赤い竪琴
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不倫に疲れたグラフィックデザイナーと、年下の天才的な楽器職人の恋。普遍的な恋愛小説かと思いきや、同時に職人の祖父である詩人の伝記でもあり、最後は幻想小説ともなる。読み手によって、姿かたちを変える、不思議な恋愛小説。 | ||||
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2005年に集英社から出た単行本の文庫化。 ノン・シリーズの長編恋愛小説である。創元推理文庫に入っているものの、ミステリ要素はまったくない。 30代の女性イラストレイターと、ちょっと年下の楽器職人の恋である。女性の側からの視点で描かれ、しがらみやためらいに重点が置かれている。 男性像は、こういう相手には否応なく恋してしまうだろうなと思わされるもの。 そういうのが好きな人なら……。 | ||||
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これは、津原泰水さんでなくても書けるような作品だと思います。 勿論文章は洗練されてて、彼以外なしえないものになってますが。 ストーリーがイマイチ。 耿介に魅力というか、主人公が惹かれた理由がよくわからない。 僕が女だったら好きにならないな、というか。 それからいい年こいて中高生みたいな純愛を描かれても、と。 敢えてかもしれませんが。 ブラバンの方がどうしようもない感じがあって好きでした。 恋愛がメインではありませんが。 | ||||
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小説を読んでいて捲るページがあと少ししかないことに焦りを覚えることがあります。この作品もその一つでした。このまま終わってしまうのか、と。 年齢が近いせいか、少し不安定で、諦めや不安を抱えた主人公の気持ちもすんなりと理解できて、すぐに物語に入り込めました。読み終わってから、いろんな音色の楽器が重なって音楽を奏でるように、いろんな要素が過不足なく静かに一つの物語を作り上げていたのだなぁ、と思いました。 私にとっては、感動するとか泣けるとかではなく、ただただ「こういうの好きだなぁ」と感じさせてくれる作品でした。言葉が少ないからこそ、それぞれの心情を想像する余地があり、より一層、せつなさが心に残ります。クジラが奏でる音楽を聴いてみたくなりました。 | ||||
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あきらめかけていた人生に、ひょんな、というか運命というか、出会った恋。楽器職人とデザイナーが少しの間一緒に暮らし、別れが近づく。やり残したという思いを背負って行きたくない、という職人と、ともに海にいく。最後に、ふたりのであったきっかけのノートがぴりっと効いている。何才になっても恋のときめきは、かわらない。これからの道も、お互い苦しいだろうね、と言い合うふたり。ですが、とても幸せを感じるお話でした。 | ||||
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