ペニス
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津原泰水と出会った作品で、読み返す度新鮮。 「妖都」よりも幻視力が飛躍的に向上。 自意識の肥大した公園管理人の偏執的妄想が、その狭い行動範囲をブラックホールの如き密度の時空に変えていく。 phallusとpenisの狭間に世界は生まれる。 芽久美の駈込み訴えを想起させる電話が兎に角好き。 | ||||
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余程モテない方だけが 読めばよろしいと 思います ゲスな人、むけです!! わざわざお金出す作品では ありませんと、 この作家の性格、関係無いと モテなきゃ、読めばよろしいかと ゼロにしても良いくらいです | ||||
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濃密な文体と悪夢的な表現力。気がつけば読み手は『ペニス』の世界に首まで浸かってる事でしょう。この小説から何かを読み取ってもいいし二日酔いの昼間に見た白昼夢のような世界をただたださ迷ってもいい。読み手は選ぶがハマった人間にはたまらない、中毒性の強い麻薬のような小説。 | ||||
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2001年に出た単行本の文庫化。 特殊な小説であった。解説では神秘主義的観念小説と位置づけられているが、まあ、とにかく、私が読んできたような『蘆屋家の崩壊』や『ルピナス探偵団の当惑』のような、著者の他の作品からは随分と印象の違う一冊であった。 混沌と幻想と変容。アルコール中毒者の妄想のような物語である。いまさら実験的な作品という価値づけが可能なのか疑問だし、読んで楽しいかと問われればノーである。 せめて、もっと短ければ、きちんと味わう余裕も出てくるのかも。しかし、472頁という厚さに負けた。私には良く分からない作品であった。残念。 | ||||
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一読して、日本の文学もまだまだいける、と根拠もなく 思ってしまいました。と言っても、エンタメとしても至高 の一冊です。読んでいる間中あのドグラ・マグラを読んで いるかのような感覚が容赦なく襲ってきて、眩暈を誘発し ます。幻惑的・魅惑的な言語感覚によって紡がれる濃密な 文章。その文章によって語られる物語が脳髄に響いてくる。 幻想小説のようで探偵小説のようでポルノ小説のようで恋愛 小説でもある。ジャンル・クロスオーバーのスリップストリーム 小説にして前衛的な実験文学。 この世界、一度よんだらやみつきになりますよ? | ||||
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