標高二八〇〇米



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初公開日(参考)2011年11月
分類

長編小説

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標高二八〇〇米

2011年11月26日 標高二八〇〇米

標高3193メートルの南アルプス北岳山頂――高山病に罹ったらしい小学5年生の息子・涼が訴えた頭痛で、早めの下山を決意した滝川。高度が下がるたびに、行き交う登山者たちの口から発せられる「携帯電話不通」「相棒クライマー行方不明」という言葉。そして、まるでデポされたかのように置き残された登山用具、無人状態のテントと山小屋……。標高2800メートル以下で、立て続けに起こる怪異現象に父子は? アウトドアホラーの傑作! 出版社からのコメント ホラーで名うての作家がアウトドアを舞台に、人間心理を巧みに描く、新感覚ホラーサスペンス! 特別書下し短篇も収録! (「BOOK」データベースより)




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標高二八〇〇米の総合評価:7.14/10点レビュー 7件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(4pt)

この題名で亡霊?小説

全く表題と期待と内容が合っていなかったある意味驚いた本書。
著者は山岳冒険小説の傑作をいくつも書いており、この題目からすると当然その部分だろうと期待する。ところが、読んでみると山や自然の中でのホラ-というか心霊的な短編集となっていて想定外の展開に、すみません、引いてしまいました。

だが、この作品は3.11の震災やそれ以後の原発など非常に大きな影響が反映されていて確かにホラ-テイストではあるが、人が生きる意味、文化、自然とは何かと隠れたテ-マは重い。

趣味ではないが、言いたい事は共感できるそんな本作でした。

タカタソン
HU0OGV5Q
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6:
(5pt)

よかったです

さすが樋口昭雄さんです。とてもよかったです。特に最後の標高2800米はよかったです。
標高二八〇〇米Amazon書評・レビュー:標高二八〇〇米より
4198632863
No.5:
(3pt)

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標高二八〇〇米Amazon書評・レビュー:標高二八〇〇米より
4198632863
No.4:
(3pt)

興味ひく内容にはなっているが。。。

ストーリーを作れる方は尊敬するし、本書の内容が
著しく何か不満があるわけではないですが、
結果論として全部読むのに労力を費やした。

短編小説だが、どれも自然の中における人間の
存在について考えさせる内容になっている。
本のタイトルにもなっている「標高ニ八00米」が
恐らく、著者が最も伝えたいことを凝縮している
ような気がしました。

但し、これは個人的な感想になりますが、どのストーリー
も謎の大きさに比べて、結の部分が少し貧弱で
読み終わった後に後味の悪さが残る。
また、福島をテーマにするには、少々強引な
展開にしているので、あまり好きではない
結果となりました。

但し、これは個人的な感想なので、人間とは
そもそも何なのか?果たして自然の一部なのか
それとも、神から与えられたものなのか、など
哲学的に物事を捉える人には、著者の考え方
などと比較しながら、自分の考えをまとめてみたり
すると面白いかもしれません。

ホラーとなっておりましたが、恐怖ものではまったく
なく、タイトルどおり新感覚なホラーとなっております。
標高二八〇〇米Amazon書評・レビュー:標高二八〇〇米より
4198632863
No.3:
(4pt)

抒情を感じさせるホラー小説

ホラー、山岳冒険、現実と虚構を行き来するSF的な小品などの計9編。この人のは初めてだが、シンプルで明快な書きぶりが読みやすく、かつ楽しめた。ホラーに分類されるだろう数編は、抒情性こそ窺えるものの、実際は全然怖くなく、やや呆気ない。しかし、題材を諸種違えながらの達者な書き分けなど、ストーリー展開やタッチは新鮮で、面白く読むことができた。印象に残ったのは「闇の底より」。いささか不満が残るのが「最終電車」。
標高二八〇〇米Amazon書評・レビュー:標高二八〇〇米より
4198632863
No.2:
(3pt)

近未来小説

ホラー系の作品もあるが、やはり印象深いのは、表題作と
その続編である「リセット」だろう。
その2作を含め福島原発事故の影響を強く感じさせるが、
2011年という年を考えればそれも当然だろう。

ケチを付けても仕方ないが、BOOKデータベースの「名うて
のホラー作家がアウトドアをメインの舞台に描く」は逆では
ないのか。
樋口氏は冒険小説、アウトドア小説の方が、むしろ本職だ
と思うのだが・・・。
標高二八〇〇米Amazon書評・レビュー:標高二八〇〇米より
4198632863



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