BLOOD ARM
- 地震 (26)
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「ホラー・アクション」という前提で読んだのだが、期待に反してホラー・アクションではない。そうではなくて「小説化された怪獣映画」だったのだ。しかも設定も緻密と言うほどのものではないし、描写も「真に迫る」ようなものとは言いがたい。したがって映像化されたのならば面白いのかも知れないのだが、そもそも小説なので、小説でしか不可能な要素を加味して欲しい。もちろんシリーズ化して俄然内容豊かになる、ということも考えられるのだが、シリーズ化の様子もなく、単体で読んだ場合にはかなりの期待外れであったことは否めない。 | ||||
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2015年に出た単行本の文庫化。新たに「怪獣チェイサー」がくわえられている。 驚愕の怪獣小説である。怪獣好きがここまで高じたか、と思うくらいに大倉さんの趣味が炸裂している。定番をおさえつつ、いろいろとひとひねりあるのが、またいい。 ただ、主人公の造形がどうにも……。 「怪獣チェイサー」も奇抜なアイデアだ。 | ||||
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表題『BLOOD ARM』と短編『怪獣チェイサー』の二作を収録。 『BLOOD ARM』がアニメの第一話のような物語なので、続けて『怪獣チェイサー』を読んだ時に、これが二話目なのかと思って混乱してしまった。 どちらも怪獣を扱っているが、世界観も登場人物も全く異なる作品ですね。 『BLOOD ARM』に出て来る怪獣は、パニック映画に出てくるようなモンスターと言った感じです。 一般人ながら特殊な力を持つ主人公が、怪獣と対怪獣組織の戦いに巻き込まれてしまうという物語です。 話は面白いと思ったのですが、『血液』というテーマは少し持て余しているように感じました。 『BLOOD ARM』が何なのかについては、ネタバレになるので書けませんが、なんか別に『血液』じゃなくても良いような気がしました。 敵怪獣(従来種)は、液体の流動音(人体ならば血液)に反応して襲って来るのですが、新種はその法則を無視して別の探知方法で襲って来ます。 この「血液の流動音に反応」の攻略方法に、『BLOOD ARM』が関連して来るかと思ったのですが、まったく関係ありませんでした。 また、新種が使用する謎の探知方法についても、最後まで明かされなかったです。 もっと敵の生態を分析して戦うのかと思って読んでいたので、力づくで倒した感じだったのは残念でした。 逆に短編の『怪獣チェイサー』はとても面白かったです。 こちらはウルトラマンに出てくるようなまさに怪獣って感じの怪獣で楽しいし、それに対抗する主人公の怪獣省の女役人と違法に怪獣に近づくマニアのコンビもカッコイイです。 おすすめですよ。 | ||||
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プロローグでの不穏な空気にはじまり,田舎町で起きる怪奇現象やそれに伴うウワサ話, そこから主人公が巻き込まれる数々のトラブルは,その得体の知れなさもさることながら, 暗闇という舞台がより一層に恐怖をあおり立て,逃げる彼とは裏腹に奥を覗きたくなります. また,謎の生命体が現れ,山中を駆けずり回るサバイバル戦になだれ込んでいく流れは, かなりのアップテンポで,雑に映る部分もありますが,それが混乱を表してもいるようで, 帯にて謳われる,『ノンストップのホラー・アクション』として,うまく作用をしています. ただ,話が膨らみすぎた感があり,施設からのレーザ攻撃にロボット兵器までが登場, そこからは怪獣相手のロボットバトルになりますが,前半の不気味さが良かっただけに, 「これじゃない」感は否めず,予想外というよりは期待外れに終わってしまった印象です. なお,文庫化にあたり,15年03月の『怪獣文藝の逆襲』より『怪獣チェイサー』を収録. こちらも怪獣が存在する世界で,その殲滅にあたる国家公務員の女性が中心となりますが, 『当たり前』の中での仕事の風景や,公私での意識の揺れが描かれているように映りました. | ||||
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ともかくこの本は、表紙のデザインが完全に間違っている。 なんだこの不気味な地割れと稲妻の絵は? ここはどう考えたって、ぴっちりスーツのお姉さん&怪獣と闘う巨大ロボのイラストだろうが! もっと内容を紹介したければ、鼻血を出している間抜け面の主人公や「シシシシ」と笑う老害ジジイを描き加えたっていい。 この表紙を見て本を買っちゃった人は、絶対に納得しないと思う。 怪獣とSFコメディの大好きな人にはお勧め。 私は楽しめた。 | ||||
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