(短編集)
白戸修の狼狽
- 白戸修シリーズ (3)
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2010年に出た単行本の文庫化。 シリーズの第2弾である。「ウォールアート」「ベストスタッフ」「タップ」「ラリー」「オリキ」の5話が収められている。 落書き、コンサート会場の設営、盗聴、スタンプラリーと、いろいろなネタが仕込まれている。いずれも特殊な世界のことで、それ自体が興味深い。もちろんミステリとしても工夫があり、ぐいぐいひきこまれる。 主人公の造形もいい。 素敵なシリーズだ。 | ||||
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10年04月の単行本の文庫化でシリーズの2作目.ちょっと長めの五編を収めた連作集です. 巻き込まれ体質の白戸くんが,東京の中野を中心に活躍(?)するライトミステリで, お人好しで憎めない人柄で周りに振り回されつつも,わずかなきっかけから事件を解決, その後もホッとさせるやり取りでの幕引きなど,流れはおおよそパターン化されています. ただ,その巻き込まれ型の主人公と話運びだけに,『受け身』的な読み方になりがちで, 伏線や会話の節々からヒントを見つけ出し,彼と同じように推理をしていく作品ではなく, イヤだと逃げる白戸くんを,「お気の毒に」と思いながら見守る感覚に近いかもしれません. あとは,著者の別の作品からのゲスト出演があり,そちらを知っているとニヤリとできるかも. このほか,前巻では学生だった彼が社会人となり,はじまりの編ではその様子が語られ, 仕事の流れから事件に…という編があったり,衣装でスーツを持ち出すなどはあるものの, 全体的には,社会人になったことがあまり作品の中に生きてなかったような印象を受けます. また,周りに比べ彼自身は平凡な青年で,話にも大きな起伏があるタイプではないため, 良くも悪くもマンネリな展開は,読み進めるうちに少し退屈してしまうかもしれませんし, 『ハートウォーミングなミステリー』と謳った割には,事件が結構ドロドロしているのも…. | ||||
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10年04月の単行本の文庫化でシリーズの2作目.ちょっと長めの五編を収めた連作集です. 巻き込まれ体質の白戸くんが,東京の中野を中心に活躍(?)するライトミステリで, お人好しで憎めない人柄で周りに振り回されつつも,わずかなきっかけから事件を解決, その後もホッとさせるやり取りでの幕引きなど,流れはおおよそパターン化されています. ただ,その巻き込まれ型の主人公と話運びだけに,『受け身』的な読み方になりがちで, 伏線や会話の節々からヒントを見つけ出し,彼と同じように推理をしていく作品ではなく, イヤだと逃げる白戸くんを,「お気の毒に」と思いながら見守る感覚に近いかもしれません. あとは,著者の別の作品からのゲスト出演があり,そちらを知っているとニヤリとできるかも. このほか,前巻では学生だった彼が社会人となり,はじまりの編ではその様子が語られ, 仕事の流れから事件に…という編があったり,衣装でスーツを持ち出すなどはあるものの, 全体的には,社会人になったことがあまり作品の中に生きてなかったような印象を受けます. また,周りに比べ彼自身は平凡な青年で,話にも大きな起伏があるタイプではないため, 良くも悪くもマンネリな展開は,読み進めるうちに少し退屈してしまうかもしれませんし, 『ハートウォーミングなミステリー』と謳った割には,事件が結構ドロドロしているのも…. | ||||
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無類のお人好し、白戸修が次々事件に巻き込まれる第二シリーズ。仕事関係で事件に巻き込まれるのも悲惨だが、仕事の休日に学生時代の友人に頼まれていったアルバイト先でも、その時に悪くした腰の治療に行く途中でも、とにかく事件に巻き込まれる。しかも、場所は必ず東京・中野で。主人公のお人好しぶりと、ラストの「救い」のため、後味がとてもよい。映像化するなら、伊藤淳史さんに演じて欲しい。 | ||||
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無類のお人好し、白戸修が次々事件に巻き込まれる第二シリーズ。 仕事関係で事件に巻き込まれるのも悲惨だが、仕事の休日に学生時代の友人に頼まれていったアルバイト先でも、その時に悪くした腰の治療に行く途中でも、とにかく事件に巻き込まれる。しかも、場所は必ず東京・中野で。 主人公のお人好しぶりと、ラストの「救い」のため、後味がとてもよい。 映像化するなら、伊藤淳史さんに演じて欲しい。 | ||||
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