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犯罪は二人で
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犯罪は二人での評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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著者の作品全集の最終巻で、十二篇の短編集。 ユーモアがあって、比較的軽妙ではあるが、緻密で唸らされる作品が多い。 中には「のりうつる」の様な、空想的な作品もあるが、多くは、着想が現実性を帯びている。 ウマの合わない友人を描いた「運食い野郎」や、当初から話が胡散臭い「純情な蠍」などは、 現実に、我々の周囲でも繰り広げられているかも知れない様な、犯罪的および非犯罪的悪である。 夫婦で盗みを働く「犯罪は二人で」よりの三連作は、その、経緯(いきさつ)自体から面白い。 そして、実際に犯行を行う場面は、、、思わぬ事態が生じるあたりが、傑作だ。 その他の、殺人を扱った作品も、どこか間が抜けている。 非常に親しみを持てる作品ばかりで、とにかく楽しい。 著者は既に故人であるので、新作の登場は無く、これまでの作品を、噛みしめて読みたい。 | ||||
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天藤真推理小説全集の17巻。 12篇を収める短編集。著者の死後に雑誌掲載された作品なども。 3篇が表題作「犯罪は二人で」のシリーズ。あとは独立した短篇。 ユーモア・ミステリとして上質のものばかり。結末のひねりも利いているし、文章や登場人物にも温かみがある。もっと高く評価されて良い作家だと思うが、時代に合わなかったのか。 | ||||
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びっくりするようなトリックはないかもしれないが、決して単調ではなく、必ずひとひねり利いている。文章も上品なユーモアをたたえていて、読み飽きない。推理小説なのになぜか何度も読み返してしまう。 | ||||
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