(短編集)
問題物件
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全1件 1~1 1/1ページ
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超人的な身体能力と名探偵としての頭脳を持った犬頭という謎の男が魅力的でした(正体を明示しないまま終わるのもよかった)。ミステリの部分ももちろん堪能できました。それにしてもここまで力技で解決してしまう探偵も珍しい | ||||
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そんなアホなと思うくらい 非現実的ですが、夜寝る前に読む本としてはお勧めです。スカッと解決してモヤモヤを残さないので心地良く眠りにつけますよ。 | ||||
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もうどんな話だったか覚えていない。また、読み返すとするか。年取った。 | ||||
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2013年に出た単行本の文庫化。 主人公は不動産会社のOL。ちょっと特殊な任務に就いており、さらにそこに管理物件に関する無理難題が襲いかかってくるという設定だ。 全5話が収められているのだが、賃借人の居座り、借り手が次々に死ぬ部屋、ゴミ屋敷、ポルターガイストの出る部屋など、いずれも大変だ。それらを、謎の力をもつ男とともに解決していく。 ちゃんとミステリになっていておもしろい。 こんな切り口で「謎」をつくることができるのかと、新鮮な驚きを与えてくれた。 | ||||
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「俺は犬だ!」と本人(犬?)が声高に主張してしまっているところがある意味潔いです。 その驚くべき超人離れした能力の所以も「そもそも何故犬が人なの?」という当然沸き起こるであろう疑問も全く切り捨てられたまま話は進んでいきます。 この犬頭光太郎を受け入れられるか受け入れられないかでかなり好みが分かれると思います。 とにかく万能に描かれていて向かうところ敵なしの怪力超人的能力の持ち主です。おかしな掛け声でスマホのロックも解除できてしまったりもします。 最初に登場する女性恵美子が探偵役かと思いきや彼女はただ犬頭のまわりをウロウロオロオロするばかりでワトソン役でさえありません。 たださすがに「福家警部補シリーズ」を書かれていらっしゃる作家さんだけあって謎もその解決に至る推理もきちんと筋が通って納得できるものばかりです。 とはいえ問題物件の部屋の謎を犬頭が一方的にスーパー解決するという手法が5編の短編全て同じであるというのが単調で面白みにかけるような気がします。短編集とはいえもう少し違った視点、手法など交えていられたり何かしら変化があったほうが読者としては楽しめたと思います。 | ||||
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不動産に関わるトラブル調査と対応のはずが,気がつけばそこに事件が…の連作五篇. まず,どうしても気になるのは探偵役の男であり,いわゆる謎の男として登場をし, 傍若無人な振る舞いとともに,圧倒的な腕力と超能力(?)を駆使して突き進む姿は, 『ユーモアミステリ』と謳われてはいますが,序盤は戸惑うことも多いかも知れません. ただ,ワトソン役の主人公と同じく,その正体に核心を得るあたりには慣れてきて, 荒唐無稽な存在ではありますが,お約束の掛け合いやテンポの良さで気軽に読めます. 反面,このあたりがうまく消化出来ないと,最後まで馴染むのは難しいように思います. また,真相やトリックに強引さはありますが,序盤にわかりやすい伏線で引き付け, それでいて予想通りにならならい真相やその裏側,その向こうへと広がっていく背景, そして,それらを裏付けるしっかりしたロジックと,ミステリとしても悪くありません. このほか,探偵のキャラクタのおかげで,どうしても勢い任せに映りがちですが, 短中篇ながら読者にも推理の余地を与える話運びや,パターン化しがちな構成の中, 各篇の解決や締めの部分を少しずつ変えてくるなど,細かな演出も見逃せないところ. 雑誌連載の作品によくある,各篇の冒頭に人物や設定の説明が入らないのも好印象で, 『問題物件あるところにこの男あり』と,キレイに幕が引かれるラストも良かったです. | ||||
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