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白昼の悪魔
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白昼の悪魔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.48pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 21~40 2/3ページ
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翻訳が酷すぎて5ページで放棄した 英語で読みます お金の無駄でした、非常に後悔 | ||||
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推理については、最後はなるほどと思ったが、あんたという訳はいただけない。 イギリス上流階級の雰囲気がぶち壊し。 クリスティに失礼だと思う。 | ||||
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アガサ・クリスティの本でそこまで有名ではないですが非常に内容が濃く面白い本です。 | ||||
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アガサ・クリスティーの小説(文庫)の表紙がまだ真鍋博のイラストだったころ、僕は『白昼の悪魔』を読んだ。これを原作にした1982年製作の映画『地中海殺人事件』も何度も観ているし、近年ではデヴィッド・スーシェ主演のドラマ版も観ている。そこで原点回帰、オリジナルは一体どんな話だったろう? と本書を手に取った。若竹七海の解説を立ち読みして、かなり煽られてしまった感はあるけれど。 しかし、文字組みが大きくなって、版型も気持ち立派になったハヤカワ文庫は、実に読みやすいなあ。昔は字も小さければ、印刷技術もイマイチで、よくあんな文庫を読んでいたな、などと思いながらスラスラと読み終えてしまった。しかし感想を書こうと思うと、意外なほど書きたいことが見当たらない。もちろん、面白く読むには読んだ。アリバイトリックはよく考えてあるな、とあらためて思ったが、犯人の動機がいかにも弱い、ということを感じた。思えば映画化作品では、それを補うためにオリジナルの動機が付け加えられていたことを思い出した。 なお、本書は新訳ではなく、鳴海四郎氏の旧訳がそのまま使われている。そもそもハードカバーとしての発刊が76年だから、すでに40年前の訳である。今でこそポアロといえばスーシェの演技と、わが国では熊倉一雄氏の声がセットでおなじみだが、当時はポアロといえば74年製作の映画『オリエント急行殺人事件』のアルバート・フィニーであった。だから、「きみ…」とか「~したまえ」といった本書のセリフ回しは、訳出にあたって多大にフィニーの芝居の影響を受けていると思われる。その吹き替えが田中明夫氏によって演じられ、テレビ放映されたのはもう少し後のことだが、そのイメージと本書のポアロ像はピタリと重なる。 | ||||
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翻訳が酷い。そんじゃあとかあんたとか。。。 クリスティーの作品のファンですが、これはポワロじゃないと思いました。 | ||||
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アリーナ・スチュワートは美人で魅力的な女性だ。そして殺される。 犯人の動機が弱い。いままでの事件なら財産ねらいか、復讐だ。 事件解明までのポワロの思考がたどりにくい。 | ||||
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避暑地の島で起こる殺人事件。しかし動機のある容疑者全員にはアリバイがある。冒頭のポワロがリゾート地の浜辺を見て嘆くシーンが実は事件の伏線になるというクリスティー得意の技巧があちこちで見られます。どの台詞も意味があるように思えてきますし、実際そうなのです。 | ||||
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日本語らしい日本語で書かれており、カタカナの多用で少し古い感じがしてしまうが(あア、とか)全体的にはこなれた日本語で、訳者の文章自体はうまいと思う。しかし、言葉のチョイスを間違えているというか、日本の刑事みたいになってしまって英国らしい格調高さは感じられないのが惜しい。これで読むのがいやになる人もいるのでは? この話は非常にうまくできていて面白いと思うのだが どう考えても、やはり」「動機」がまったく意味不明と思ってしまった。 結局、「得をするのは誰か?」というところから推理していくと、被害者を殺す理由がよくわからないのだ。 快楽殺人犯というならともかくそんなんでもないし、被害者は加害者を殺されるまで信じていたのだろうから、 なおさらだ。それとも私が読みきれてなかっただけ? 誰か、動機をわかりやすく教えてください。 あと、このトリックだが、現実にやろうとしても絶対うまくいかないだろうなあ。 たぶん現代で書くとすれば、「犯人は誰か」よりも「どうやってしくじったか」というミステリーになりそう。 それはそれで読んでみたい。 | ||||
