和歌山に、ある宗教団体の御神体の取材へ向かう早乙女静香と、量子力学研究機関の代表へインタビューをしに行く宮田六郎。

星城大学の研究者早乙女静香とライターの宮田六郎は、〈スリーバレー〉で歴史談義で角突き合わせるだけの関係だったが、なぜか共に崇徳院の足跡を辿る旅に向かう。

かつて、名探偵の時代があった。

生きるため、他人になりすましてきた“わたし”。

故郷の雪山に帰ってきたエリーは、姉と看板猫とともにミステリ好きの集う書店、ブック・シャレーを切り盛りしていた。

若くして莫大な富を築き、何不自由ない暮らしを送る音喜多は元ＦＢＩアドバイザーという異例の肩書を持つ美貌の天才心理学者・久嶋に惚れ、久嶋の元へ足繋く通っては、マイペースな彼の要求すべてに応えることを喜びとしていた。

加持祈祷、悪霊払いなどを請け負う「拝み屋」郷内心瞳。

「食」に纏わる怪異と不気味な体験を丹念に取材して纏めた怪談集! 【インテラート】 それは、ある店のパスタ料理の名前である。

未知を愛した青年、人間を信じた怪物。 魔術が終わる時代に、ふたりは戦場で出会った。

あの日の出会いは、きっと偶然なんかじゃない。未羽は受験のため、大好きだったケーキ屋のバイトをやめた。

生きたまま、出られるか。

美しい男妾に心奪われた〝鬼の子孫″八瀬の娘 戦国の世で、年に一度の乱交を待ち望む少女 女と花の香りに眩む、六角堂の修行僧 陰陽師と妻に過去の罪を隠す、水守の当主 ――京都×時代×情欲。

怪異が跋扈する異世界「幽世（かくりよ）」へと迷いこんだ薬剤師・空洞淵霧瑚（うろぶちきりこ）は、そこで運命の出会いを果たす――。

後宮の梨壺に引き籠もり、『源氏物語』と『紫式部日記』の執筆に悩む紫式部のもとに、『枕草子』執筆以後、行方が定かでなかった清少納言が現れる。

誰も知らないあなたの過去が、もし、小説で暴かれていたらーー。

アニメのような三世代家族から独立して家庭を持った青年が、コロナ禍の間に立て続けに身内が亡くなった実家に久々に帰る「セメタリー」、過労によるうつ病で医師の仕事をやめて離婚した兄から、その身を案じながら亡くなった母の一周忌を前に再婚の知らせが届

静岡県北の廃村で、誘拐されたまま行方不明になっていた少女の白骨遺体が見つかった。

平成を舞台に、甚夜と同じ高校に通う藤堂夏樹を主人公にした「鬼人幻燈抄シリーズ」のスピンオフ番外編。

大学生の琴葉は、飲み会の後にお持ち帰りされそうになっていたところを助けてくれたシマくんにひとめぼれする。

「神」とまで呼ばれた天才少女はなぜ、自身の手がける舞台の上演中に死んだのか？ 女子生徒だけの演劇学校に入学した結城さやかは、劇作家を目指している。

犯罪計画書と化した解答編のない推理小説=未完図書が引き起こす密室殺人の謎に、謎の少女&ミステリ好きの少年が挑む学園ミステリ!

今年、一二〇〇個の密室で、一二〇〇人が殺されるーー 90年代ミステリ界を阿鼻叫喚の渦に巻き込み、 新時代のミステリの幕開けとなった伝説の密室ミステリが、 不滅の光芒を放ち、再び開錠れる! 清涼院流水の伝説の始まりがいまここに復刊! 新

