(短編集)

生還 山岳捜査官・釜谷亮二



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

6.00pt (10max) / 2件

Amazon平均点

3.38pt ( 5max) / 8件

楽天平均点

3.00pt ( 5max) / 4件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []D
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2011年08月
分類

短編集

閲覧回数1,262回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数2

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

生還 山岳捜査官・釜谷亮二 (ヤマケイ文庫)

2011年08月19日 生還 山岳捜査官・釜谷亮二 (ヤマケイ文庫)

いったい、あの山で何があったのか。『聖域』に続く大倉崇裕の山岳ミステリー、ついに文庫化。 山で不審な遺体が見つかったとき、あの男が呼び出される。 山岳遭難救助隊特別捜査係・釜谷亮二。 山岳捜査官とは、いわば「山の鑑識係」である。遭難救助隊が不審な点のある遺体を山で発見したときに登場し、残された微細な証拠や聞き込みから、彼らはその死の真実を突き止める。 四月中旬、北アルプス黒門岳で見つかった女性の遺体。彼女は、右手に握りしめた折りたたみナイフで、黄色のダウンジャケットを雪面に刺し貫いた状態で死んでいた。彼女の死の真相、そしてダウンジャケットのもつ意味とは。(第一話『生還』) 『山と溪谷』連載時から話題を読んだ山岳短編ミステリーが待望の文庫化!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

生還 山岳捜査官・釜谷亮二の総合評価:6.75/10点レビュー 8件。Dランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8:
(4pt)

登攀の描写が素晴らしい!

作家自身が登山家で、山や登攀の描写が抜きん出ています。
一つ注文をつけるとしたら、結末をもう少し、明るい終わり方にしてほしいです。
生還 山岳捜査官・釜谷亮二 (ヤマケイ文庫)Amazon書評・レビュー:生還 山岳捜査官・釜谷亮二 (ヤマケイ文庫)より
4635047342
No.7:
(4pt)

事故か、殺人か.....謎解きミステリー

森村誠一の山岳ミステリーが好きで、本書を手に取りました。
暗い憎しみ、切羽詰まった迫力やスリルは少なく、すでに起きた事件が事故か殺人か、謎を捜査する形でした。
山の風景や登山の様子などが満載で、楽しめました。
ピークの名前、小屋の名前などの位置関係が、地図もついていて、わかりやすかったです。
生還 山岳捜査官・釜谷亮二 (ヤマケイ文庫)Amazon書評・レビュー:生還 山岳捜査官・釜谷亮二 (ヤマケイ文庫)より
4635047342
No.6:
(4pt)

満足

満足しています
生還 山岳捜査官・釜谷亮二 (ヤマケイ文庫)Amazon書評・レビュー:生還 山岳捜査官・釜谷亮二 (ヤマケイ文庫)より
4635047342
No.5:
(4pt)

短編集

2008年に出た単行本の文庫化。
 「生還」「誤解」「捜索」「英雄」の4話が収められている。長野県警の山岳救助隊を描いたミステリ。
 わずかな手がかりから遭難者を見つけたり、不可解な「事故」の真相に迫ったり、遭難者の残したメッセージを読みといたり。ミステリと山岳小説が融合しており、どちらも好きなひとにはたまらないだろう。
 しかし、警察ものを書くときは、かならず内部での対立のシーンをもりこまないといけないのかね。
生還 山岳捜査官・釜谷亮二 (ヤマケイ文庫)Amazon書評・レビュー:生還 山岳捜査官・釜谷亮二 (ヤマケイ文庫)より
4635047342
No.4:
(3pt)

ミステリ―要素は弱いが、山岳描写は十分に楽しめる

長野県山岳遭難救助隊の釜谷と原田がコンビを組んで、山での不審な事故や遭難を調査する中短編4作品。
二人が調査をしていく過程で、事故当時にどのようなことが起こったのか、被害者や犯人の隠された意思は何だったのかが解明されていく話。ミステリ―要素は弱いが、山岳描写は十分に楽しめた。
なお、作品中で舞台となっている山は、すべて架空の山。

「生還」
黒門岳と黒門小屋の間の斜面で滑落死した女性登山者。関係者に聞き取り調査を行うととともに、黄色のダウンジャケット、4本が結び合わされた靴紐、煙草の吸い殻、写真のフィルムケースなどの遺留物から、事故当時の状況を推理し、女性登山者が伝えようとしたことが明かされる。

「誤解」
奥千岳小屋の管理人がポンプの点検から戻らないので、たまたま小屋に到着した釜谷と原田が様子を見に行ったところ、落石を受けて倒れており、救助。離れた場所に血の跡があること、トランシーバーに蹴った跡があること、管理人の爪の間に青色の登山靴の紐と見られる繊維片が残っていたことなどから、釜谷と原田は偶然の事故ではなく、故意によるものとの疑いを持ち、小屋番2人と宿泊客2人に聞き取り調査を行う。それぞれの証言などから、事件当日の出来事が時系列に組み立てられ、証言の中の矛盾を見抜き、釜谷は真相に達する。

「捜索」
下山しない登山者の捜索願が提出され、現地の警察の講習会に講師として招かれた釜谷たちも捜索に協力することに。当日の足取りを探っているうちに、自殺の疑いがあることがわかり、現地捜索救助隊の責任者と釜谷は、捜索範囲について意見が衝突する。捜索が難航し、天候悪化でヘリの飛行が困難になる中で、釜谷がヘリの再飛行を要請した真意とは。

「英雄」
七冬岳の斜面で雪に埋もれて発見された男性の遺体。雨具のポケットから見つかったレシートから身許を割り当て、被害者の身辺を洗うと、過去の「奇跡の生還」事件との関連が疑われるようになる。その当事者に聞き取りを重ね、真相が明らかになる。この真相は意外なトリックが使われていて、なかなか面白いが、他のレビュワーの方も書かれているとおり、作品中での釜谷の発言には矛盾している箇所がある。
生還 山岳捜査官・釜谷亮二 (ヤマケイ文庫)Amazon書評・レビュー:生還 山岳捜査官・釜谷亮二 (ヤマケイ文庫)より
4635047342



その他、Amazon書評・レビューが 8件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク