白昼の悪魔
評判
白昼の悪魔の評価:
3.49/5点 レビュー 45件。 B ランク
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全88件 81〜88 5/5ページ
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白昼の悪魔の評価:
3.49/5点 レビュー 45件。 B ランク
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久しぶりのクリスティは「こんなん?」と思うほど古典だった。
何と言っても推理の原点が「被害者の人間性」である。
被害者の人間性を知ることが真実への一番の近道である、とポアロは繰り返し演説し続ける。
『白昼の悪魔』と一緒にTV放送していた『メソポタミアの殺人』も読んだが、ここでも最大の問題点は「被害者の人間性」だ。
被害者(の女性だった。どっちも)が周囲の人に様々な異なった印象を与えている中で、本当の彼女はどんな人物だったのか?それを探れば犯人が分かるってーのだ。
ある意味新鮮だ。
ここ最近のミステリで亡くなった人の人物像などに注目されたものがあっただろうか。今の人間性アプローチはそんなやり方ではない。そもそも持って生まれた資質そのものが問題にされることなどほとんどない。今の人間性はどうやら後天的なものと決められているらしい。
階級がなくなったのが原因か、差別をなくそう運動の成果か。天性の性分についてはクリスティが分析し尽くしたか。
どっちにしても今と昔じゃ別世界だが、トリックはやはり絶品。
『復讐の女神』みたいな叙述(と言っていいのかどうか。謎の提示がはっきりしないもの)も特長的だが、クリスティはやっぱり大仕掛けなトリックがベスト。