無法地帯―幻の?を捜せ!



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    初公開日(参考)2003年11月
    分類

    長編小説

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    無法地帯―幻の?を捜せ! (双葉文庫)

    2007年01月01日 無法地帯―幻の?を捜せ! (双葉文庫)

    空前の「食玩」ブームにより、400万円のプレミアがついたレアグッズをめぐる争奪戦が勃発。怪獣大好きのヤクザ、食玩コレクターの私立探偵、モラルゼロのオタク青年―。幻の?を奪い合う、仁義なき戦い。勝者は誰だ!オタク道38年の著者がおくる、情熱のオタクミステリー。(「BOOK」データベースより)




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    無法地帯―幻の?を捜せ!の総合評価:9.14/10点レビュー 7件。Cランク


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    No.7:
    (5pt)

    「オタク」の気持ちは皆同じ!

    物語の世界観と人物設定が抜群に面白い!
    誰しもが何かの「オタク」である今は誰が読んでも主人公に感情移入できるのでは?
    無法地帯―幻の?を捜せ!Amazon書評・レビュー:無法地帯―幻の?を捜せ!より
    4575234842
    No.6:
    (4pt)

    オタクの大暴走劇が楽しい!

    幻のプラモデルを求めて、暴走するやくざと貧乏探偵の大レースです。
    ふたりともガシャポンや食玩のマニアなうえ、出てくる人物もほとんどがコレクターで、コレクションを壊すぞ、とか、火をつけるぞとか脅すだけで、半泣きになって情報を吐いてしまいます。やくざが小銭でガシャポンをちまちまと買い、フルコンブを目指す姿なども、たまらないおかしさです。

    しかしこのプラモデルはふたりとも、自分のコレクションのためではなく、人から頼まれた、絶対に他人にはわたせないアイテム。

     ふたりの行動には、オタク業界の常識がやくざの論理のように堂々とまかりとおっていて、迫力があります。扱われているものが「黄金のメドン」や「クリアグリーンのカブトーン」でなくて、何カラットの幻のダイヤとか、金ののべ棒とか、ものすごく重要な遺言書だったら、このうえなくシリアスなヴァイオレンス小説になるところですが、ブツがそれであるだけに、当人たちのキレかたや血なまぐささが異様な感じで、すっかりコメディの領域にスライドしています。

    しかし最後のほうでは意外な真相があきらかになり、依頼人たちの真の動機が・・・。ちょっとせつないミステリでもあったことをここで知らされます。

    そしてラストの種明かしふくめて、暴力的な主人公ふたりの中の「少年の心」も折りにふれて語られています。
    つまるところは日常を蹴散らす怪獣の勇姿をそのまま抱いて大人になったのが、彼らなんだなと。
    男しか出てこない殺伐としたドラマ運びではありますが、何かぽっかりと青空がのぞくような読後感がありました。

    温厚な落語ミステリの著者の、実は内に秘めた過激なオタク魂を垣間見ることができた快作です。
    無法地帯―幻の?を捜せ!Amazon書評・レビュー:無法地帯―幻の?を捜せ!より
    4575234842
    No.5:
    (5pt)

    楽しい時間をありがとう

    これはいい!
    とにかく、理屈抜きで面白い。
    話の展開はスピーディーだし、主要人物たちも精神的、肉体的にタフで格好いい。
    ただし、やつら少々強すぎるかな。
    著者のこの方面の作品は、「ツール&ストール」なんかもそうだが、実に良い。

    ストーリーの骨子は稀少フィギュアをめぐる男たちの駆け引き。
    この、マニアのフィギュアに対する愛着、というのが理解できるかどうかで、本作を楽しめるかどうかが分かれる。
    ちなみに、私はとっても楽しかった。
    女性にフィギュアのマニアがいないって訳じゃないけど、この手の話はやっぱり男の世界だ。

    惜しいのは、特定の人物に感情移入しにくい、ってことかな。
    ん?ヲタクに感情移入?
    それって自分もヲタクってことジャン!(バレバレか)
    無法地帯―幻の?を捜せ!Amazon書評・レビュー:無法地帯―幻の?を捜せ!より
    4575234842
    No.4:
    (5pt)

    ダイスキ。

    あたしにはサイコーの本。

    同僚のIさんにも勧めよう。きっと喜ぶはず。
    タイトルから想像される陰惨なストーリーかと思いきや。

    情けない部下をひきつれた屈強な元・ヤクザに、
    腕はたつがビンボーな探偵。
    二人の共通点は・・そう、オタク。
    しかもフィギュアや食玩の。

    くくく。

    この設定がたまらない!わかんない人にはわかんないよねー。

    フルコンプとコンプの違い。大人買い。
    食玩の大きさから重さを予想して箱を振って購入。
    レアだのダブりだの。

    正確にはあたしは食玩もフィギュアもそこまでは好きじゃない。
    でも、なんかにハマる楽しさはワカルワカルよ、楽しいー!

    しかもそれだけじゃない。
    途中から急に転調し、死体が転がる。
    そうして彼らを追いかける、ヤクザだのチンピラだのとのやりあいが
    豪快にスピーディーに加速する。すごいなもう。

    あたしは大好き!このB級感がたまんない!
    もう誰か、映画にして?!

    ・・・でも、これ、収集したこと一回もない!って人には、ここまでは楽しめないかも。

    あたしにはサイコー。
    誰にでも勧められるモンじゃないけど、ねっ。
    無法地帯―幻の?を捜せ!Amazon書評・レビュー:無法地帯―幻の?を捜せ!より
    4575234842
    No.3:
    (4pt)

    オタクと暴力

    2003年に出た単行本の文庫化。
     プラモデル、食玩、怪獣などのオタクの世界と、ヤクザや私立探偵の暴力的な世界を融合させた異色の作品。
     どちらの世界についても詳しく迫真性を持って描かれており、しかもそれが混ざり合うことで異様な迫力が生み出されている。話の展開にもスピード感があり、食い入るように読んでしまった。
     あまりに暴力的なので、そういうのが苦手な人は避けるべき。
     また、勢いで読んでしまったが、あとから考えると色々な欠点が浮かび上がってくる。
    無法地帯―幻の?を捜せ!Amazon書評・レビュー:無法地帯―幻の?を捜せ!より
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