二輪馬車の秘密
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二輪馬車の秘密の総合評価:
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ドイルのホームズが世に登場する以前の古典的なミステリーということで、ウィルキーコリンズを何冊か読んだ後に、この本を読みました。 無実なのだが容疑者となった人物が、なにか秘密をかかえていて、それをなかなか話さないため疑いが晴れないという点では、ボアゴベイ原作、涙香訳の「死美人」にもありましたね。 読者としてはそれがじれったく、でも物語の重要な部分でもあります。 現代のミステリーと比べればのんびりしていますが、これはこれで面白かったです。 | ||||
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サンプルで読み始めた時点では単純な推理小説と思ったのだが、 文章がうまいことも相まって、ついつい引き込まれ 読み終えると直ちに購入してしまった。 最初は単純な殺人事件と思われたのだが、 話がドンドンとしかもテンポよく広がっていく。 どなたかのレビューで「侮れない」という表現をされていたが、 まさに同感。 ただし★5ではないのは、引用が多すぎだった点。 | ||||
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10年ほど前に横溝正史訳の『二輪馬車の秘密』を読んだ時、なぜ、江戸川乱歩が「探偵小説史に残る名作」と言っているのか、正直ピンときませんでしたが、今回、完訳版を読んで、初めてその意味が分かりました。19世紀でもっとも売れたミステリーでもあるとのことですが、このことも完訳版を読んで納得しました。 この本は、当時、英国植民地であったオーストラリアの様子が克明に描かれていて、私自身、数年前にメルボルンを訪れたこともあって、その時のことを思い出しながら楽しく読み通しました。 黎明期のミステリーとしてはよく仕上がった作品で、十分堪能することができました。訳文もこなれていて読みやすく、最後まで一気に読み終えました。 小森健太朗氏が、ファーガス・ヒュームを、「一定の再評価と復刻がなされるに値する作家」と評しているように、『二輪馬車の秘密』も古典ミステリーとして見直されてよい小説なのかもしれません。 | ||||
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意外に、いや、けっこう面白いかったよ。ぐいぐい読まされた。「フェアプレイ」なんて概念のない時代の本格探偵小説だから、その辺は最初から期待してないし、ストーリーが古臭いのも、実際に古い時代の作品なんだから当たり前。その前提で読んで、これだけ面白ければ十分。横溝正史の抄訳もずっと前に買ってたけど、読んでなくてかえってよかった。 | ||||
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