死の内幕



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    4.50pt (10max) / 2件

    4.80pt (10max) / 5件

    Amazon平均点

    2.75pt ( 5max) / 4件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []D
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    45.00pt

    31.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)1981年03月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,832回
    お気に入りにされた回数0
    読書済みに登録された回数5

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    死の内幕―天藤真推理小説全集〈3〉 (創元推理文庫)

    1995年03月01日 死の内幕―天藤真推理小説全集〈3〉 (創元推理文庫)

    「困っちゃった、わたし、人を殺したの」結婚するから別れて欲しい、と言われ、かっとなって相手を突き飛ばしたところ、打ちどころが悪くて死んでしまった、という友人の告白を聞き、内縁関係にある女性で結成したグループの面々が架空の犯人をでっち上げたまでは良かったが、いないはずの人物に瓜二つの人間が実在したから話は混沌として…。予断を許さぬ展開と意外な結末。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt

    死の内幕の総合評価:5.17/10点レビュー 6件。Dランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
    全2件 1~2 1/1ページ
    No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (5pt)

    ミスマッチ

    殺人を犯してしまったことを隠すために目撃情報をでっち上げたら、それにそっくりな人が現れてしまうという物語の入り、なんとも魅力的です。
    複数のグループがそれぞれ事件の真相を追い求めていきながら、次第に絡み合ってくるのは爽快感がありましたが、どうも作風と合わないように思います。話の構成がしっかりしていて面白かったんですが、ユーモラスな文体と雰囲気にズレを感じずにはいられませんでした。個人的にはもっとハードボイルドな作風だったら楽しめそうです。消化不良感が否めません。

    陰気な私は地球を回さない
    L1K3MG03
    No.1:
    (4pt)

    天藤作品にしては珍しい凡作

    未婚の母と若い学者のカップルが男の結婚話からついカッとなり、押し倒した時に箪笥に頭をぶつけ、死んでしまうといったお昼のサスペンスのようなシチュエーションから始まり、女性の所属する陰妻グループの面々が架空の犯人をでっちあげた所、なんとその証言そっくりの人物が現れてしまうという、天藤ならではのユニークな設定であるが、読後はなんだか消化不足というのが印象だ。

    事件は3つの面から語られる。
    まずは陰妻グループの視点。
    それから架空の犯人そっくりの男の、真相を探る会社仲間たちの視点。
    最後に殺された学者の婚約者と同僚の視点。

    通常ならばこれが色々と絡まりあい、丁々発止の駆け引きなどが予想されるのだが、期待していたほどではなく、意外とあっさりと真相へと収束するのである。
    そして最後はなんとも煮え切らない結末。作者が途中で何となく持て余したような感じがする。数々の作品があればこのような凡作もあるわけで、天藤には次回に期待。

    Tetchy
    WHOKS60S
    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.4:
    (3pt)

    まだ習作っぽいサスペンス

    ある女性の友人が人を殺してしまい・・・というお話。

    プロットの、人を殺してしまった友人の為に、偽の情報で不審者を見かけた事にして、警察を煙に巻こうとしたら、不審者に似た人が近くに住んでいて、疑われ・・・という部分は面白いと思いましたが、最後の方は若干腰砕けの感が否めませんでした。

    著者は推理小説ジリ貧時代に推理小説の創作に尽力していた方でもあるので、あまり褒められないのは残念ですが、この後読む予定の作品には期待しております。

    まだ習作っぽいサスペンス。お暇ならどうぞ。
    死の内幕―天藤真推理小説全集〈3〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:死の内幕―天藤真推理小説全集〈3〉 (創元推理文庫)より
    4488408036
    No.3:
    (2pt)

    緑は恐い

     1963年に宝石社から出た単行本の復刊。
     著者の第2長編だが、あまり楽しめるものではなかった。トリック自体は気がきいていると思うのだが、話の展開に無理があり、素直に読めなかった。のちの作品になるとユーモアとプロットの工夫で質を高めていくのだが、この時点ではまだまだ。
     もう40年以上も前の作品であり、世相の移り変わりにはものすごいものがある。
    死の内幕―天藤真推理小説全集〈3〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:死の内幕―天藤真推理小説全集〈3〉 (創元推理文庫)より
    4488408036
    No.2:
    (3pt)

    構想がチョット無理かな

    内縁の妻のグループであるIGグループ。その中の一人が誤って内縁の夫を殺してしまった。GIグループは目撃者を装い、架空の犯人を仕立てあげようとするが、何と証言とソックリな男が近所に住んでいた...。
    被害者の助教授である内縁の夫は出世のため、婚約しようとしていた。そんな事もあり、読者はIGグループの面々に同情する事になる。天藤氏のいつもの展開である。しかし、話はここからIGグループと犯人扱いされそうな青年の仲間、そして婚約者のグループが入り乱れる展開になる。いつもの天藤氏らしいユーモア味とも言えるが、本作では、やや混乱の感を免れない。最後に突然シリアス・タッチになるのも唐突の感がある。
    天藤氏独特の人情味とユーモア・タッチで読ませるが、全体の構想が今一つの感。
    死の内幕―天藤真推理小説全集〈3〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:死の内幕―天藤真推理小説全集〈3〉 (創元推理文庫)より
    4488408036
    No.1:
    (3pt)

    ライトなようで、グッとくる物語

     人情が素敵なミステリである。発行年代を見ると、今でもほとんど古びていないことに驚く。たいへんに読みやすい。 赤川次郎との類似点は誰もが感じるところであろう。つまり、スピード展開とユーモアと、親しみ持てる登場人物たちである。ストーリーが軽みだけで終わらないところも、かな…。
    死の内幕―天藤真推理小説全集〈3〉 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:死の内幕―天藤真推理小説全集〈3〉 (創元推理文庫)より
    4488408036



    その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク