあるイントロダクションを読んでみると、さもおしどり怪盗夫婦シリーズを中心に編まれたように感じるがさにあらず、12編中3編しかない。このシリーズは結局犯行は不成功に終わるものばかりで最後にほろりと温かいテイストが流れるのがミソ。 | ||||
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著者の作品全集の最終巻で、十二篇の短編集。 ユーモアがあって、比較的軽妙ではあるが、緻密で唸らされる作品が多い。 中には「のりうつる」の様な、空想的な作品もあるが、多くは、着想が現実性を帯びている。 ウマの合わない友人を描いた「運食い野郎」や、当初から話が胡散臭い「純情な蠍」などは、 現実に、我々の周囲でも繰り広げられているかも知れない様な、犯罪的および非犯罪的悪である。 夫婦で盗みを働く「犯罪は二人で」よりの三連作は、その、経緯(いきさつ)自体から面白い。 そして、実際に犯行を行う場面は、、、思わぬ事態が生じるあたりが、傑作だ。 その他の、殺人を扱った作品も、どこか間が抜けている。 非常に親しみを持てる作品ばかりで、とにかく楽しい。 著者は既に故人であるので、新作の登場は無く、これまでの作品を、噛みしめて読みたい。 | ||||
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天藤真推理小説全集の17巻。 12篇を収める短編集。著者の死後に雑誌掲載された作品なども。 3篇が表題作「犯罪は二人で」のシリーズ。あとは独立した短篇。 ユーモア・ミステリとして上質のものばかり。結末のひねりも利いているし、文章や登場人物にも温かみがある。もっと高く評価されて良い作家だと思うが、時代に合わなかったのか。 | ||||
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びっくりするようなトリックはないかもしれないが、決して単調ではなく、必ずひとひねり利いている。文章も上品なユーモアをたたえていて、読み飽きない。推理小説なのになぜか何度も読み返してしまう。 | ||||
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