浮雲心霊奇譚 呪術師の宴
- 巫女 (61)
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これまでの短編(中編?)連作の形式から、今回「初の長編!」という触れ込み。 相変わらずスラスラ読めるのは結構なのだが、本作ではこれまでのような「妖刀」、「白蛇」、「猫又」、「狐憑き」といった怪異の発端になる分かり易いガジェットがない。ガジェットの背景と謎解きがストーリーの縦糸になっていたから面白かったのに、それがなくなってみると、なんだか無理やりな展開が目立ってきた。 そもそもレギュラーの登場人物が多過ぎるんじゃないか? 八十八はともかく、武家の娘である伊織が毎度々々巷の幽霊騒ぎに首を突っ込むのは不自然だし、絶妙過ぎるタイミングで近藤勇や土方歳三、玉藻といった凄腕の助っ人が現れるのもご都合主義だろう。新顔の傀儡師、山伏、巫女と揃いも揃って怪しげな面々が代わるがわる舞台回しをしつつ、お馴染みの呪術師・狩野遊山もしっかり顔出ししているものの、解き明かされた怪異の舞台裏は率直に云って「単純な企み事に、なんでそんな七面倒くさい段取りを踏む必要があるんだ?」と、全く腑に落ちない。浮雲を陰謀に巻き込む必然性も希薄だ。長編にするならするで、もっとストーリーの練り込みをしていただきたい。 逆説的ではあるが、刊行からふた月近く経ってもカスタマーレビューがなかったこと自体、本作の評価を物語っていないか? | ||||
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