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白昼の悪魔
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白昼の悪魔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 1~20 1/3ページ
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最近の早川の文庫ってなんでこんなに高いの? この前出た、上下巻で5000円近くする文庫を見て、たまたまこれだけかと思っていたんだけど、これも、ほぼ2000円。。。。 いくらなんでも高すぎでしょう。 | ||||
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読み終えて改めて話を振り返ってみると、冒頭、海水浴場の登場人物たちの会話に、さりげなく、事件の肝(きも)となるヒントが仕込まれているところが見事だと思いました。 もう一つ、作品の切れ味の鋭さを感じた大きな要因として、犯人のトリックの素晴らしさを挙げたいですね。無駄のない、天晴れと言うしかないトリックで、ポアロの謎解きに、しばらく呆然としてしまいました。 訳文でとても違和感を覚えたのは、登場人物が相手に向かって〝あんた〟と言うところです。殊に、女性の登場人物が〝あんた〟という言葉を使うのは、はすっぱで品のない印象を受けて、いちいち引っかかりました。 鳴海四郎訳の初出は1976年(昭和51年)とかなり古いですし、そろそろ新訳で読んでみたいところです。 | ||||
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美しく平和な避暑地スマグラーズ島の静寂は、突如破られた。島に滞在中の美しき元女優が、何者かに殺害されたのだ。犯人が滞在客のなかにいることは間違いない。だが関係者には、いずれも鉄壁とも思えるアリバイが、、 ポアロの思考法が冴え渡る一冊。 江戸川乱歩がクリスティーベストに入れたという作品だけあって、簡単に見える事柄が蓋を開けてみると数々の証拠が折り重なった群像劇に。。 | ||||
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2023/12/13時点、新しい翻訳スリラーの中読みたいものが見当たらなかったこともあり、数十年ぶりに「白昼の悪魔」を再読しました。思い出しましたが、前回は「地中海殺人事件」が公開された時期(1982年)、その原作本としてハード・カバーが出版されたのではなかったでしょうか?私はそれを読んだような気がします。その頃は今よりもっとミステリを読み漁っていました。(他にやるべきことが山ほどあったにも関わらず(笑)) 今更レビューなどおこがましいですが、地中海ではない英国の避暑地「スマグラーズ島」の浜辺で元女優のアリーナ・マーシャルが殺害されます。そこにあるジョリー・ロジャー・ホテルに偶々滞在していたエルキュール・ポアロ。事件が起きる前ポアロの前に様々な登場人物たちが現れ、多くの手がかりを残していきます。そして、事件の後その登場人物たちにはそれなりに完璧なアリバイがあることが証明され、捜査は難航します。犯人は一体誰なのか? クラシックですので特に私が語るべきことはありませんが、真相の中に愛のミス・ディレクションが仕掛けられていて感嘆しました。また、そのタイトルの奥深さに込められたクリスティーの思いにも。 人は見かけ通りではない。悪が白昼の光に晒された時、異なる色彩を見せ、事件もまた異なる様相を見せながらくるりと反転します。見事なものだと思います。繰り返し小津安二郎を鑑賞するようにこれからもまた<アガサ・クリスティー>を再読することにしましょう。それは大切な学びです。 ケネス・ブラナーに再映画化してほしいですね。特にピクシー湾の洞窟シーンを。 □「白昼の悪魔 "Evil under the Sun"」(アガサ・クリスティー 早川書房) 2023/12/15。 | ||||
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「非常に良い」の説明通り、きれいではあったが、残念ながら終わりのほうのページに書き込みが。たぶん気づかなかったのでしょうね。 | ||||
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頭の中で、リゾート地での風景や会話、事件の状況が再生出来るような、読みやすさがあった。一日で充分読み切れる、簡潔な文章はさすが、アガサ・クリスティ。結末にハッと目が覚める思い。クリスティーありがとう、と脳内の知的興奮が止まらない。 | ||||
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アガサクリスティーだけは分からん! あー悔しい。 | ||||
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物語は素晴らしく、ポアロシリーズの中で好きな作品に挙げる人も多い ただ散々言われているが翻訳が不味い クリスティー文庫は訳者が違ってもある程度全体の統一感を保っているが その中でこの作品の文章の古臭い感じが強く異質だ しかしあなた、それは~ですよ。の様な訳に慣れてる状態で読むと しかしねぇきみ、それは~なのさ。にはとても違和感がある また作品の中ですらポアロの口調に統一感がなく ポアロは言った。の様な地の文がないとポアロのセリフとは分かり難い箇所も多い 他のクリスティー文庫を読んでる人ほど軽口なセリフが気になり リゾート地と富裕層たちという雰囲気は一瞬で崩れ去る 良い作品なので出来れば再翻訳版を出版して頂きたい | ||||
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他の方も書かれていますが、翻訳で全てが台無し。 ヨーロッパのリゾート地が舞台なのに、東京の下町みたいな雰囲気に感じてしまいます。 ポワロをはじめとした登場人物の言葉遣いも違和感があります。 そして、くどいくらいの傍点。物語の雰囲気だけでなく、視覚的にも違和感があります。 そう思ったのは自分だけではなくて、ある意味安心しました。別な翻訳家の新訳でもう一度読んでみたいです。 | ||||
