誘拐犯の要求は警察に電話をしろ!? 奇妙な要求に従ったミスター刑事・浜中康平とクールな相棒・夏木大介は誘拐された女の子を救うべく捜査を開始する。

〈黒後家蜘蛛の会〉のお楽しみ――それは知性あふれる6名の会員たちによる丁々発止の会話、毎回のゲストが提供する謎かけの数々、そしてその難問を見事に解決する給仕ヘンリーの名推理である。

東京湾海底から回収された運転免許証三枚は、全て失踪中の若い女性のものだった。

明治二十三年、ミナこと皆川真次郎は西洋菓子店を開いた。

「料理に必要なのは、夢と愛!」TVで大人気の料理研究家・夢崎愛美。

綾乃は高等部に進級し、中等部には雪之丞の従妹や絵葉の弟や、人間の女の子桜子も入学してきた。

明治三十八年七月。国民が日露戦争の行方を見守るなか、警視庁第一部第一課の電話のベルが鳴った―。

明智光秀は織田信長の本能寺入りを憂えていた。そして、誰かに討たれるくらいなら我が手で、と挙兵を決意する。

唐木市兵衛と暮らした幼き兄妹小弥太と織江の親戚にあたる金木脩が酔漢に襲われ重傷を負った。

日本橋「菖蒲屋」に奉公しているお春は、お店の土蔵にひとり閉じ込められていた。

受刑者の仮出所を決める更生保護委員会。岬剣一郎は、北陸地方の委員長の任に就いた。

元人気女優で、今は芸能事務所の社長を務める東堂美都子。

一週間後の国賓大晩餐会は、国にとって歴史的意味をもつ重要な会談。

戦国時代には数々の合戦の舞台裏で、徳川の治世にはその政の背後で、彼らは密かに戦い続けていた―。

7月1日東京・杉並。小学校の校門に男児の切断された頭部が置かれていた。

7月1日東京・杉並。小学校の校門に男児の切断された頭部が置かれていた。

側室一派の謀略により廃嫡され、幼時より国許で幽閉同然の身となっていた 大吉田藩の正嫡順二郎は美々しくも無力な若君に育つ。

最新型特殊装備“龍機兵"を擁する警視庁特捜部は、警察内部の偏見に抗いつつ、国際情勢のボーダーレス化と共に変容する犯罪に立ち向かう――由起谷主任が死の床にある元上司の秘密に迫る表題作、特捜部入り前のライザの彷徨を描く「済度」、疑獄事件捜査の末に鈴石主任が悪夢

埼玉県の片田舎・神室町に幼稚園教諭として赴任した喜多嶋凛。

警視庁捜査一課特命対策室の郡司直哉は、同僚に秘密で探偵事務所の手伝いもしている。

お調子者の弥太郎が岡っ引きになろうとして起こる騒動や、狛犬をめぐる石工の師弟の感動話など、笑いと涙の人気シリーズ第十一弾！

殺されていたのは電車で出会った女だった! 十津川の同僚刑事・三田村は通勤の電車内でOLが襲われたところを助けるが、 その後、荻窪で起きた殺人事件の被害者はそのときのOLだった。

尾行中の老女梅子が怪我をさせたミツエの持ち家のアパートに住むことになった晶。

芥川、谷崎、永井荷風…謎解きの鍵は文豪にあり――!? 神保町の裏通りの小さな古書店を舞台にした、大正ロマンミステリー!

BF探偵社の面々が今度は旅行業に乗り出した!? 女性専用車両や豪華客船で起きる事件をブラックに解決する痛快サスペンス!

中学校の同窓会の幹事をするはめになった宏樹だったが、参加者は一向に集まらない。

小籐次父子は公方様に拝謁し、見事な芸を披露して喝采を浴びた。数日後、小籐次は駿太郎の乳母を務めたおさとと再会する。

安房国で漁師をしていた見助は、京に遊学していたという僧侶と出会う。

日蓮が唱えた「立正安国論」の中にある「他国侵逼」とは、大陸の蒙古による九州侵攻を意味する。

昔、文字は本当に生きていたのだと思わないかい? 秦の始皇帝の陵墓から発掘された三万の漢字。

第二次大戦初期、エドワーディック号は英国の某港へ軍需品を輸送すべくニューヨークの埠頭に碇泊していた。

探偵の“レミング"は走っていた。カフェでいきなり見知らぬ男に絡まれたのだ。

色とりどりの恐怖をどうぞ召し上がれ。あのとき、目をそらしていたら。

加害者と被害者は紙一重。

現実では引きこもりながら、カリスマユーチューバー“ジョン”として活躍する純。

言うのか、言わないのか。産むのか、産まないのか。

スーパーアイドル・初ノ宮行幸は幽霊をこの世に繋ぎ止めている『鎖』を視ることが出来る。

ホラー小説マニアとしても名高い三津田信三が、「本当にぞっとした話」を厳選。

八雲のもとに、叔父の一心から相談事が持ち込まれる。偶然居合わせた晴香と後藤と連れ立って、一行は山梨へ。

北海道、小樽。ロシア系クオーターの男子高校生、淡井ルカは、叔母を弔うため、彼女の愛したベーカリーを訪れる。

”鬼畜系特殊設定パズラー”が放つ、異形の本格推理。

ヴェネチアの仮面舞踏会の渦中、米国を除く主要5カ国で秘密会議が開かれた。

神奈川県警の心理職特別捜査官の真田夏希は、貴重な公休日に、江の島を訪れた。

自分が小説の主人公になれる!? 物語世界をリアルに体験できるエンターテインメント「メタブック」を提供するディリュージョン社。

二十年前に発生した殺人事件の真犯人と名乗る男が現れた。だが、当時捕まった男は十五年の刑期を終えて出所している。

新聞は事件を、週刊誌は人間を追いかける。

幕末と現代を結ぶ奇妙な“算額”。天才数学少女の真鍋波瑠は、幕末の和算家・橘実信との算法対決により歴史を改変してしまう。

天保の改革から二十年。闕所物奉行を辞した扇太郎は、御家人として平穏な日々を暮らしていた。

１９４５年。B２９による空襲の翌朝、防空壕で女性の遺体が発見される。

二十歳の夏、僕は一度も出会ったことのない女の子と再会した。架空の青春時代、架空の夏、架空の幼馴染。

東京のとある町に事務所を構えるヤクザの親分・阿岐本雄蔵は、困った人をほっとけない上、文化事業好きな性格が困りもの。

その肉体さえも国家に捧げる女スパイ・黒江律子、 新たなる敵は過激新興宗教! 警察庁の 公安秘密組織「十三階」は、かつて地下鉄テロを起こした カイラス蓮昇会教祖の死刑執行が迫り、 揺れていた。

