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標高二八〇〇米
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標高二八〇〇米の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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さすが樋口昭雄さんです。とてもよかったです。特に最後の標高2800米はよかったです。 | ||||
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ストーリーを作れる方は尊敬するし、本書の内容が 著しく何か不満があるわけではないですが、 結果論として全部読むのに労力を費やした。 短編小説だが、どれも自然の中における人間の 存在について考えさせる内容になっている。 本のタイトルにもなっている「標高ニ八00米」が 恐らく、著者が最も伝えたいことを凝縮している ような気がしました。 但し、これは個人的な感想になりますが、どのストーリー も謎の大きさに比べて、結の部分が少し貧弱で 読み終わった後に後味の悪さが残る。 また、福島をテーマにするには、少々強引な 展開にしているので、あまり好きではない 結果となりました。 但し、これは個人的な感想なので、人間とは そもそも何なのか?果たして自然の一部なのか それとも、神から与えられたものなのか、など 哲学的に物事を捉える人には、著者の考え方 などと比較しながら、自分の考えをまとめてみたり すると面白いかもしれません。 ホラーとなっておりましたが、恐怖ものではまったく なく、タイトルどおり新感覚なホラーとなっております。 | ||||
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ホラー、山岳冒険、現実と虚構を行き来するSF的な小品などの計9編。この人のは初めてだが、シンプルで明快な書きぶりが読みやすく、かつ楽しめた。ホラーに分類されるだろう数編は、抒情性こそ窺えるものの、実際は全然怖くなく、やや呆気ない。しかし、題材を諸種違えながらの達者な書き分けなど、ストーリー展開やタッチは新鮮で、面白く読むことができた。印象に残ったのは「闇の底より」。いささか不満が残るのが「最終電車」。 | ||||
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ホラー系の作品もあるが、やはり印象深いのは、表題作と その続編である「リセット」だろう。 その2作を含め福島原発事故の影響を強く感じさせるが、 2011年という年を考えればそれも当然だろう。 ケチを付けても仕方ないが、BOOKデータベースの「名うて のホラー作家がアウトドアをメインの舞台に描く」は逆では ないのか。 樋口氏は冒険小説、アウトドア小説の方が、むしろ本職だ と思うのだが・・・。 | ||||
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問題小説に掲載された7短編と書き下ろし1編 僕は樋口さんほどではないがフライフィッシングをちょっとだけ嗜む。 だから、樋口さんの筆で描かれる渓流に溶け込む事ができる。 「渓にて」はまさに、そんな短編だ。 福島の事が出てくるのであるが、2010年12月号が初出だと記載されている。 樋口さんが予言したのか、それとも単行本化で加筆したのだろうか。 本書の中に描かれるいくつかの短編は、放射能という糸で紡がれている。 地球最後の日、そんなテクストが脳裏に浮かぶのだ、人間という愚かな動物を 描きだしている。 勝谷誠彦が10年前に綴り、今年単行本化した「ディアスポラ」と本小説が共鳴し合っているように 思った。 | ||||
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