死の内幕
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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殺人を犯してしまったことを隠すために目撃情報をでっち上げたら、それにそっくりな人が現れてしまうという物語の入り、なんとも魅力的です。 | ||||
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未婚の母と若い学者のカップルが男の結婚話からついカッとなり、押し倒した時に箪笥に頭をぶつけ、死んでしまうといったお昼のサスペンスのようなシチュエーションから始まり、女性の所属する陰妻グループの面々が架空の犯人をでっちあげた所、なんとその証言そっくりの人物が現れてしまうという、天藤ならではのユニークな設定であるが、読後はなんだか消化不足というのが印象だ。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ある女性の友人が人を殺してしまい・・・というお話。 プロットの、人を殺してしまった友人の為に、偽の情報で不審者を見かけた事にして、警察を煙に巻こうとしたら、不審者に似た人が近くに住んでいて、疑われ・・・という部分は面白いと思いましたが、最後の方は若干腰砕けの感が否めませんでした。 著者は推理小説ジリ貧時代に推理小説の創作に尽力していた方でもあるので、あまり褒められないのは残念ですが、この後読む予定の作品には期待しております。 まだ習作っぽいサスペンス。お暇ならどうぞ。 | ||||
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1963年に宝石社から出た単行本の復刊。 著者の第2長編だが、あまり楽しめるものではなかった。トリック自体は気がきいていると思うのだが、話の展開に無理があり、素直に読めなかった。のちの作品になるとユーモアとプロットの工夫で質を高めていくのだが、この時点ではまだまだ。 もう40年以上も前の作品であり、世相の移り変わりにはものすごいものがある。 | ||||
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内縁の妻のグループであるIGグループ。その中の一人が誤って内縁の夫を殺してしまった。GIグループは目撃者を装い、架空の犯人を仕立てあげようとするが、何と証言とソックリな男が近所に住んでいた...。 被害者の助教授である内縁の夫は出世のため、婚約しようとしていた。そんな事もあり、読者はIGグループの面々に同情する事になる。天藤氏のいつもの展開である。しかし、話はここからIGグループと犯人扱いされそうな青年の仲間、そして婚約者のグループが入り乱れる展開になる。いつもの天藤氏らしいユーモア味とも言えるが、本作では、やや混乱の感を免れない。最後に突然シリアス・タッチになるのも唐突の感がある。 天藤氏独特の人情味とユーモア・タッチで読ませるが、全体の構想が今一つの感。 | ||||
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人情が素敵なミステリである。発行年代を見ると、今でもほとんど古びていないことに驚く。たいへんに読みやすい。 赤川次郎との類似点は誰もが感じるところであろう。つまり、スピード展開とユーモアと、親しみ持てる登場人物たちである。ストーリーが軽みだけで終わらないところも、かな…。 | ||||
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