警官倶楽部
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初版刊行(参考)
種別
長編
閲覧回数
1,554回
お気に入りにされた回数
1回
読書済み登録回数
3回
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あらすじ
外部リンク
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評判
警官倶楽部の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
警官倶楽部の総合評価:
8.00/10点 レビュー 5件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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冒頭、警官に扮したふたりは車を停止させ、どうもうさんくさい金を三〇〇万円強奪。実はこれをやくざの借金取り立ての返済にあてようという算段でしたが、たまり場になっている場所に、また別のオタク仲間が、子どもが誘拐されたから、それを身代金に使わせてくれ、と泣きついてきます。一転、被害者がわになってしまった彼らは、犯人の要求に応じるべく、その金を婦警マニアの女性にもたせ、盗聴器などを駆使しながらあとを追います。
刑事ドラマや警察ドラマにはまりこんだ男たち(女性ひとり)が、遊び心に満ちた蘊蓄を垂れながら、鑑識マニア、尾行マニア、弁護士なのに銃制作オタクなど、お互いに連携しつつ、本物以上の道具や知識でもって、この二つの事件、すなわち自分たちが金をとった悪徳新興宗教の組織および、誘拐と少額の身代金強奪を繰り返してきた集団の内情を突き止め、彼らを相手に戦うという話ですが、全体にほのぼのとした「ごっこ遊び」ならではの余裕が漂っており、彼らの熱い連帯感とともに気持ちよく読めます。
もちろんマニアならではのネタ自体も面白いですし、読後、何より感心したのは、現実の警察よりも、フィクションに描かれた警察がよほど魅力的なのだな、ということでした。主人公たちは最初警察官を目指したりするのですが、そのうちに本物以上に本物な警察オタクの世界のほうに魅力を感じて、そちらにのめりこんでしまう。
こうした男たちのちょっと滑稽で暖かな人間ドラマが読ませます。彼らの侠気?に打たれたのか、やくざのひとりも彼らのがわに半分寝返ってしまいます。これはぜひ続編も期待したいところ。