(短編集)
三毛猫ホームズのクリスマス
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表題作が一番おもしろかったです。 事件の謎を被害者に訊きたくとも、当然、死者は語らず、問いかける片山が印象的でした。 ちょっと落ち込んでいる片山を慰めるホームズが可愛くて面白い。 田舎の全寮制の女子高という閉鎖的世界の人間関係が、いかにもミステリーめいて良かったです。 | ||||
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三毛猫ホームズシリーズは長編・短編含めほとんど全部読んでいる私ですが、その中でこの「三毛猫ホームズのクリスマス」が私の中でNo.1です! 推理やトリックなどではなく、私はこの話の雰囲気が一番好きです。 | ||||
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ほんとはクリスマスが近づいた頃に読めればもっとよかったけど、 なんとなく待ちきれずにあっという間に読み終えてしまいました。 まだまだたくさん作品があるので頑張って読み続けたいと思います。 | ||||
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三毛猫ホームズの飛び石連休、子守唄、離婚相談、通勤地獄そしてクリスマスの短編集が収録されています。 クリスマス時に片山は知り合いから寮の管理人を任されるとそこは女子しかいない学生寮であった。女性恐怖症である片山には居辛い場所にて依頼主の久保が倒れていた。また、結婚する予定だった女性の相手が久保であったことも発覚し…一体どうなるのか? | ||||
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女子寮を舞台にしている三毛猫ホームズの物語。 主人公の片山刑事は、女性恐怖症という説明があるが、 物語を読む限り、単なる苦手なだけだと思われる。 毎回殺人があるが、暗い話にならないのは、片山刑事の描写の薄っぺらさと、 三毛猫ホームズの活躍と片山刑事の妹の晴美さんの明るさによるものだと思われる。 | ||||
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