(短編集)
若さま侍捕物手帖第一巻 舞扇の謎
- 人形 (161)
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 | 2019年03月01日 若さま侍捕物手帖第一巻 舞扇の謎 昭和14年より30年間にわたって執筆され、野村胡堂「銭形平次」などとならぶ五大捕物帳のひとつとされている城昌幸「若さま侍捕物手帖」。 代表的な捕物小説でありながら、長編14、 中編15、短編248編という膨大な作品群のためか、これまで全作品を網羅した全集は発刊されてこなかった。 現在存在が確認できている277編を、執筆年代順に網羅する初の事実上の全集化。毎月１冊ずつ刊行予定。 第１巻には昭和14年に「増刊週刊朝日」発表された若さま侍捕物手帖の第１作「舞扇の謎」（初出時表題「舞扇三十一文字」）をはじめ、おんな白浪、猿まわし、幽霊駕籠、かすみ八卦、謎の封筒、もののけ娘、甘利一族、声でない声、曲輪奇談、鬼仏往生、尺八巷談、お雪物語、うんてれがん、霊亀香人形供養、黄楊の小櫛、空鞘判断の計17編を収録。(「BOOK」データベースより) |
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| 昔からのファンで読んでいる．春陽文庫，ロマンブックス，桃源社，廣済堂，などなど最近の光文社まで集めたが，かなりの重複がある．今回の全集の企画は素晴らしく，通して読んでみようと思う． | ||||
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| 捕物帖の中で一番の好み。 多数の出版社版があって不揃いながらもほぼ全て手持ちだったが、これはフォントサイズも年寄りには優しい。 ただ往時の挿絵があれば・・・と想うがこれは難しいか。 | ||||
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| 五大捕物帳の一つで、あまたの単行本が出たにもかかわらず全作品がまとめられたことのなかった若さま侍の全集がついに出ると聞いて注文しました。丁度今年は最後の作品の発表（1969・昭和44）から五十年目です。長かった・・・ 若さま侍のシリーズは戸田和光先生が公開された詳細な作品書誌で単行本未収録のものまで分かるようになりました。若さまファンの私もその書誌片手に国会図書館で新聞雑誌を閲覧した思い出があります。 そういう苦労もまた楽しいのですが、若さまの明るく大らかな魅力満載の作品群を手軽に読めるようになるこの企画はやはり快挙です。出版社の方々、最後まで買いますのでよろしくお願いします。 | ||||
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