(短編集)
ルピナス探偵団の当惑
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ルピナス探偵団は、ティーンズハートという少女小説のレーベルより出版されていたものを初めて読んだ。第1話と第2話にあたり、それぞれで2冊出版されていた。 それから時が経ち、改稿されて、第3話が追加されたルピナス探偵団の当惑が出版されたことを知った時は懐かしくとても嬉しかったことを覚えている。 第3話の大女優の右手はこの本の目玉だと思われるが、最後の一文の印象は改めて読んだ今も鮮やかだ。 シリーズを通して、派手で驚くようなものではないが、日常の視点から、間隙をついたようなトリック&推理はどれも面白く読んだ。特に大女優の右手のラストは思わず息を大きく吸い込んだ。静かな感動だった。 軽快で他愛ない少女たちの会話、ノスタルジックな喫茶店、皮肉を言いながらも純粋な容疑者たち。 もうルピナスの新作が読めないのはさみしい。 | ||||
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創元推理文庫で未読の作家・作品を探していた時に、とりあえず読んでみようと購入した。 次作「ルピナス探偵団の憂愁」も購入済み。 | ||||
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登場人物一人ずつの性格がくっきりとしていて、面白い。 | ||||
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わりと最近、津原泰水氏のファンになった者です。読むのは7作目になります。結論から言うと、この作品は個人的にはいまひとつでした。こちらで評価がすごく高いのにちょっとびっくりでした。 津原氏独特の軽快で乗りのいい会話、個性の際立った登場人物たち、ひねったストーリーと、少しの猟奇、怪奇色なんかも健在です。それはいいのですが・・・全体的にあまりにも現実感がないというか、いえ、それが楽しいしユーモラスで長所でもあるのでしょうが、自分には乗りきれませんでした。 読後、うかつにも今更ながら気がついたのですが、創元推理文庫からの出版なんですね。ということはジュニア向けながら本格推理としっかり認められたということ。パズラー好みの新本格と考えれば、カチカチと謎を解いていくようなミステリの美学が感じられます。ただ、会話も、笑いと受け狙いがすぎるような気がしてしまい、元々は講談社X文庫ティーンズハートから出版されたものということですので、やはり10代向けなのかなと・・・。 自分が今まで読んだ津原作品の評価はこんな感じです。個人的な好みという面で何か参考になれば。「ロック・アラウンド・ザ・クロック・シリーズ」は90点、「蘆屋家の崩壊」100点、「たまさか人形堂シリーズ」90点、「少年トレチア」75点。今回は50点いかない・・、星だと2.5。辛口評価ですみません。 | ||||
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ジュブナイルっぽい雰囲気でトリッキーな推理を味わえる作品が読みたいなあ、と思って手にしたので、まさしくドンピシャの面白さでした。特に第3話目がよかったので、続編も読もうと思います。 ただ、倒叙ものの第1話「冷えたピザはいかが」で、被害者(女性)の彼氏が被害者の遺体を発見したと言っている時間が、35頁では「午後四時二十五分」となっているのに、60頁では「七時二十五分」となっています(以降すべてそうなので後者が正しいようです)。この食い違いがなんか推理に関係するのかと頭をひねったけど、読み終わってみれば単なる誤植のようで、推理には関係しませんでした(あまりに堂々たる食い違いっぷりなので、もしかしたら私の読みが抜けてるのかもしれません、そうだったらすいません)。最近の版では直っているのでしょうか?遺体の発見時間自体は結構大事なポイントなので残念です。 | ||||
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