(短編集)

問題物件



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
問題物件
問題物件
(違う表紙に投票したい場合もこちらから)

オスダメ平均点

6.00pt (10max) / 1件

5.80pt (10max) / 5件

Amazon平均点

3.38pt ( 5max) / 8件

楽天平均点

2.82pt ( 5max) / 13件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []D
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2013年08月
分類

短編集

閲覧回数1,905回
お気に入りにされた回数2
読書済みに登録された回数6

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

問題物件

2016年07月12日 問題物件

大島不動産販売に入社した若宮恵美子は、前社長の遺児で難病に苦しむ大島雅弘の世話係となるも、突然異動を命じられる。そこは現社長の高丸が、雅弘を追い落とそうと画策して新設した、クレーム対応専門部署だった。途方に暮れる恵美子の前に、探偵を名乗る男、犬頭光太郎が現れて…。次々押しつけられる難題を、破天荒に解決するユーモアミステリーの傑作!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

問題物件の総合評価:6.67/10点レビュー 9件。Dランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

問題物件の感想

超人的な身体能力と名探偵としての頭脳を持った犬頭という謎の男が魅力的でした(正体を明示しないまま終わるのもよかった)。ミステリの部分ももちろん堪能できました。それにしてもここまで力技で解決してしまう探偵も珍しい

水生
89I2I7TQ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8:
(5pt)

読みやすい

そんなアホなと思うくらい 非現実的ですが、夜寝る前に読む本としてはお勧めです。スカッと解決してモヤモヤを残さないので心地良く眠りにつけますよ。
問題物件Amazon書評・レビュー:問題物件より
4334773184
No.7:
(3pt)

覚えていない

もうどんな話だったか覚えていない。また、読み返すとするか。年取った。
問題物件Amazon書評・レビュー:問題物件より
4334773184
No.6:
(4pt)

不動産ミステリ

2013年に出た単行本の文庫化。
 主人公は不動産会社のOL。ちょっと特殊な任務に就いており、さらにそこに管理物件に関する無理難題が襲いかかってくるという設定だ。
 全5話が収められているのだが、賃借人の居座り、借り手が次々に死ぬ部屋、ゴミ屋敷、ポルターガイストの出る部屋など、いずれも大変だ。それらを、謎の力をもつ男とともに解決していく。
 ちゃんとミステリになっていておもしろい。
 こんな切り口で「謎」をつくることができるのかと、新鮮な驚きを与えてくれた。
問題物件Amazon書評・レビュー:問題物件より
4334773184
No.5:
(3pt)

好みが分かれそう

「俺は犬だ!」と本人(犬?)が声高に主張してしまっているところがある意味潔いです。
その驚くべき超人離れした能力の所以も「そもそも何故犬が人なの?」という当然沸き起こるであろう疑問も全く切り捨てられたまま話は進んでいきます。
この犬頭光太郎を受け入れられるか受け入れられないかでかなり好みが分かれると思います。
とにかく万能に描かれていて向かうところ敵なしの怪力超人的能力の持ち主です。おかしな掛け声でスマホのロックも解除できてしまったりもします。
最初に登場する女性恵美子が探偵役かと思いきや彼女はただ犬頭のまわりをウロウロオロオロするばかりでワトソン役でさえありません。
たださすがに「福家警部補シリーズ」を書かれていらっしゃる作家さんだけあって謎もその解決に至る推理もきちんと筋が通って納得できるものばかりです。
とはいえ問題物件の部屋の謎を犬頭が一方的にスーパー解決するという手法が5編の短編全て同じであるというのが単調で面白みにかけるような気がします。短編集とはいえもう少し違った視点、手法など交えていられたり何かしら変化があったほうが読者としては楽しめたと思います。
問題物件Amazon書評・レビュー:問題物件より
4334773184
No.4:
(3pt)

ドタバタの裏側にある丁寧な話運びやロジック

不動産に関わるトラブル調査と対応のはずが,気がつけばそこに事件が…の連作五篇.

まず,どうしても気になるのは探偵役の男であり,いわゆる謎の男として登場をし,
傍若無人な振る舞いとともに,圧倒的な腕力と超能力(?)を駆使して突き進む姿は,
『ユーモアミステリ』と謳われてはいますが,序盤は戸惑うことも多いかも知れません.

ただ,ワトソン役の主人公と同じく,その正体に核心を得るあたりには慣れてきて,
荒唐無稽な存在ではありますが,お約束の掛け合いやテンポの良さで気軽に読めます.
反面,このあたりがうまく消化出来ないと,最後まで馴染むのは難しいように思います.

また,真相やトリックに強引さはありますが,序盤にわかりやすい伏線で引き付け,
それでいて予想通りにならならい真相やその裏側,その向こうへと広がっていく背景,
そして,それらを裏付けるしっかりしたロジックと,ミステリとしても悪くありません.

このほか,探偵のキャラクタのおかげで,どうしても勢い任せに映りがちですが,
短中篇ながら読者にも推理の余地を与える話運びや,パターン化しがちな構成の中,
各篇の解決や締めの部分を少しずつ変えてくるなど,細かな演出も見逃せないところ.

雑誌連載の作品によくある,各篇の冒頭に人物や設定の説明が入らないのも好印象で,
『問題物件あるところにこの男あり』と,キレイに幕が引かれるラストも良かったです.
問題物件Amazon書評・レビュー:問題物件より
4334773184



その他、Amazon書評・レビューが 8件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク