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二輪馬車の秘密



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二輪馬車の秘密の評価: 4.75/5点 レビュー 4件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(5pt)

古典の面白さ

ドイルのホームズが世に登場する以前の古典的なミステリーということで、ウィルキーコリンズを何冊か読んだ後に、この本を読みました。
無実なのだが容疑者となった人物が、なにか秘密をかかえていて、それをなかなか話さないため疑いが晴れないという点では、ボアゴベイ原作、涙香訳の「死美人」にもありましたね。
読者としてはそれがじれったく、でも物語の重要な部分でもあります。
現代のミステリーと比べればのんびりしていますが、これはこれで面白かったです。
二輪馬車の秘密【完訳版】Amazon書評・レビュー:二輪馬車の秘密【完訳版】より
4594737366
No.3:
(4pt)

ストレートに面白い

サンプルで読み始めた時点では単純な推理小説と思ったのだが、
文章がうまいことも相まって、ついつい引き込まれ
読み終えると直ちに購入してしまった。
最初は単純な殺人事件と思われたのだが、
話がドンドンとしかもテンポよく広がっていく。
どなたかのレビューで「侮れない」という表現をされていたが、
まさに同感。
ただし★5ではないのは、引用が多すぎだった点。
二輪馬車の秘密【完訳版】Amazon書評・レビュー:二輪馬車の秘密【完訳版】より
4594737366
No.2:
(5pt)

納得!

10年ほど前に横溝正史訳の『二輪馬車の秘密』を読んだ時、なぜ、江戸川乱歩が「探偵小説史に残る名作」と言っているのか、正直ピンときませんでしたが、今回、完訳版を読んで、初めてその意味が分かりました。19世紀でもっとも売れたミステリーでもあるとのことですが、このことも完訳版を読んで納得しました。
この本は、当時、英国植民地であったオーストラリアの様子が克明に描かれていて、私自身、数年前にメルボルンを訪れたこともあって、その時のことを思い出しながら楽しく読み通しました。
黎明期のミステリーとしてはよく仕上がった作品で、十分堪能することができました。訳文もこなれていて読みやすく、最後まで一気に読み終えました。
小森健太朗氏が、ファーガス・ヒュームを、「一定の再評価と復刻がなされるに値する作家」と評しているように、『二輪馬車の秘密』も古典ミステリーとして見直されてよい小説なのかもしれません。
二輪馬車の秘密【完訳版】Amazon書評・レビュー:二輪馬車の秘密【完訳版】より
4594737366
No.1:
(5pt)

侮ってた

意外に、いや、けっこう面白いかったよ。ぐいぐい読まされた。「フェアプレイ」なんて概念のない時代の本格探偵小説だから、その辺は最初から期待してないし、ストーリーが古臭いのも、実際に古い時代の作品なんだから当たり前。その前提で読んで、これだけ面白ければ十分。横溝正史の抄訳もずっと前に買ってたけど、読んでなくてかえってよかった。
二輪馬車の秘密【完訳版】Amazon書評・レビュー:二輪馬車の秘密【完訳版】より
4594737366

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