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標高二八〇〇米
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標高二八〇〇米の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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| 著者の信条が色濃く反映された作品もあるので、そこに共感できるかどうかで好みは分かれるかもしれないが、一作品一作品、とても印象的でした。 表題作は、舞台を山に移したスティーブン・キングの「霧」のよう。下山後の展開は「ザ・スタンド」のよう。 個人的には、なぜ2800メートルなのか、と言う点に何かこじつけでいいから説明があったらより面白かったかもなあと思います。でもその不条理がよいのかな。「ザ・スタンド」よりむしろリアルな切ないラストも心に残りました。 | ||||
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| さすが樋口昭雄さんです。とてもよかったです。特に最後の標高2800米はよかったです。 | ||||
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| ホラー、山岳冒険、現実と虚構を行き来するSF的な小品などの計9編。この人のは初めてだが、シンプルで明快な書きぶりが読みやすく、かつ楽しめた。ホラーに分類されるだろう数編は、抒情性こそ窺えるものの、実際は全然怖くなく、やや呆気ない。しかし、題材を諸種違えながらの達者な書き分けなど、ストーリー展開やタッチは新鮮で、面白く読むことができた。印象に残ったのは「闇の底より」。いささか不満が残るのが「最終電車」。 | ||||
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| 問題小説に掲載された7短編と書き下ろし1編 僕は樋口さんほどではないがフライフィッシングをちょっとだけ嗜む。 だから、樋口さんの筆で描かれる渓流に溶け込む事ができる。 「渓にて」はまさに、そんな短編だ。 福島の事が出てくるのであるが、2010年12月号が初出だと記載されている。 樋口さんが予言したのか、それとも単行本化で加筆したのだろうか。 本書の中に描かれるいくつかの短編は、放射能という糸で紡がれている。 地球最後の日、そんなテクストが脳裏に浮かぶのだ、人間という愚かな動物を 描きだしている。 勝谷誠彦が10年前に綴り、今年単行本化した「ディアスポラ」と本小説が共鳴し合っているように 思った。 | ||||
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