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オリエント急行の殺人
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【この小説が収録されている参考書籍】
オリエント急行の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.23pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全22件 1~20 1/2ページ
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とても面白かったのですが、最後のページの登場人物のセリフに納得がいきません!!苦笑 でも、ストーリーは面白かったです! | ||||
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TVドラマを先に見たのでその印象が強い。原作よりドラマの方が面白い。 | ||||
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装丁デザインの違う本が届きました。 一瞬児童書かと思いましたが…こういう文庫なのかな? | ||||
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Amazonで紹介されている カバーではなかった | ||||
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ハヤカワ文庫版の誤訳に驚いて、そのレビューで「誤訳が多すぎる」と評し、「角川文庫版の翻訳は安定したものだった」とも記しました(ハヤカワ文庫版レビュー)。ところで、この角川文庫版で〈かあらいる〉さんの「ちょっとがっかりな訳」というレビューを見て、あらためてふたつを比べてみる必要を感じました。そこで冒頭、第1章の An Important Passenger on the Taurus Express を読み比べてみました。以下、主な誤訳です。 ■ 冒頭の文(Kindleの位置 23) (角川)「鉄道案内に太字でタウルス急行と記された汽車が」 (ハヤカワ)「鉄道のガイドブックにも出ている列車で、〈タウルス急行〉という堂々たる名前がついている」 (原文)the train grandly designated in railway guides as the Taurus Express これは(ハヤカワ)が正しい。(角川)の「太字で…記された」は誤訳。 ■ Kindleの位置 113 (角川)「あれがインドから来た大佐だな」ポアロはつぶやいた。 (ハヤカワ)「インドにいたという大佐だな」ポアロはつぶやいた。 (原文)'The colonel from India,' said Poirot to himself. 食堂車での場面。この say to oneself は必ずしも声に出して言うわけではない。心の中で思うことにも使う。ここでは声に出したのではなく、「ポアロは考えた」という意味。ここで声に出してつぶやく行動はおかしいだろう。これは(ハヤカワ)も誤訳している。 ■ Kindleの位置 113 (角川)「静かな朝食のほうが私は好みですが、構いませんよ」 (ハヤカワ)「それもそうですわね。でも、わたし、噛みついたりはしませんから」 (原文)'I should hope not. But I don't bite.' ここはアーバスノット大佐がデブナムにテーブルを相席していいか聞いた場面。この I don't bite. は相手が遠慮して近寄って来ないとき、「(だいじょうぶ)噛みついたりしないから」と冗談風に言うことば。(角川)の訳は意味が通じない。これは(ハヤカワ)訳が正しい。 ■ Kindleの位置 120 (角川)トミーなにがしという老人 (ハヤカワ)トミーなんとかという老人 (原文)(They discussed) old Tommy Somebody and Jerry Someone Else. この old は「老人」ではない。「あの、なつかしい」ほどの意。ここは(ハヤカワ)も誤訳している。 ■ Kindleの位置 143 (角川)「ああ! じゃあそうしよう」 (ハヤカワ)「あっ! なるほど」 (原文)'Oh! It's all right." ふたりの秘密めいた話をポアロに聞かれると心配したデブナムにアーバスノット大佐が答えたことば。これは「だいじょうぶだ(聞かれてなんかいない)」ということ。あるいは「だいじょうぶ。聞かれたってかまやしない」ということ。これは(ハヤカワ)の訳もおかしい。 ■ Kindleの位置 181 (角川)ボスポラス海峡の渡航は、ポアロにとって実に不快なものであった。 (ハヤカワ)ボスポラス海峡は荒れていて、海峡横断はポアロにとって楽しいものではなかった。 (原文)The Bosphorus was rough and M. Poirot did not enjoy the crossing. 第1章の最後の部分。(角川)訳は rough の訳が落ちている。海が荒れ、ポアロにとって快適なものではなかった。これはこれから始まる大きな事件、騒動、そしてポアロの苦悩を予見させる、いわば伏線となることば。この rough は単語ひとつだが、これを落としては物語の質を大きく低下させる。 以上は誤訳の主なもの。ハヤカワ文庫版のレビューで「角川文庫版の翻訳は安定したものだった」と記したが、この〈角川〉版も〈ハヤカワ〉版に劣らず誤訳が多い。誤訳のない新訳を出してほしいものだ。 | ||||
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久しぶりに読んでみたけど、半日で読了。もう少し長い小説だったように思ってましたが記憶はあてになりません。フランス人やアメリカ人に対するステレオタイプ的な決め付けが今となっては新鮮ですね。 | ||||
