狼は瞑らない



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

9.00pt (10max) / 2件

8.20pt (10max) / 5件

Amazon平均点

4.42pt ( 5max) / 12件

楽天平均点

4.00pt ( 5max) / 20件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
3pt
サイト内ランク []A総合:1321位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

32.00pt

0.00pt

1.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2002年01月
分類

長編小説

閲覧回数6,481回
お気に入りにされた回数9
読書済みに登録された回数8

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

狼は瞑らない (ハルキ文庫)

2003年10月31日 狼は瞑らない (ハルキ文庫)

佐伯鷹志は、かつて警視庁警備部警備課に在籍し、SPとして、政治家の警護をしていたエリート警察官だった。いまは一線を退き、北アルプスと立山連峰に挟まれた広大な山岳地帯で遭難者を救助する、山岳警備隊の隊員である。その佐伯を狙う謎の暗殺者集団。彼らは、警察と政界の闇を知りすぎた佐伯を消すために送り込まれた“掃除屋”だった。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点9.00pt

狼は瞑らないの総合評価:8.86/10点レビュー 14件。Aランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

狼は瞑らないの感想

山岳小説というと面白いがワンパターンだったりする。
指摘されている方もいるように、山岳アクションでありながら舞台は冬ではなく夏。
障害となるのは、そのワンパターンの根源である雪ではなく風、雨、雷となる。
山が怖いのは何も冬だけではないというところで、雪がないことが新鮮であるだけでなく迫力も十分。
あと主人公のハードボイルド風な人物造形もよかった。
こういう舞台で最後生き残るのは彼のようなタイプでしか有り得ないかな、ってくらいまで魅了されました。
最後の最後まで緊張感たっぷり楽しませて腐れます。
お薦めします。

梁山泊
MTNH2G0O
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

希少すぎる! 山岳アクションの超傑作

山岳冒険小説自体、なかなか数が無いのにホントに面白いとなると数えるくらいしか無いかもしれない。
この本は間違いなくその面白いと言える1冊。

山岳冒険アクションではホワイトアウト(真保 祐一著)が有名だが、ホワイトアウトが面白いと思った方は、間違いなく本作も面白いと思うはず。

ただ、本作は初めから山でのアクションバリバリという訳ではなく、主人公の幼少期、警察のSP期、そこで主人公の生い立ちや波瀾を含んで山岳警備隊期に流れ込んでいき、読むのを止められないほどの手に汗握る興奮を味わえる。

また、山岳アクションだと普通、冬の山で寒さに凍えながら人間の限界を超えて生き抜くという展開が多いのだが、この本作は夏過ぎの9月で台風上陸時の山での話で、それを考えただけでも面白そうだと思いませんか?

山や山岳警備隊の厳しさ、そして主人公一人で戦い抜くというより、山岳警備隊の仲間との絆も熱く
読後感も良いので、是が非でも山岳アクションの傑作を読んでほしい。

ひとつ、残念なのは、本作はハルキ文庫から出版されているのだが、ぜんぜん書店に本が置いていない。
傑作なのにもったい無さ過ぎる。



タカタソン
HU0OGV5Q
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.12:
(5pt)

良いです

筋書き展開ともとてもいいですが、願わくば実在の山域で書いていただきたかった。地理が不明な分しっくりこないので、もどかしく感じました。その他内容はさすがの樋口節と言ったところでした。
狼は瞑らない (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:狼は瞑らない (ハルキ文庫)より
4758430780
No.11:
(5pt)

ぜひ映画してほしい山岳冒険小説の傑作

何度読んでも、面白い本。著者の山岳小説は、何冊も読みましたが、他の本よりも抜群に素晴らしい。緊張感のあるシーンがラストまで続き、一気に読むことができました。主人公をはじめ、他の登場人物も魅力的で、丁寧に描いています。胸を打つセリフも多く、何度も泣けました。特にラストは号泣です。
ホワイトアウト、ミッドナイトイーグルと同様、本作も映画化してほしい本です。
狼は瞑らない (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:狼は瞑らない (ハルキ文庫)より
4758430780
No.10:
(5pt)

カスタマー

第一級の冒険小説です。
冒険小説の法則?通り最悪の状態から、盛り返します。また、ミステリー要素も含んでいます。
丁寧に物語を書かれています。それがくどくないのも読みやすいです。
登場人物の描写、かかわりあいなど十分に書かれています。とにかく読めてよかったと思っています。
山と雪の中で繰り広げられる物語として、古典のボブ・ラングレーの「北壁の死闘」、最近のハンス=オットー・マイスナーの「アラスカ戦線」と肩を並べるくらいの本です。
狼は瞑らない (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:狼は瞑らない (ハルキ文庫)より
4758430780
No.9:
(3pt)

なかなか面白い!

主人公佐伯が公安暗殺集団から狙われる理由がいまひとつすっきりしませんが、野暮はいいこなしって反省しながら読むと結構面白いんですよ、これ。暗殺集団はわざわざ戦後最大の台風が雪山に来てるときに佐伯を殺しに来るんです。わざわざです。おかげでこっちはハラハラドキドキしっぱなし。いやー面白かったなぁ。「約束の地」よりこっちがお薦めです。
狼は瞑らない (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:狼は瞑らない (ハルキ文庫)より
4758430780
No.8:
(3pt)

山岳アクション部分は良いけれども

そもそも主人公が狙われる要因となる事実がめちゃくちゃすぎます。
この伝で行くと、大物政治家のSPはいずれすべて抹殺されるべきことになります。
小説にどこまでリアリティを求めるかの問題ですが、この点はちょっとついて行けずに、大きな違和感を感じました。
狼は瞑らない (ハルキ文庫)Amazon書評・レビュー:狼は瞑らない (ハルキ文庫)より
4758430780



その他、Amazon書評・レビューが 12件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク