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オリエント急行の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
オリエント急行の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全217件 61~80 4/11ページ
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言わずと知れたクリスティの代表作。翻訳も親しみやすく、ポワロの名推理を堪能できる。 | ||||
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母から勧められて購入。 誰が犯人かは分かっていましたが、楽しめました。私は誰が犯人か推理して読むタイプではないのでそれもあるかもしれません。 | ||||
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雪で立ち往生した列車でおきた密室殺人ミステリー。 さすが不朽の名作。大変面白かった。 80年位前の作品だが、全く色あせない。最近のミステリーの様に、どんどん人が死ぬかと思いきや、被害者は1名。 探偵エルキュールポワロが、容疑者の会話との会話を元に、一つ一つ謎を解き明かし、最後に大きな種明かし。まさかそういう展開とは想像していなかった。 個人的には、当時のヨーロッパにおける、アメリカへのイメージや公用語としてのフランス語の扱いなど、当時を雰囲気を知る上でも興味深かった。 | ||||
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ハヤカワ文庫版の誤訳に驚いて、そのレビューで「誤訳が多すぎる」と評し、「角川文庫版の翻訳は安定したものだった」とも記しました(ハヤカワ文庫版レビュー)。ところで、この角川文庫版で〈かあらいる〉さんの「ちょっとがっかりな訳」というレビューを見て、あらためてふたつを比べてみる必要を感じました。そこで冒頭、第1章の An Important Passenger on the Taurus Express を読み比べてみました。以下、主な誤訳です。 ■ 冒頭の文(Kindleの位置 23) (角川)「鉄道案内に太字でタウルス急行と記された汽車が」 (ハヤカワ)「鉄道のガイドブックにも出ている列車で、〈タウルス急行〉という堂々たる名前がついている」 (原文)the train grandly designated in railway guides as the Taurus Express これは(ハヤカワ)が正しい。(角川)の「太字で…記された」は誤訳。 ■ Kindleの位置 113 (角川)「あれがインドから来た大佐だな」ポアロはつぶやいた。 (ハヤカワ)「インドにいたという大佐だな」ポアロはつぶやいた。 (原文)'The colonel from India,' said Poirot to himself. 食堂車での場面。この say to oneself は必ずしも声に出して言うわけではない。心の中で思うことにも使う。ここでは声に出したのではなく、「ポアロは考えた」という意味。ここで声に出してつぶやく行動はおかしいだろう。これは(ハヤカワ)も誤訳している。 ■ Kindleの位置 113 (角川)「静かな朝食のほうが私は好みですが、構いませんよ」 (ハヤカワ)「それもそうですわね。でも、わたし、噛みついたりはしませんから」 (原文)'I should hope not. But I don't bite.' ここはアーバスノット大佐がデブナムにテーブルを相席していいか聞いた場面。この I don't bite. は相手が遠慮して近寄って来ないとき、「(だいじょうぶ)噛みついたりしないから」と冗談風に言うことば。(角川)の訳は意味が通じない。これは(ハヤカワ)訳が正しい。 ■ Kindleの位置 120 (角川)トミーなにがしという老人 (ハヤカワ)トミーなんとかという老人 (原文)(They discussed) old Tommy Somebody and Jerry Someone Else. この old は「老人」ではない。「あの、なつかしい」ほどの意。ここは(ハヤカワ)も誤訳している。 ■ Kindleの位置 143 (角川)「ああ! じゃあそうしよう」 (ハヤカワ)「あっ! なるほど」 (原文)'Oh! It's all right." ふたりの秘密めいた話をポアロに聞かれると心配したデブナムにアーバスノット大佐が答えたことば。これは「だいじょうぶだ(聞かれてなんかいない)」ということ。あるいは「だいじょうぶ。聞かれたってかまやしない」ということ。これは(ハヤカワ)の訳もおかしい。 ■ Kindleの位置 181 (角川)ボスポラス海峡の渡航は、ポアロにとって実に不快なものであった。 (ハヤカワ)ボスポラス海峡は荒れていて、海峡横断はポアロにとって楽しいものではなかった。 (原文)The Bosphorus was rough and M. Poirot did not enjoy the crossing. 第1章の最後の部分。(角川)訳は rough の訳が落ちている。海が荒れ、ポアロにとって快適なものではなかった。これはこれから始まる大きな事件、騒動、そしてポアロの苦悩を予見させる、いわば伏線となることば。この rough は単語ひとつだが、これを落としては物語の質を大きく低下させる。 以上は誤訳の主なもの。ハヤカワ文庫版のレビューで「角川文庫版の翻訳は安定したものだった」と記したが、この〈角川〉版も〈ハヤカワ〉版に劣らず誤訳が多い。誤訳のない新訳を出してほしいものだ。 | ||||
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久しぶりに読んでみたけど、半日で読了。もう少し長い小説だったように思ってましたが記憶はあてになりません。フランス人やアメリカ人に対するステレオタイプ的な決め付けが今となっては新鮮ですね。 | ||||
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読後感がなんとも言えない感覚です。 有名な作品なので一度は読んでおきたいですね。 映画も見てみたくなりました。 | ||||
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途中のミスリードが過ぎてオチの期待外れ感凄かった ラストで一気に喜劇と化した。それまでの推理してる感じは面白かった | ||||