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翻訳が妙に古臭いです。 昭和中期の日本が舞台であれば違和感がないと思うのですが、この作品の舞台であるリゾートホテルにはそぐわないどころか、お洒落な雰囲気を全力で壊しにきています。 また、台詞回しのセンスが悪く、ポアロがまるで別人のようですし、誰が発した台詞かわからないことも度々ありました。 しかしながら翻訳以外はそれなりに楽しめました。 一見、事件とは関係のなさそうなパズルのピースを全てピタッとはめて、事件を解決へと導く手腕は読んでいて気持ちが良かったです。 ただ、そのパズルのピースがとても多いので、何回かに分けて読んだ私は、途中で「そんなことあったっけ?」と思うことが何度かありましたので、一気に読んだ方がより楽しめるかと思います。 また、犯人の意外性がかなり高いのも良かったです。 まさか私が一度も疑わなかった人物が犯人だったなんて…。 なお、ラストは一点だけ納得できないところがありました。 口説き文句を言われた方は、とてもその選択をするとは思えないのです。 | ||||
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コロナでおうち時間が増えたのでKindleで読書を楽しんでいます。その中でポアロシリーズに出会いどハマり!! Kindleで表示される発売順に読み進めていますが、この本は最悪です。 楽しくシリーズを読み進めていたのに、文章がおかしい。いつもの素敵な紳士的なポアロじゃない。 違和感しかなく、何度も前のページに戻って誰のセリフ?とチェックしなければならないほど。ポアロシリーズではないのかと思い、商品ページをチェックし、レビューを見て納得しました。 他のシリーズ物を読んでもこんなことは初めての経験で驚きましたが、長い間親しまれている分、翻訳者の方がバラバラになりシリーズとしてのまとまりが無くなる事もあるんですね。 大切なのは作者、作品だと思っていましたが今後は訳者さんも注意しようと思いました。 | ||||
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物語が始まりまもなく、ポアロに「あれはただのーーー肉体ですな」と言わせ、冗長とも思える一見退屈な場面が描かれるが、クリスティのカラクリは既に始まっている。 このあと起こる犯罪には大きくないリゾート環境が必要なため、場所の設定に派手さはない。それはある犯罪を完成させ、それを劇的に暴くプロットのためで、地味な設定そのものがクリスティの仕掛けなのだ。 原題はEvil Under the Sun。島のホテルの出来事であるなら、「白昼」ではなく、もっと太陽の光を感じる言葉を選んで欲しい気もする。 | ||||
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アガサクリスティの本は好きで何度も読み返しています。 この話もアガサクリスティらしいものなので、そちらについては省略します。 この本については全体的にもそうですが、特にポアロの話し方が一定しないので、「あれ?これはポアロのセリフでいいんだよね?」と読んでいて引っ掛かりを感じました。 | ||||
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ドラマを観てストーリーがおもしろかったので原作も読んでみました。他の人も指摘していますが、やはりところどころセリフの言い回しがしっくりこないです。昭和の日本の小説のようで、デビッド・スーシェ版のドラマに馴染んでいる人は違和感を感じるでしょう。これって最初の出版は何年頃なんでしょうか。クリスティ文庫では他にも翻訳の古臭さを感じる作品がありますが、この作品は特にそう感じました。ストーリーや謎解き部分はおもしろいので、新訳を期待します。 | ||||
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内容は面白いし、リゾートホテルが舞台。想像していても楽しい。アメリカ人の夫婦がかなり個性的だし、登場人物の人間関係も興味深い。ただ文章の中の“まア”などアがカタカナの記載が気になる。どうしてアだけカタカナ? | ||||
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内容は今更でしょう。クリスティの傑作です。今回レビューしたのは、どうしても書きたいことがあったから。それは登場人物のページ。ほとんどの人物が「ジョリーロジャーホテルの滞在客」となっています。 なんですこれ?こんな紹介ではまったく役にたちません。せめて職業や、人間関係(妻、夫、友人など)は書いてくれないと参照してもだれがだれが確認することもできません。 こんなひどい紹介は初めて見ました。 | ||||
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面白かったですよ。 | ||||
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何故って、あまりにもデビッド・スーシェ氏のポワロとは違い過ぎるからです。 ドラマ版のポワロは滑稽なくらいに自意識過剰な自信家で、それでいて誰にでも丁寧です。 何よりもエレガントとインテリジェンスを重視し、それを自身にも課して生きています。 ところがこの鳴海四郎氏訳のポワロは全く違います。 なんなら他の訳者のポワロとも違い過ぎます。 専ら台詞回しの部分でですが、「エルキュール・ポワロ」と同姓同名の別人の話しかと思うほどです。 上記の理由から、私には大ハズレの作品でした。 他にも。 セリフ部分での「ア」「エ」「オ」が頻繁に出てきて、これが全てにおいてそうなのかと言うとそうでもなく、片仮名と平仮名がどういった法則で出てくるものなのか、とうとう最後まで理解できずかなりストレスを感じました。 翻訳物を読む以上、訳者と自分との相性って大事なのだな、と、本書を読んで初めて痛感しましたので、それはそれで良い経験だったとは言えるかもしれません。 肝心のストーリーですが、これは普通に面白かったです。 一言で言うなら、「人は見かけによらない」ですね。 | ||||
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最後に急展開して「えっ?」「えええっ?」となるのがおもしろい。 けど、それはハッピーエンドかなあ、と現代ではおもってしまうかも。 | ||||
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ここのレビューに、訳が酷いというものが幾つかありました。だから躊躇していましたが、読んでみたら全然いつものポアロと遜色なく読めました。どうなのだろう、、私が鈍いのか?ポアロの世界観を壊している感じもありません。相変わらず楽しいです。 | ||||
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