丑三つ時から夜明けまで
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2005年に出た単行本の文庫化。 『創元推理』と『ジャーロ』に1998-2004年前後に掲載された5つの短編を1冊にまとめたもの。かなり加筆修正され、全体としてひとつのストーリーにまとめあげられている。 幽霊の存在が確認され、その犯罪を捜査する特別班が警察内にもあるという世界での推理小説だ。ただし、幽霊による犯罪とはいっても、きちんとミステリの作法にのっとっているので、安心して読める。 特別班の個性的なメンバーが楽しい。いかにもな霊能力者たちが次々と登場する。 幽霊の犯罪と、生きている人間の犯罪の混ぜ具合がミソ。 しかし、正直言ってあまり優れた作品ではないと思う。ずっと文庫されることがなかったのも納得。 | ||||
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幽霊の存在が確認され、静岡県警に幽霊専門の部署 捜査五課 が試験運用された時代を舞台とした短編集。 捜査五課による捜査&五課七種警部補による推理 捜査一課米田警部補による推理 どちらも外れて捜査が行き詰った後、捜査一課の「私」が真相に辿り着くという、なかなか凝ったパターンが基本。 1篇だけ、「私」と米山が雪の山中の山小屋に7人で閉じ込められ、誰かに憑依するという霊と戦うという、『そして誰もいなくなった』風のクローズドサークル密室サスペンスもあって、それも良かった。 同じ事件について、幽霊も絡めて3種類の説明ができる(当然2つは間違いですが)のが面白いところです。 捜査五課の面々もコスプレしてて面白いですね。意外と活躍場面は少なかったのでしたが。 五課の面々が活躍する続編に期待、と思ってたら、もう続編は出てないのでしょうか。本書収録作品が書かれたのは10年ほど前というし。 霊が絡んだり説明を3種類考えたりと、制約があって難しい作品だから。大変な割に、ネット上のレビューを拝読すると、いまいちの評価が目立ったり。皆さんよく読んで辛口ですね。ミステリーも読みすぎるとすれっからしになっていくんですね。私は絶対的な読書量が少ないので、何を読んでも面白く感じられます。 しかし語り手の「私」の姓名はとうとう最後まで出てきませんでした。 作品中も「お前」とか「おい」とか呼ばれて名前で呼んでもらえないとは。(ネット上のレビューでも語り手の姓名の謎に触れたのは見つけられなかった。) 本作品では五課の連中始め、加害者や被害者に変わった姓名の方が多かったので、明らかになっていない「私」の本名も、変わった姓名が設定されていたのかもしれません。 「最後の事件」で一連の作品は終わりということですが、実は初出は2番目に古く、「栗端家の犬」を大幅に加筆訂正したということです。 静岡県警幽霊捜査課シリーズ愛読者としては、この幻の作品を初出形と完成形と読み比べてみたくありませんか? | ||||
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落語のオチのような終わり方のミステリー。 おもしろかったです。 | ||||
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大倉さんの作品の中では 駄作に入ってしまう本です。 ただ,完読をめざして 読んだだけって感じ。 | ||||
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偶然なのだが、警察幽霊ものを続けてよむことになった。幽霊を見る、会話ができる、とういうのも特殊能力と考えると、この特殊能力ものが随分増えた、というか「警察組織内にいる」という点がこれまでと若干違う。 幽霊に犯人をきけたなら、どんなにいいか、とは思うが、この点が逆に工夫のしどころか。 | ||||
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