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アガサクリスティーは「そして誰もいなくなった」に続いて二作目、映画版も観た事がなく、新鮮に読めた。 人物描写といい、ストーリーといい、流石長年に渡り、多くの読者を惹きつけている名作だと感心した。 グイグイ引き込まれ、二日足らずで読了した。 誰が犯人か目星つけながら読むが、途中から全然わからなくなる。 そして、まさかの最終章。 詳しい人からしたら、細かい瑕疵は色々あるのだろうが、いい読書体験ができた。 | ||||
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イギリスのテレビドラマの方が、最後の最後の部分でポワロの葛藤が描かれていて面白かったです。 常に真実を。 でも、彼とて人情はあり…… 原作の方が物分り良すぎでした。 | ||||
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新訳だから 分かり易いかな?と思い 読み始めましたが ところどころ 引っかかって意味不明な会話が出てきます。当初は 私の理解不足なのかなと 思ってましたが、気になって気になって、原文と照らし合わせてみたら 何と!誤訳や 訳さずに一文飛ばしてたりがかなりあって萎えてきました。例えば 大佐が「…◯◯ in the 60th…」と言ったのが、田内さんの訳だと「…60代の◯◯…」と 突然 年齢の意味になっていて、会話が意味不明に…。でも 軍人さんの発言だから「…第六十聯隊の◯◯…」に決まっているじゃないかと…。他の方の訳を本屋さんで立ち読みしてみたら ちゃんと「…60連隊の◯◯…」と皆さん なってました。急いで 映画の公開までに出版しないといけなかったのかもしれませんが ちょっと 意味不明なところが何ヶ所か出てきて ちょっと がっかり…。途中で諦めました…。 | ||||
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何回も映画化されていますし、実は内容も映画で見てわかっていました。それでも面白い。改めてクリスティの偉大さに脱帽です。 | ||||
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翻訳が酷すぎて集中して読めたもんじゃありません。 呼んでる途中に違和感を感じ友人に別の方が翻訳された物と比較して貰いました。 意味が通じないレベルで間違っています。 他の方が翻訳された物を読むのをおすすめします。 | ||||
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子供向けのようですが大人も読みごたえがあり楽しめました。 | ||||
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講談社文庫の訳で、どうしても意味がわからない所があったので、新潮文庫の同じ所を読んだら すぐにわかりました。 新潮文庫で改めて読み直すと、全体的にもとてもわかりやすかったです。 | ||||
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仕掛けられた沢山の謎が最後に一気に解決して爽快。 「ウサギをつかまえたいときは、穴にイタチを入れるんです。そうすれば、なかのウサギが逃げだしてくる。わたしがやったのは、そういうことです」 | ||||
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本を読んでからだと良くわかるね、映画もいいけど本もね!!!てな感じかな | ||||
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これを読んですごい すばらしいとレビューを書いてる方はアガサ・クリスティの本当の文章を読んでいないと思う 残念です。洋書は翻訳が命 この訳者さんはいつもポンコツで悲しいです | ||||
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最高に面白かったです。何十年も前にこんな素晴らしい物語が生まれていたなんて感動してしまいます。 | ||||
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映画、ドラマもいいが、やはり原作が一番。子供の頃に読んだが、もう一度読み返して謎解きの進め方の良さが改めて芸術的と思った。 | ||||
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星三つとしたのは翻訳についてである。英語の原作は当然、星五つ、文句なくA級のミステリーである。ハヤカワ文庫版は誤訳が多すぎる。原作を読んでいて気になるところがあり、あたってみたのがこのハヤカワ文庫版。この翻訳に驚いて、角川文庫版を見た。角川文庫版の翻訳は安定したものだった。 ひとつだけ例を。ポアロがメアリー・デブナムから話を聞く場面。原作ではデブナムはドラゴミロフ公爵夫人について次のように語る。 She has only to lift a little finger and ask for something in a polite voice--and the whole train runs. ハヤカワ文庫版では次のとおり。 「小指を軽く動かして、丁寧な声で何か頼むだけで、召使い(トレイン)たちを思い通りに動かせるでしょう」 「召使い」には「トレイン」とルビが振ってある。確かにtrainには「従者」いう意味はあるが、ここでは列車が雪で立ち往生している場面で、そのまま列車と読むところ。また、little fingerを「小指」と訳しているが、この to lift a little finger は「指をほんの少し動かす→たいしたこともしない」ほどの意。日本語で「小首をかしげる」「小手をかざす」と同じ言い方で「小指」あるいは「指が小さい」ということではない。 角川文庫版は次のとおり。 「あの人がちょっと指をあげて、なにか丁寧に頼みごとをすれば、列車じゅうが言うことを聞きますとも」 個々の例ではハヤカワ文庫版の翻訳に軍配が上がる部分もあるが、総じて角川文庫版の翻訳が正確で安定している。原作で気になるところをハヤカワ文庫版であたってみると、誤訳しているところが多い。このような誤訳のまま読まれてきたのは驚き。 | ||||
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