ロンドン中心部で起きた死者千名超の大殺戮。 弔いのために放たれたのは、伝説の暗殺者―― スパイ小説の極北。

元CNNの辣腕ジャーナリストが世界各国の諜報戦の裏を描く、 究極のスパイゲーム! 全米ベストセラー1位。

トイレ、風呂、台所共有、朝食夕食付きのおんぼろ下宿すみれ荘。

永遠の浪人生と思われたぴいくんと慎之介が、大学に合格。学校帰りに居酒屋「ちの利」に通う日々が始まった。

眠ると記憶を失う名探偵・掟上今日子。彼女のもとに最先端の映像研究所で起きた機密データ盗難事件の依頼がもたらされる。

驚愕の犯罪×心理サスペンス!! 衝撃のラスト! 女子大生が脅迫状を送った理由…… 都内の女子大に通う圭子は、出版社の編集者を目指す大学四年生。

群馬県死ノ字村。通称「方程式を使うことを禁じられた村」で、気味の悪い数え歌をなぞるように連続怪死事件が起きた。

「援交探偵」上木らいちの元に、名門企業の社長から「メイドとして雇いたい」という手紙が届く。

直参旗本の森川家だが、昨今の窮状から富家の山崎家から直三郎を養子に迎えた。その持参金は五千両とも言われる。

気ままなフリーター生活を送る浅井航は、ひょんなことから飲み屋で知り合った笹川啓介の会社「デッドモーニング」で働くことになる。

欧米では、世界の短編推理小説の傑作集を編纂する試みが、しばしば行われている。

小説家・森博嗣は日々何を思い、考えているのか? 2017年7月からの毎日の仕事、遊び、思考の詳細。

“雌ライオン”こと名探偵・生野エルザと猛獣使いの助手・川島美伽のもとには日夜、風変わりな依頼が舞い込む。

ショッピングサイト《ほしがり堂》を経営する深町ユリオは、筋金入りのマニアックなコレクター。

〈王国〉周辺の海域を荒らし回る海賊連合〈南十字星〉の首魁アルバート・リスターが、海賊退治で勇名を馳せる海軍提督バロウズ卿を誘拐した。

香港。

恋する図書館は、丘の上のおしゃれなスポット。庭に燕の像があり、そこで運命の恋と出会えるという恋伝説が話題になっている。

徳川綱吉の治世下、川越藩の領内では、牛馬のための飼料や堆肥のための草を採取する秣場(まぐさば)での、農民同士の諍いが何十年も絶えなかった。

祐子の母は、父を裏切って家出をした。それを苦にして、父は自殺してしまう。

感じる、圧倒的ノスタルジー――。 手探りでも懸命に未来を探した、「あの頃」が蘇る! 1981年、札幌。

大学二年生の五月。二十歳の誕生日の記念に、清貴と葵は“九州・超豪華寝台列車の旅”に行くことになった。

昼寝とデートに明け暮れながらも、なぜか依頼人を 次々と満足させる凄腕の復讐屋、成海慶介。

将軍徳川吉宗に直々に命じられて道中奉行副役となった水城聡四郎。

大企業の過重労働を特別捜査する東京労働局「カトク」班の城木忠司は、今日も働く人びとのために奮闘する!ブラック住宅メーカー、巨大広告代理店、IT系企業に蔓延する長時間労働やパワハラ体質。

小藤次は、久慈屋昌右衛門との伊勢道中で知り合った三吉と再会したが、彼は酒飲みで乱暴者の父親のもとで苦労していた。

英国で大人気のロングセラーシリーズ第10弾！ アガサが苦しまぎれに描いた探偵小説が現実のものになり、大ピンチに!? アガサは愛しい人への未練を断ち切るため、やけくそで地図の上にピンを刺し、適当に引っ越し先を決めた。

「耳なし芳一の話」「むじな」「ろくろ首」「雪女」…。

ある事件をきっかけに、捜査一課から交通警察に左遷された雲母晋。

密輸された蝶の蛹は、猛毒を持つ蝶が擬態したものだった。

極北の警官「アリ=ソウル」シリーズ第2弾 アイスランド最北の小さな町・シグルフィヨルズル。

この熱量はすべての読者を圧倒する。 衝撃の松本清張賞受賞作。

イザベル・B・マイヤーズの第二長編"Give me Death"が原書刊行から84年の時を経て遂に邦訳!

政財界の重鎮が相次いで狙撃された。

私を誘拐したあの人に、もう一度だけ会いたい。色鮮やかな青春ミステリ。

うちの家族、なんか嫌。推理愛がハンパない。

2018年上半期最大の衝撃と感動 骨格標本が発掘されたことを報じる地元紙の小さな記事を見つけた家具職人・豊は、数十年前の小学生時代、仲間数人で山中に骨格標本を埋めたことを思い出す。

――生者と死者。彼の目はその繋がりを断つためにある。

恋愛小説の名手が送る新時代の青春サッカー小説、開幕! 私立赤羽高等学校サッカー部『レッドスワン』。

夜になると棺から出てさまよい歩くミイラ。

ポルノ小説のゴーストライター、エド・トップリスの苦悩は、締切が近づいてもまったく書けないこと。

ここは女たちの地上の楽園?! シングルだけど、〝一人〟じゃない。

建物に憑く哀しき霊を鎮魂する男・仙龍 VS. トンネルに巣食う『黒の犬神』 犬神の呪いから春菜の命を守れ! 死体は全身噛み痕だらけだった。

嵐の晩、別荘に逃げ込んできた男女。その女の虜(とりこ)になったクライヴ。

【第２９回　山本周五郎賞受賞作】 善意は、悪意より恐ろしい。

新天地から始まる果てしなき道へ。 「馬賊の歌」も高らかに、日本を飛び出した少年二人、妙齢の美男美女は駆け落ちか。

内戦から十年、ラバルタでの魔導士への迫害は増すばかりだ。そんなある日一人の魔導士が奇妙なことに気づいた。

巨大ロボット・テーミスを中核とした国連地球防衛隊の創設から九年。

人類はなすすべもなく滅亡の淵に追いやられた。