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この本を買うのはやめたほうがいいです。 作品としておもしろいおもしろくないではなく和訳があまりにひどく、 ポアロをまったく知らない方でもポアロのセリフに違和感を 確実に感じるほどひどいです。 この作品を読まれたい方はこの本以外での 購入を強くおすすめします。 | ||||
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エルキュール・ポアロ作品の22作目の本書。 ポアロは、クリスティ作品中の探偵像の中でも最も強烈な 個性を放っている。 イギリス南西部の避暑地、ジョリー・ロジャー・ホテルで 起こる男女の恋のもつれ、そして発生する殺人事件。 陸地からは隔絶された地で、准密室のような設定だからこそ クリスティらしいトリックと謎解きの冴えがひかる。 一人ひとりの証言に隠された、真実に導く手がかりを解き明かす 展開は、見事としか言いようがない。 | ||||
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他の方のレビューにもありましたが、翻訳が残念でした。 イギリスの中流階級の優雅な長期休暇の話なのに 訳のせいで、八百八町捕物帖みたいになってしまっています。 他の人の翻訳で読みたかったです。 | ||||
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この作品、犯人やトリックは女史の某有名作品に似ている。ゆえに二番煎じという言い方もできると思う。 ただ、この作品の一番のテーマは何だったのか?それを考えるとそのことについて議論するのはあまり意味がないようにさえ思えてしまう。 殺人事件が起こったのはあくまで”結果”であり、なぜそのような結果になったのかがわからなければ事件を解決することはできない。 そして、そのためには被害者がどういう人物だったのかを知らなければならない。「この地上のいたるところに悪は存在する」と言う言葉、タイトルの「白昼の悪魔」が本当は何を意味していたのか。 それを考えると、「アリーナ・マーシャルは本当はどういう人物だったのか?」それがクリスティ女史が一番書きたかったことなのではないかと考えるのが自然な気がする。 だから「あの作品とトリックも犯人もほとんど同じ」といったことを議論するのは無意味にさえ思える。 同じように被害者の人物像をテーマの中心にしていたものに「メソポタミヤの殺人」などがあるが、それぞれ被害者の人物像から導き出される結論が違うので使い回しといった印象は受けない。 | ||||
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本書は1941年の作品で、作者黄金期の1930年代の流れを色濃く受け継いだかのように、トリックと謎解き、それらを支える構成や伏線の張り巡らし方など、なかなか見事といえる。江戸川乱歩も作者ベスト8の1つに挙げており(そのベスト8にはどうでもいいような作品も多いが)、本書に関しては、その選択は構成の巧みさという点で充分納得のいくものがある。しかし、動機に関しては全然ダメ。本書を読み終えた後、本を閉じたままキチンと他の人に、その動機を納得のいくように説明できる人がどれだけいることだろう?それにこの動機なら、アリーナではなく夫のマーシャル大尉が被害者となるべきはずで、突発的な犯行ならともかく計画的にアリーナが殺されるのは、とても納得のできるものではない。 | ||||
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犯人形式が珍しい作品です。ただし、この犯人の指定の仕方は賛否両論ものです。なので気の短い人が読んだらブチ切れ必至だと思います。それと非常に犯人が鬼畜なのが印象的でもあります。とにかくポアロにはむかってくる犯人です。ポアロに向かってくるのも珍しいものです。ちなみにトリックは実は単純。だけれども思いつかないトリックです。そう、まさかという先入観を抱いてしまいますからね。ちなみにこの作品は1箇所のみ読者を引っ掛けるトラップがありますので引っかからぬよう。 | ||||
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スマグラーズ島で真夏のバカンスを楽しむ観光客たち、そしてその中のひとり、元女優のアリーナ・マーシャルが死体で見つかった。しかし、関係者たちには完璧と思えるアリバイが...という本書、作者中期の傑作と言われ、江戸川乱歩も作者ベスト8に挙げているが、どんなものだろう? 乱歩のベスト8選択について、若竹七海は巻末解説で「『三幕の殺人』だの『シタフォードの秘密』だのといった、フシギな選択をみうけられるので、あんまり権威付けにはなっていない」と記しているが、まったく同感である。 本書のトリックはいたってシンプル。上手くはまれば面白いだろうが、作者作品を読みなれた人にはそのトリックはすぐわかるだろうし、トリックが分かれば必然的に犯人もわかってしまう。 なお、タイトルの原題「Evil under the sun」は、「For every evil under the sun」(この世のあらゆる悪しきものには)というマザーグースに由来していると、マザーグース研究家の藤野紀男が矢野文雄の筆名で著した『殺(や)られるのはいつもコック・ロビン』の中で記している。 しかしこのマザーグースは、救済法があるなら精一杯努力し、それがなければさっぱりあきらめなさいという処世術を説くもので、本書の内容とマッチせず、研究者にありがちなこじつけだと思う。 | ||||
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アガサクリスティの小説は30冊目くらいだと思いますが、本書も楽しく読むことができました。 お願いだから、あの子が犯人ではあってほしくないと思いながら読みました。 読んだ本を全部覚えている訳ではありませんが、似たような話を読んだような気もします。 忘れかけている話と、読んだ話の似た部分があるのは、同じ作家なのでありえるかもしれません。 本書は、ポアロものですが、マープルものだったかもしれません。 同じ探偵で、男女で、別々の本で、同じ犯罪を、別の空間で推理してもらうというのも面白いかもしれません。 ポアロものも、マープルものもそれぞれ10冊以上読んだので、 これが、もし、マープルだったら、誰から何を聞いて、どういう説明をするだろうかという読み方ができるようになりました。 こういう楽しみ方は、どうでしょう。 ps.本作品の映像作品は見た記憶がないので、 自分なら、どういう撮影をするかということを考えながら読みました。 | ||||
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とても面白いし、いい作品だと思います。 でも翻訳がひどすぎる…!たぶんクリスティの和訳作品では最悪ではないでしょうか。 若いハンサムな青年が「〜ってわけにゃいかない」「えらいこった、云々」 押し出しも立派な大尉さんが人前で「しまった、〜しちゃった」 高級リゾート地に来ているレディが「脳天をぶち割られるところでしたの」 警官は上から下まで全員江戸下町の岡っ引き口調。 ポアロに関してはまるで別人です。事実ポアロだと思わずに読みました。 登場人物のキャラクターや身分を全く考えない無茶苦茶な翻訳で、いつものクリスティの気品と含蓄ある文章を楽しむことが全くできませんでした。 犯人探しだけを楽しむ読み方なら気にならないかもしれませんが、クリスティファンとしては一日も早く新訳で読みたいと思います。 | ||||
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原題の『EVIL UNDER THE SUN』は日の下に行われる悪事であって、悪魔な訳ではない、らしい。 久しぶりのクリスティは「こんなん?」と思うほど古典だった。 何と言っても推理の原点が「被害者の人間性」である。 被害者の人間性を知ることが真実への一番の近道である、とポアロは繰り返し演説し続ける。 『白昼の悪魔』と一緒にTV放送していた『メソポタミアの殺人』も読んだが、ここでも最大の問題点は「被害者の人間性」だ。 被害者(の女性だった。どっちも)が周囲の人に様々な異なった印象を与えている中で、本当の彼女はどんな人物だったのか?それを探れば犯人が分かるってーのだ。 ある意味新鮮だ。 ここ最近のミステリで亡くなった人の人物像などに注目されたものがあっただろうか。今の人間性アプローチはそんなやり方ではない。そもそも持って生まれた資質そのものが問題にされることなどほとんどない。今の人間性はどうやら後天的なものと決められているらしい。 階級がなくなったのが原因か、差別をなくそう運動の成果か。天性の性分についてはクリスティが分析し尽くしたか。 どっちにしても今と昔じゃ別世界だが、トリックはやはり絶品。 『復讐の女神』みたいな叙述(と言っていいのかどうか。謎の提示がはっきりしないもの)も特長的だが、クリスティはやっぱり大仕掛けなトリックがベスト。 | ||||
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題名は聖書からの引用の由。一般に作者は題名を付けるのに苦労すると聞くが、その点欧米の作家は楽をしている。本作はクリスティにしては珍しく正統的(?)なトリックを用いた本格ミステリ。日本では「地中海殺人事件」の名で映画公開されている。これらの状況は「ナイルに死す」と酷似している。冒頭でポアロが解決に結びつく独り言をつぶやくのだが、この時点でそれを予知するのは無理だろう。トリックは良く考えてあるのだが、それ故分かる人には分かってしまうという本格ミステリが抱える矛盾が本作にもある。ちなみに、本作のメイン・トリックは「ビッグ・ボウの殺人」のトリックに捻りを加えたもの。しかし、クリスティがこれだけ上質のミステリをプレゼントしてくれたんだもの、読者は楽しんで読まなきゃ。 | ||||
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(;'Д`)ハァハァ 白昼の悪魔のトリックは結構 面白いと思ったが色々な漫画や小説でパクられてるから 今更感があったなw | ||||
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