三毛猫ホームズの傾向と対策
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自分が猫好きという事で、現代ファンタジーミステリー小説として令和の今、 ほぼ初見で三毛猫ホームズシリーズを読み始めました。(ちなみにシャーロックホームズ正典は読破済)。 たまたま家にあったのでこちらの作品から。 おそらくレギュラーメンバーと思われるキャラクター達にはとても魅力があり、読みやすく面白かったです。 ボリュームもちょうど良い。何よりホームズちゃんが可愛い。 ただ連続殺人というけっこうな大事件なのに、事件を通して警察組織全体としての動きが全く見えず、 登場人物が複数人しか動いていないような描写はちょっと物足りなかったです(まるで諮問探偵のよう。ホームズだけに)。 捜査に一般人(と猫)を普通に参加させたり、事情聴取を受けている側も普通にそれを受け入れているのはまぁ…ファンタジーとしてヨシかなとは思います。 以下ちょっとネタバレあり。気になった点です。 ・最初の殺人の真犯人が意外すぎて、そっから出てくる?何か伏線あったっけ?(自分が読み逃してるだけかな?) ・複数男女が一線を超える描写が何度もあり、それ必要?みたいなシーンが散見。 ほぼ全て女性からのアプローチによるものですが、一部打算的なものがあるのはミステリーだから納得とはいえ、 さすがに未成年の女の子が初対面の初老の男性を距離感ゼロで妙に小慣れた感じで誘い、いちなり一夜を共にするのは違和感、というか率直に気持ち悪かったです。 浮世離れした男性はともかくしっかりものの家政婦がなぜ女の子を警察に保護させなかった…かは最後まで読むと事情はわかるかもですが、 このカップルに関しては年齢差の問題ではなく、初老男性はキャラクターとして立っていて好感度も高かったので、もうちょっと段階を踏んで(作品内ではデートに留めるとか)微笑ましい恋愛をして欲しかったなと思いました。 あの生々しい描写は果たして必要だったのかな…と残念です。 とはいえファンタジーミステリーとして、トータルで面白かったので、また三毛猫ホームズの他作品もぜひ読みたいです。 とにかく飄々と事件のヒントを与えてくれるホームズが可愛い。好印象しかない。 実写は難しいかもしれませんが、アニメ化したらまたヒットするんじゃないかな、と思いました。 | ||||
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初めて赤川さんの作品を読んでの感想ですが,昔読んでいた本格推理小説と言われた作品などとは,毛色がぜんぜん違いますね。なんというか今時の軽い感じの読み物と受け取りました。この物語は登場人物も多くなく,ストーリーもそれほど複雑に絡み合っていないので読みやすいことは間違いないです。しかし,あれっと思うところもいくつかありました。例えば,犯罪捜査が登場人物の数人だけの世界で繰り広げられて警察組織としての対応とその書き込みがほとんどないこと。また,刑事の妹が探偵や警察まがいに捜査に加わるなど,通常ではあり得ないことなどです。人が一人そしてまた一人殺されていくのに,心にのしかかるものがない。なぜそうなるのか。それは犯罪のディテールというか設定,描写が大雑把な感じで,物足りないからではないでしょうか。赤川フアンは,そういう設定が好きなのでしょうが。わたくしが次も読むかと問われると,・・・・・です。 | ||||
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これまでとはすこし違うストーリー展開で内容を把握するのに時間がかかった。 犯人も的がはずれてしまい、ちょっと手間取った感があったけど、やっぱりこのシリーズは おもしろいの一言でした。 | ||||
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大学受験を受ける為に上京してきた温水さゆりは片山家に居候としてやってくる、そんな中でK大の教授が何者かに殺害される事態に…予備校に通い始めるさゆりにも危機が迫る。 さゆりの石津に対する描写で序盤辺りで今後どの様に発展するのかと思っていたのですが、はんば忘れ去られた感が否めません。 | ||||
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2人の受験生が東京に知人をたよって、それぞれ上京する。 温水さゆり 水田智子 同じ列車で東京駅につくはずだったのに、水田智子の姿がみえない。 温水さゆりは、晴美の家に。 水田智子は、誰かが入れ替わっているようだ。 晴美の兄の刑事が、大学の不正入試と関連する殺人事件の捜査にまきこまれていく。 壮大な不正入試の物語だが、社会派小説にならないところが赤川次郎らしい。 あくまでも人間の思いと人間関係と、会話から編み出されて行く。 結末はやや物悲しいが、前向きに生きようとする若者の姿を描くところが人間不信に陥らないような予防策なのかもしれない。 | ||||
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