(アンソロジー)

闇冥: 山岳ミステリ・アンソロジー



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

4.33pt ( 5max) / 3件

楽天平均点

3.86pt ( 5max) / 8件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []-
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2019年02月
分類

アンソロジー

閲覧回数1,744回
お気に入りにされた回数1
読書済みに登録された回数0

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

闇冥 山岳ミステリ・アンソロジー (ヤマケイ文庫)

2019年02月23日 闇冥 山岳ミステリ・アンソロジー (ヤマケイ文庫)

登山者の闇を松本清張、新田次郎、加藤薫、森村誠一が描き出す。 ノワールの名手、馳 星周が選んだ傑作山岳ミステリーアンソロジー。 松本清張『遭難』(初出1958年) 社会派ミステリーの大家・松本清張の山岳小説。「岳人に悪人はいない」と聞いた清張が、その公式的な言葉の陰に個の悪がひそんでいるのではないかと考え執筆した意欲作。 新田次郎『錆びたピッケル』(初出1962年) マッターホルンで滑落死した友人の墓前に供えられていた首が欠け落ちたピッケル。ラスト1行から広がる茫漠な心理。 加藤 薫『遭難』(初出1969年) 直木賞候補作。自らの過去の遭難をもとに小説化し話題。山岳パーティの遭難時における暗い心理のあわい。 森村誠一『垂直の陥穽』(初出1971年) 1960年に発生した谷川岳宙吊り遺体収容遭難を参考に描かれた作品。過酷な状況での犯罪者の心理描写は著者ならではの読み応え。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

闇冥: 山岳ミステリ・アンソロジーの総合評価:8.67/10点レビュー 3件。-ランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3:
(3pt)

まぁまぁっすかねぇ。

アンソロジー登山モンですわ。

まぁ、オモロいのんもあれば、そこそこのモンもありで…。
闇冥 山岳ミステリ・アンソロジー (ヤマケイ文庫)Amazon書評・レビュー:闇冥 山岳ミステリ・アンソロジー (ヤマケイ文庫)より
4635048594
No.2:
(5pt)

ゾクゾクする物語たち

短編~中編の山岳小説が4作収録されています。

1作目は、松本清張氏の『遭難』です。
職場の同僚3人によるグループ登山で、無謀な行動をとった1人が命を落としてしまいます。
残された2人のうちの1人が、ことの顛末を記した手記を山岳誌に投稿して……。
というストーリーです。

ネタバレになりますので詳細は控えますが、胸にチクチクと刺さる、ヒリヒリとした展開の小説です。
読ませる文章で、先の展開が気になってしょうがありませんでした。
物語の終わり方もよく、登山者の闇を描くという目的を見事に達しています。
素晴らしい作品ですが、実際には考えられないような点もあり、ややリアリティに欠けるのが玉に瑕です。

2作目は、新田次郎氏の『錆びたピッケル』です。
海外の雪山登山で山仲間が命を落としたのは、錆びたピッケルを使ったせいだということに気がついた主人公が、探偵さながらに謎を追究していきます。
死亡した山仲間とその周りの人物との間には、1人の女性を巡って様々な感情が交錯していた……。
というストーリーです。
山の描写はそれほど多くなく、人間ドラマの方に重点が置かれています。
私は、登場する女性の言動に共感できず、「なんなんだこの人は」と思うことが多々ありました。笑
そのせいか、物語としてもイマイチかなあという印象です。

3作目は、加藤薫氏の『遭難』です。
大学の山岳部員6名で登山中、悪天候により4名が命を落とします。
生き残った隊長は、同じく生き残った新人女性部員に責任を追及されて……。
というストーリーです。
登山中の描写、人間関係の描写ともにリアリティがあります。インターネットで調べたところによると、著者の実体験をもとにしているようで、リアリティがあるのもうなずけます。
私も、人を山登りに連れていくことがあります(易しい山ばかりですが)。
そうしたときに、もし同行者の身になにかあったら ということをじっくりと考えてしまいました。

最後は、森村誠一さんの『垂直の陥穽』です。
かつて山で罪を犯した男は、自分の息子が大学の山岳部に入部すると聞き、強く反対します。しかし息子は親の反対を聞き入れず、山岳部に入部し、相棒と様々な岩壁に挑戦するようになり……。
というストーリーです。

非常にヒリヒリする展開の物語です。
現実にはあり得ない話でしょうが、読み物としては素晴らしいです。

-------------------------
4作品ともそれぞれに面白い物語です。
登山者の闇を描いているものであり、非常に重い気持ちになるものばかりですが、読後に「山に登ろう」と思えてしまうのが不思議です。
闇冥 山岳ミステリ・アンソロジー (ヤマケイ文庫)Amazon書評・レビュー:闇冥 山岳ミステリ・アンソロジー (ヤマケイ文庫)より
4635048594
No.1:
(5pt)

面白い!

短編小説で読みやすい
山好きには、どうなるのかと、最後まで、ドキドキする話ばかり
闇冥 山岳ミステリ・アンソロジー (ヤマケイ文庫)Amazon書評・レビュー:闇冥 山岳ミステリ・アンソロジー (ヤマケイ文庫)より
4635048594



その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク