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オリエント急行の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
オリエント急行の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全217件 181~200 10/11ページ
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内容の説明が不要な程著名な女史の代表作で映画化もされた。作品中、犯行現場への抜け道がある部屋の主が最も難しい役どころだが、映画ではイングリッド・バーグマンがさすがの貫禄で演じていた。ところで、この作品には単独大西洋横断飛行で有名なリンドバーグが関係しているのである。彼はこの成功後当然のように著名人になったが、そのせいで子供が誘拐され、子供は帰らぬ人となった。クリスティは本作で登場させている人物(警察関係者以外)を、全てリンドバーク家の関係者の反映として描いているのである(リンドバークのリの字も出てこないが)。クリスティとリンドバーグとの関係は不明だが、リンドバークへのオマージュとして本作は書かれたのだろう。豪華な舞台設定の裏に隠された哀感。 | ||||
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クリスティーの探偵小説の最大の魅力は その文学性にある。この点 で 彼女の探偵小説は 凡百の探偵小説から傑出している。 本作は 間違いなく彼女のマスターピースの一つである。未だ読んだ ことがない人の為に 結末を書けないのが残念だが ポアロが二つの 解決策を出す所が何とも言えず 文学的である。 オリエント急行に乗り込んでいるセレブたちでの事件である。そんな ゴージャスな雰囲気も魅力だ。この作品の映画化も成功したことで 知られている。 | ||||
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数多いクリスティの名作の中でも、ラストが一番好きなのが、この作品。雪の中を走るオリエント急行で殺された、1人の男。乗り合わせた客。そして名探偵。ミステリーファンのテンションを高める要素は満載です。 殺された男の秘密。そして、乗客たちの素顔が明かされていく時、ポアロもまた、真実にたどり着いていく。 あっと驚く犯人やヒントは絶対言えません。「どんな話?」と聞く前に、「とにかく読みなさい」と言いたい。これにせよ、『アクロイド殺し』も、『そして誰もいなくなった』にせよ。 1つ言うなら、クリスティの作品はいずれも、動機がしっかりしているなあと思います。今日本で流行っている推理アニメは、近親者の復讐という動機が多すぎて、辟易してしまいます。クリスティは、金目当てだったり、恋愛のもつれだったり、私利私欲の動機もあり、その一方、殺人に正当な理由などないかもしれませんが、ああ、これはその気持ちも分かると納得できるほど、しっかりした復讐の動機がある話もあります。 とにかく、全編通してミステリファンでも、そうでない人にも、一度は読んでおきたいこれ、必読です。 オリエント急行に乗りたくなりました。 | ||||
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私のアガサ=クリスティーコレクション,第2弾です☆★ コレを読む前に「ABC殺人事件」を読み,クリスティーの魅力を感じました。 なのでコレも期待をして読み始めると・・・・ さすがクリスティー。私じゃ考えつかないような推理やテクニックがどんどん出てきました。 普通の推理小説だったらだいたい結末の予想がつくのですが,初めてこんなに悩まされました。私は負けず嫌いなので先へ進みたくないというキモチと,早く知りたいという気持ちが頭の中でずっと戦っていました((笑)) とにかく,本を読んでこんなに結末を真剣に考えたのはコレが初めてです。小学生には少し難しいところもあるかも知れませんが,中学生になれば必ず読めます。私も読めました。 推理小説は苦手という人も,是非この作品をデビュー作としてみてはいかがですか? | ||||
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私のアガサ=クリスティーコレクション,第2弾です☆★ コレを読む前に「ABC殺人事件」を読み,クリスティーの魅力を感じました。 なのでコレも期待をして読み始めると・・・・ さすがクリスティー。私じゃ考えつかないような推理やテクニックがどんどん出てきました。 普通の推理小説だったらだいたい結末の予想がつくのですが,初めてこんなに悩まされました。私は負けず嫌いなので先へ進みたくないというキモチと,早く知りたいという気持ちが頭の中でずっと戦っていました((笑)) とにかく,本を読んでこんなに結末を真剣に考えたのはコレが初めてです。小学生には少し難しいところもあるかも知れませんが,中学生になれば必ず読めます。私も読めました。 推理小説は苦手という人も,是非この作品をデビュー作としてみてはいかがですか? | ||||
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1934年作品。完璧に完成したプロットの上を登場人物が役者として名演技を披露してくれる。そういう作品だ。 ディテールの細かな部分まで見事なくらい丁寧に書き込まれていて、途中で登場するポアロの時系列的事象の巻紙はクリスティも同じものを使っているに違いない、とか思わせる。(●^o^●)そして中心線を形作っているのはクリスティの『正義感』だ。ここが読者の気持ちをよりポアロに近づける。 プロット・ディテール・筆力すべてにおいて完璧な作品。これを読まずにミステリィは語れないよね。(●^o^●) | ||||
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推理小説とはトリックを説いて犯人を特定して終わり・・・。と思っていた私の蒙を啓いてくれた、間違いなくアガサの代表傑作です! 犯人は大きさも強さも異なる12の刺し傷を受けて絶命します。その意味するところは? そして、最終章でポアロが提案する2つの解決策には、ポアロ(換言すればアガサ)の深い人間愛が表現されていて、単なるミステリと一線を画した深い感動を与えてくれます。 因みにこの作品を読んで私はロシア語(厳密にはキリル文字)に興味を持ちました。 文学に関する専門教育を受けたわけでもないアガサがこのような優れた作品を残してくれたことが、人間の能力への深い信頼も生んでいます。 | ||||
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たくさんあるアガサ・クリスティーのな中で始めて読んだのがこの本でした。ミステリーにはあまり興味がなかったのですが、これを読んで興味をもち始めるようになりました。 様々な人の心の変化や性格、外見を鋭く捕らえているクリスティーの作品はすごいと思います。最初はちっぽけな事だったのにだんだんとそれが重要な事だと分かってくる・・・本を読むページが止まりませんでした。 | ||||
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(;'Д`)ハァハァ ホームズもそうなんだが、殺人事件の犯人が誰かを特定したとしても、その被害者が非情な人間、殺されてしかるべき人間であれば、その罪を黙認する…。 法律ではない『正義』というものが存在する…。 それこそが名探偵の資質なんだらう。 そう思わせる作品である…。 | ||||
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これぞクリスティーの最高傑作だと思います。犯人が誰か当てようと思って読み進めていくと一人ひとりの容疑が晴れていき、最後には犯人がいなくなってしまいます。しかし、名探偵ポワロは細かいことも見逃さず、最終的に犯人が誰であるかを突き止めます。驚くべき衝撃の事実!最後の最後でのポワロの裁き方は個人的には好きではありませんが、事実がすべてわかった後の話なので良しとします。 | ||||
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クリスティを最初に読んだのは確かこの作品だったと思います。 まだほんの子供でしたので、動機もトリックも新鮮な気持で読めましたし、豪華列車のオリエント急行は今も私の憧れです。 そして何度読んでも面白い。 大人になってからもいろんな推理小説・サスペンスドラマを見てきましたが、この小説の動機や犯人像がモデルになったとしか思えない作品が多数あります。 それだけ多くの人に影響を与え、なお色あせない魅力があるのです。 映画やドラマもとても良かったです。 ぜひ、本家本元オリエント急行の優雅な雰囲気と推理を楽しんでみてください。 ちなみにこの作品、大西洋無着陸横断飛行に成功した英雄、リンドバーグ大佐に起こった悲劇が題材になっているそうです。 そういう経緯もまた、この作品を魅力的にしていると思います。 | ||||
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(;'Д`)ハァハァ ホームズもそうなんだが、殺人事件の犯人が誰かを特定したとしても、その被害者が非情な人間、殺されてしかるべき人間であれば、その罪を黙認する…。 法律ではない『正義』というものが存在する…。 それこそが名探偵の資質なんだらう。 そう思わせる作品である…。 | ||||
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この犯人像には賛否ありますが、やはり傑作だと思います。 オリエント急行の豪華な雰囲気と、富裕層の人間関係などを楽しみたい方にオススメします。 犯人探しだけが目的の方にはクリスティーは向きません。 この結末には私は泣きました。犯人が分かってからも何度も読めます。 | ||||
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映画を見て原作をかったくちですが、この時代の雰囲気が素晴らしい。 あらゆる国のあらゆる階層の人がこのオリエント急行に集っている・・・ なんの知識もない人はポワロの謎解きの段階で「え?」を連発することでしょう。 誇り高いロシアのドラゴミロフ公爵夫人がお気に入りです。 そして最後に正体を現すあの素晴らしき大女優も・・・ | ||||
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吹雪の中で動かなくなってしまったオリエント急行。 その中で巻き起こる一つの殺人事件。 絡み合う登場人物。そして浮かび上がる犯人像。名探偵ポアロがこの難解な事件に立ち向かいます。 といってもそこはポアロ流。 スマートにそして時にはエレガントに。 一度読み始めたら途中で止めることのできない、 まさにノンストップな推理小説です。 | ||||
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雪の中で立ち往生したオリエント急行。 死体には無数の刺し傷。 事件の観客に選ばれたポアロの灰色の脳細胞が、 生き生きと動き出します。 ふーむ、犯人は誰か? そして、その動機は?色んな趣向や仕掛けで読者を楽しませてくれたアガサ・クリスティ。 本書は、なかでも代表的な逸品。隔絶された世界で起きた事件。劇の進行を見守る観客の役割を負わされた探偵ポアロ。 ポアロがそこで見たものは? そこにどんな意味が隠されていたのか? そして犯人は一体……オリエント急行、まもなく出発しまーす♪ いざ、あなたもクリスティの騙りの世界へGO! | ||||
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列車の中で起こる殺人事件という、実にミステリーにありがちな設定だが、ストーリーの完成度と、すべてが明らかになる驚きのクライマックスというこの二点において、おそらくこの作品はミステリー界でもトップクラスであろう。ポアロシリーズの代表作と言われるだけはあり、ミステリー好きも、そうでない人も夢中になる一冊。アリバイだらけの乗客の中から、ポアロよりも早く、あなたは犯人を暴き出すことができるだろうか? | ||||
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新装丁シリーズでは車窓がモチーフのオシャレな表紙です。 ポアロもの、ヘイスティングズはお休みですね~、てっきり私はホームズとワトソンみたいにいっつも一緒かと思ってたんでちょっとビックリでした。 映画にもなっている有名な作品ですよね、アガサクリスティのなかでも3本指に入るくらい。たまたま乗り合わせた寝台列車で起こった殺人事件。 しかし殺人現場は完全な密室。 車掌に変装した、小柄で色が浅黒く女のような声をした男。 深夜に現れた赤地に龍の柄のキモノを着た女。 容疑者は国籍も年齢もばらばらの乗客たち。 犯人は果たして…? 以前、日本の2時間ドラマでそういえば、犯人は***ってやつがあったんですけど、それもこの小説を元にしてたんでしょうね、きっと。 そのドラマは別荘が舞台でしたけど。 やっぱりすごいな、アガサクリスティ。 ***というトリックを一番初めに考えたのはアガサクリスティですかね? ***ばかりですみませんが、そこに興味を持って読んでください! | ||||
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新装丁シリーズでは車窓がモチーフのオシャレな表紙です。 ポアロもの、ヘイスティングズはお休みですね~、てっきり私はホームズとワトソンみたいにいっつも一緒かと思ってたんでちょっとビックリでした。 映画にもなっている有名な作品ですよね、アガサクリスティのなかでも3本指に入るくらい。 たまたま乗り合わせた寝台列車で起こった殺人事件。 しかし殺人現場は完全な密室。 車掌に変装した、小柄で色が浅黒く女のような声をした男。 深夜に現れた赤地に龍の柄のキモノを着た女。 容疑者は国籍も年齢もばらばらの乗客たち。 犯人は果たして…? 以前、日本の2時間ドラマでそういえば、犯人は***ってやつがあったんですけど、それもこの小説を元にしてたんでしょうね、きっと。 そのドラマは別荘が舞台でしたけど。 やっぱりすごいな、アガサクリスティ。 ***というトリックを一番初めに考えたのはアガサクリスティですかね? ***ばかりですみませんが、そこに興味を持って読んでください! | ||||
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私は英語を勉強していますが、ペーパーバッグを読めるほどの能力はけしてありません。それに、この物語にはフランス語もちらほら出てきていて結構難しいです。 しかし、内容はとても興味深く、どんどん引き込まれていくのでどうしても先が知りたくって読み進む事ができました。最後まで読みきれたペーパーバッグはこれが初めてでした。そして、未だにこの本しか読みきったのはありません。 元々日本語アガサの本はすきなのですが、オリエント急行はまだ読んだことがなくって結末を知らなかったのも引き込まれるのには良かったと思いました。推理小説にしては人物像がはっきりしていて、人物の整理が頭の中でしやすく、場面も電車の中だけなので地名もたくさんは出てこないので内容も把握しやすかったです。 アガサの小説はどれも予想がつかなく、やっぱりオリエント急行もそうでした。アガサの作品の中では一番好きな作品です。 | ||||
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