チムニーズ館の秘密
- 冒険ミステリ (37)
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チムニーズ館の秘密の総合評価:
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うすっぺらでした。 | ||||
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本書『チムニーズ館の秘密』に登場する人物の数が多いことに驚きました。 慣れ親しんだ名探偵ポアロもミス・マープルも登場しませんでした。 冒頭の第1章から第3章までの登場人物は以下の通り、二十人以上です。 犯人を早く知りたい読者を、まるで煙に巻くかのように超多い。 ジェントルマン・ジョー(11頁) ジミー・マグラス(11頁) ジェイムズ(18頁) アンソニー・ケイド(11頁) ミス・テイラー(13頁) コルディコット夫人(16頁) ニコラス四世(21頁) ニコラス王子(445頁) スティルプティッチ伯爵(22頁) ポポフスキ女伯爵(24頁) ヴァラガ女王(24頁) キング・ヴィクター(33頁) ダッチ・ペドロ(37頁) ヴァージニア・レヴェル(41頁) ケイタラム卿(42頁) クレメント・エドワード・アリステア・ブレント(42頁) ジョージ・ロマックス閣下(42頁) パース公爵(43頁) ヘンリー(43頁) ミカエル・オポロヴィッチ王子(44頁) ビル・エヴァズレー(45頁) バンドル(46頁) レディ・アイリーン(46頁) ハーマン・アイザックスタイン(46頁) マルシア(51頁) ヴァージニア(52頁) レヴェル夫人(52頁) 本書は長篇小説です。 巻頭の三つの章と巻末の三つの章を除いた、約四百頁分の長い中間部分が長篇のキモです。 巻末は、種明かしの結論部分。 巻末の三つの第29章から第31章までの登場人物も以下に挙げておきます。 なお、巻頭の三つの章に登場した人物は除きました。 フィッシュ(441頁) ハイラム・フィッシュ(466頁) バトル(441頁) バトル警視(446頁) ルモワーヌ(441頁) マドモアゼル・ブラン(442頁) トレドウェル(442頁) ニコラス・セルギウス・アレクザンダー・フェルディナンド・オボロヴィッチ(445頁) アンドラーシ大尉(445頁) バトル夫人(453頁) ボリス(453頁) ボールダソン(446頁) ロリポップじいさん(461頁) ジョンソン巡査(463頁) ティンブクトゥ国王(465頁) コダーズ(465頁) ドリー(466頁) 以上、15名が、巻頭の三つの章に登場せず、巻末三章に登場する人物です。 この15名のうち、大部分は長い伏線部分の中間部分に登場します。 巻頭と巻末の登場人物の名前だけでは 「チムニーズ館の秘密」が何かは分かりません。 アガサは、読者に長い真ん中の物語をじっくり楽しませてくれました。 《正誤表》 箇所: 416頁 誤: 熱が百二十二度か三度に上がって 正: 熱が五十度か五十一度に上がって 理由: 本書は日本語翻訳版なので、体温計の熱は摂氏表示すべきです。 | ||||
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元首相の回顧録を巡って描かれる、王政と共和制の対立と王位継承問題に、石油利権を巡る各国の争い。 そんな中で殺人事件が起き、敏腕刑事も登場。 さらには王家の宝を狙う大泥棒まで関わって、笑いありロマンスありで、もう詰め込みすぎでしょ!ってくらい、あらゆる要素がてんこ盛りです。 そしてそれが矛盾の無いよう綿密に絡み合い、秀逸なミステリー要素も相まって、エンターテイメント性の非常に高いストーリーになっています。 これだけの要素が詰め込まれているので、もちろんご都合主義なところはありますが、スピード感のある展開でこちらに考える隙を与えず、どんどん読み進めたくなる力で細かい事は全部どこかへ吹っ飛んでしまいました。 何も考えずに、作品の持つ勢いにまかせて読むと非常に楽しめるかと思います。 また、登場人物は多いながらも、全員キャラクターが立っていて生き生きとしているので、全体的に明るい作風なのも気に入りました。 クリスティはこれを楽しんで書いていたんだろうな〜というのがとても伝わってきます。 こちらまで楽しくなれる作品でした。 | ||||
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愛憎劇などではなく国家ぐるみ系の陰謀系事件です。 アガサの作品が好きでほとんど読んでいますが陰謀系はあまり好みではないので集中して読めませんでした。 | ||||
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往年の冒険活劇小説です。寒い冬の日に、外出するのが億劫だったら、この本はおすすめです。 | ||||
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まず、主人公のキャラクターが良い。 始まりからして、怪しくてわくわくします。 主人公の友人が怪しく思えます。 悪そうな人はあまり出てこないのに、全員が怪しく見えます。 怪しくないのはチムニーズ荘の当主ぐらいかな。 巻き込まれて、気の毒にって思えるのはこの人とバトルだけ。 | ||||
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