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途中のミスリードが過ぎてオチの期待外れ感凄かった ラストで一気に喜劇と化した。それまでの推理してる感じは面白かった | ||||
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星三つとしたのは翻訳についてである。英語の原作は当然、星五つ、文句なくA級のミステリーである。ハヤカワ文庫版は誤訳が多すぎる。原作を読んでいて気になるところがあり、あたってみたのがこのハヤカワ文庫版。この翻訳に驚いて、角川文庫版を見た。角川文庫版の翻訳は安定したものだった。 ひとつだけ例を。ポアロがメアリー・デブナムから話を聞く場面。原作ではデブナムはドラゴミロフ公爵夫人について次のように語る。 She has only to lift a little finger and ask for something in a polite voice--and the whole train runs. ハヤカワ文庫版では次のとおり。 「小指を軽く動かして、丁寧な声で何か頼むだけで、召使い(トレイン)たちを思い通りに動かせるでしょう」 「召使い」には「トレイン」とルビが振ってある。確かにtrainには「従者」いう意味はあるが、ここでは列車が雪で立ち往生している場面で、そのまま列車と読むところ。また、little fingerを「小指」と訳しているが、この to lift a little finger は「指をほんの少し動かす→たいしたこともしない」ほどの意。日本語で「小首をかしげる」「小手をかざす」と同じ言い方で「小指」あるいは「指が小さい」ということではない。 角川文庫版は次のとおり。 「あの人がちょっと指をあげて、なにか丁寧に頼みごとをすれば、列車じゅうが言うことを聞きますとも」 個々の例ではハヤカワ文庫版の翻訳に軍配が上がる部分もあるが、総じて角川文庫版の翻訳が正確で安定している。原作で気になるところをハヤカワ文庫版であたってみると、誤訳しているところが多い。このような誤訳のまま読まれてきたのは驚き。 | ||||
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身内用に 絶賛もネガキャンもしてなかったし 本体の状態についてもノーコメだったし この評価が妥当かな 俺は読んでないから知らん | ||||
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初めて読んだ。 分かったのは仮面山荘のバカらしさ。 東野は恥知らずだな。 文化的な背景や地理的な背景を無視して トリックだけ丸ごと盗んで 出来上がったのは小説とは呼べない 子供が書いたようなレベルの低い駄文。 情けない。 | ||||
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ちょっと途中から同じような展開に飽きてきた感じはありましたが、普通に面白かったです。 | ||||
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最大の見せ場である『真相』については,おぼろげですが知っていたこともあり, 残念ながら,大きな驚きや関心をもってその場面を迎えることはできませんでした. ただ,それを差し引いても,繋がりを次々に見つけ,先の真相に答えを導く様子は, あの情報からそこまでと思うこともあれば,やや都合のよい部分も見受けられるなど, 正直なところ,気持ちのいいミステリと手放しで褒めるには疑問が残るように感じます. とはいえ,否定派も多いと聞くその真相は,当時のミステリ事情はわかりませんが, 何とも大胆な判断でおもしろく,発表から100年近く経った今でも色あせていません. また,作中でも触れられますが,様々な立場の人間が集まり,話が進んでいくことで, 彼らの思惑や予定外の行動など,推理はもちろん,物語にも深みを与えている印象です. 海外の作品にありがちな翻訳への違和感は,そこまで強いものはありませんでしたが, 感嘆符の使いどころや,一部の台詞にフランス語のルビが振られていたりと少し疑問も. このほか,「○○人だから△△で〜」といった言い回しも,日本人にはわかりづらいです. なお,酷評の声も目立つカバーデザインは,手元にある第十刷(2014年12月20日付)では, 実際のオリエント急行の車両とおぼしき,落ち着いたものとなっています.(ISBN確認済み) | ||||
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小5の息子に買ってあげました。学校の、休み時間に読むらしく、面白いようです。 | ||||
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クリスティは世界で一番好きな作家ですが、この作品はちょっと評価しづらいです。 と言うのも、この作品でポワロが犯人を明かす前に「犯人が分からない」人っているのでしょうか? 恐らく殆どの人は2/3程度読み終えた時点で犯人が分かってしまうのでは。 この作品はミステリーにはまる、かなり初期に読んだのですが、そんな初心者だった私でも途中で 犯人が分かってしまい興醒めしてしまいました。 クリスティはもっと犯人が分かりづらい書き方や設定をして欲しかったし、出来たはずです。 それなので微妙な作品になりました。 書き方や設定によってはとてつもなく意外な犯人を作り出せたはずなので、残念です。 | ||||
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読書という作業は多くの場合、本に書かれていることを頭の中で画像化する作業を言うのであろう。 けど、この1冊の場合はやはりシドニー・ルメット監督作の映画の印象が強烈。 それを補完するように、文章を読んでしまう。 でもその作業は十分に楽しい。 それだけの綾がこの本にはある。 さて、この本・中村訳は創元推理文庫版の長沼訳に比べて、古風な物言いは少ないものの、やはり今様ではない気がする。 あと列車の見取り図が中にあるのは如何かと思う。 長沼版のように、扉の後ろ辺りにある方が親切ではないかなぁ。 | ||||
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推理小説で気にもしたことはなかったけど、訳が少し古風。 奥付けを見ると、1959年初版で改版しているもの。 確かに犯人を「下手人」と訳してみたり。 長沼訳はあの時代としては見事なものだし、素晴らしい。 けど、坪内訳の沙翁劇のようなもので、装丁は新しくなっても中身はクラシック。 それゆえ、同時代の空気を吸った人間ならではの味わいがあるのは事実だけど。 他の翻訳も読み比べることを勧める。 | ||||
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クリスティと言えば、サスペンス作品の傑作「そして誰もいなくなった」と本格推理の傑作「アクロイド殺害事件」、それに本書の3つがとくに人気があるが、前2作品はともかく、本書については私は釈然としないものがある。 まず、ハッバード夫人の手荷物に入れられていた凶器のナイフ、あれは何のために入れられてたんだ? 凶器を隠滅するためでもなかったのだろうし、だからといってハッバード夫人に大騒ぎをさせたかったわけでもなかろう。 次に、これが一番不可解だが、なんで犯人はハッバード夫人の車室から隣のラチェットの車室に出入りしたんだ? 犯人は、偽の車掌の制服を用意できたぐらいだから、車室のカギも用意できただろうと本文中に語られており、また実際にカギを手に入れてラチェットの車室に出入りできたはずなので、わざわざハッバード夫人の車室からラチェットの部屋に侵入した理由がわからない。 それと、これはどうでもいいといえばいいのだが、ラチェットの秘書、ヘクター・マックイーンって結局何者だったんだ? 私は以上3点が釈然としないので、この作品を傑作とは認めがたい。 | ||||
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クリスティと言えば、サスペンス作品の傑作「そして誰もいなくなった」と本格推理の傑作「アクロイド殺人事件」、それに本書の3つがとくに人気があるが、前2作品はともかく、本書については私は釈然としないものがある。 まず、ハッバード夫人の手荷物に入れられていた凶器のナイフ、あれは何のために入れられてたんだ? 凶器を隠滅するためでもなかったのだろうし、だからといってハッバード夫人に大騒ぎをさせたかったわけでもなかろう。 次に、これが一番不可解だが、なんで犯人はハッバード夫人の車室から隣のラチェットの車室に出入りしたんだ? 犯人は、偽の車掌の制服を用意できたぐらいだから、車室のカギも用意できただろうと本文中に語られており、また実際にカギを手に入れてラチェットの車室に出入りできたはずなので、わざわざハッバード夫人の車室からラチェットの部屋に侵入した理由がわからない。 それと、これはどうでもいいといえばいいのだが、ラチェットの秘書、ヘクター・マックイーンって結局何者だったんだ? 私は以上3点が釈然としないので、この作品を傑作とは認めがたい。 | ||||
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クリスティと言えば、サスペンス作品の傑作「そして誰もいなくなった」と本格推理の傑作「アクロイド殺人事件」、それに本書の3つがとくに人気があるが、前2作品はともかく、本書については私は釈然としないものがある。 まず、ハッバード夫人の手荷物に入れられていた凶器のナイフ、あれは何のために入れられてたんだ? 凶器を隠滅するためでもなかったのだろうし、だからといってハッバード夫人に大騒ぎをさせたかったわけでもなかろう。 次に、これが一番不可解だが、なんで犯人はハッバード夫人の車室から隣のラチェットの車室に出入りしたんだ? 犯人は、偽の車掌の制服を用意できたぐらいだから、車室のカギも用意できただろうと本文中に語られており、また実際にカギを手に入れてラチェットの車室に出入りできたはずなので、わざわざハッバード夫人の車室からラチェットの部屋に侵入した理由がわからない。 それと、これはどうでもいいといえばいいのだが、ラチェットの秘書、ヘクター・マックイーンって結局何者だったんだ? 私は以上3点が釈然としないので、この作品を傑作とは認めがたい。 | ||||
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アガサ・クリスティーの超有名推理小説。 私は推理物と言えば、マンガの「名探偵コナン」ぐらいしか読んだことがなかったので 入門作品としてこの超有名作品を読んでみたのだが、結論から言うとちょっとがっかりした。 というのも、全員の証言が出そろった時点で動機の部分以外の大体の展開が読めてしまい 推理の部分に入っても、予測の範疇を超えるような展開があまり出てこなかった。 更に推理そのものも、状況証拠から論理的に導き出される結論という類のものではなく、 「適当なことを言っていったら、実はその通りだった」 という感じ。正直、ポアロは最初から全てを知っていたのではないかと疑いたくなってしまう。 この後に読んだ「ABC殺人事件」などは傑作だと思ったのだが、 この作品がそれらと同列に語られる理由はいまいちよく分からない。 | ||||
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