本所一帯を縄張りに、十手を預かる若い岡っ引きの佐吉。

終末感漂う近未来、家族を失った少女は共同体の“外側に存在する世界”で新たな価値観を知るのだが……。

彼女は逃げ切れなかった――不思議な双子と元刑事が、すべての真相を見抜くから。

迫られる攘夷か、開国か――。 嘉永六年(一八五三年)六月、浦賀にその姿を現した四隻のアメリカ軍艦。

『曾根崎心中』『国性爺合戦』など、 数多の名作を生んだ日本史上最高のストーリーテラー・近松門左衛門 創作に生涯を賭した感動の物語。

令和最注目の作家・斜線堂有紀が描く、推し(アイドル)の恋。

日向由衣は裁判官に任官して三年目。念願がかなって志波地方裁判所の刑事部に配属された。

町外れで父と孤立して暮らす“変わり者”サリーは6歳までの記憶がない。

「バチカン」シリーズをもっと楽しめる!キャラと謎が交差する短編集第7弾 結婚式に参列するため、イギリスのウエイブスタンを訪れた平賀とロベルト。

義父母の神社のもとに戻った瑠那は、他の生徒からの反応に変化を感じながらも、日暮里高校へ通っていた。

突然母が事故死し、一人遺された15歳の叶崎颯介は、母の遺品の中から謎の電話番号のメモを見つける。

湧き起こる違和感の数々。あなたは果たして気づけるか―― その家には約束事がある。

世界一さいかわなアイドルになるための舞台裏がここに! アイドル・斎川唯は悩んでいた。

圧倒的に痛快!!! スリリングな後宮×復讐ファンタジー開幕! 豚になるな。狼になるな。

伝説の殺し屋vs元特殊部隊員!? SM班は彼らの暴走を止められるのか? 娘の仇打ちが果たされ、虚無感に包まれていた樹里亜の元に助けを乞う1本の電話が入る。

ゴスロリ解剖医×霊が見える新米刑事のバディミステリ―、待望の第2弾! 八王子署の新人刑事・祝依 然(いわい ぜん)は一報を受け、八王子駅に急行する。

希望も潰える恐怖がここに。全編書き下ろしの超豪華アンソロジー! 「考えうる、最大級の恐怖を」。

”最恐”&”最強”、ここに大集結! 究極の作家陣、全編最新作。

男を殺し、死体を焼いたと言って若い女が出頭してきた。 レイプされそうになり、反撃したという。

視えてしまった連続殺人。

人気シリーズ、書き下ろし! 卑劣な連続殺人の意外な真相とは!? 茅ヶ崎の海水浴場で若い女性の撲殺死体が発見された。

第75回日本推理作家協会賞〈短編部門〉受賞! 精緻でビターな連作短編集 私立探偵として活動するみどり。

この遺体は誰なのか--火葬まで96時間、すべての真実を暴き出せ。 川崎区の廃ビルで発見された身許不明の中年男性の遺体。

触れてはいけない領域がある。 だが、触れなければ真実は見えない――。

藤木稟のもうひとつの人気シリーズ、待望の文庫化リブート! 昭和13年、浅草。

今夜、武道館で。切なく響く約束の物語。

人類の存続を賭けて恒星間宇宙を飛ぶ、人格を持った宇宙船たちを襲う緊急事態（銀河風帆走）、地球に衝突するコースをとった小惑星の軌道をそらす計画に挑む高校生たち（もしもぼくらが生まれていたら）、史上初の恒星間宇宙船同士による“決闘”の行方（星海に没す）……第

1967年末。

ここはロンドンの集合住宅の一室。女性がひとり。

押し花を受け取った著名人が連続で殺される事件が起きた。

押し花を受け取った著名人が連続で殺される事件が起きた。

一片の死角なし。最大の敵、現る。

プロとして、誇り高く転売行為を続ける「俺」。

クラスメイト襲撃事件を捜査する小学校の名探偵。 滅亡に瀕した人類に命運を託された〝怪物”。

たった3ヵ月のトレーニング期間で、人気アイドル大峰颯太がボディービル大会の上位入賞を果たした。

「確かに、幽霊も子供も一人じゃ何もできないよ。

新人スパイのエマ。

十代のあなたに会いにいこう。 声を殺して泣いた日も、無理して笑ったあの日も。

精南大学のキャンパスに夏がやって来る! 日本文化が大好きで洞察力にすぐれた留学生ケビン・マクリーガルと、学業はからっきしながら人望は厚く寮生代表の秀次は、獅子辰寮のルームメイト。

堅牢な洋風建築の前に立つ西洋人らしき男女――。

2029年、パリで「新革命」が起きた。

秋田県御荷守村に伝わる、超人的な力を持つ「鬼神さま」の正体とは!? 大正、昭和、令和――三世代の謎が絡み合う伝奇ミステリ。

人類は銀河の友に、どう貢献すべきか？ 現代ＳＦの最前線を押し上げる、新世代ハードＳＦ作家の初長篇！ 『法治の獣』でベストＳＦ2022国内篇第1位＆星雲賞国内短編部門を受賞した春暮康一が満を持して放つ、レム、イーガンに匹敵する、驚きの宇宙探査ＳＦ。

十八、終わる夏。

廃嫡皇子×孤島の盟主…歴史に阻まれた二人が出会うとき、運命が動き出す! 陰謀渦巻く宮中で、誰が誰を呪っているのか。

時は1989年。昭和から平成に元号が移り変わったその冬の日、しがないサラリーマンの佐久間隼人に一本の電話がかかってきた。

ヴァイオリン教室に通う児童が白昼、忽然と消えた。

「あなたの人生の名シーンは、いつですか？」。記憶を失って天国を訪れた小野田。

この世界を、私はひとりで生きたい――。わかり合えない母親や、うざいクラスメート。

「変な怪談を聞きに行きませんか？」会社の部下に誘われた大学のオカルト研究会のイベントで、とある怪談を聞いた日を境に高山カレンの日常は怪現象に蝕まれることとなる。

ある小国の元首相の手記を南アフリカからロンドンの出版社に届けてほしいと旧友から頼まれたケイド。

公爵邸への潜入で輪郭を表した、第二王子に関する仮説。

通夜の晩に怪談話をすると死者の魂が蘇るーそんな言い伝えが残る朽無村の名士・古柳哲郎氏が亡くなった。

武田との同盟の証として信玄の嫡男・義信に嫁いだ今川義元の娘・日奈姫。

音楽の道を夢見るイザベルは、休暇中に訪れたボストンで銃撃事件に巻き込まれた。

ある髪結いの死体が見つかった。 その骸はお照が同業であると告げ口した女らしかった。

放浪中のリーチャーのもとに奇妙な依頼が届いた。

副大統領を狙う犯人から届く不気味な脅迫状。 その意図はなにか。

東南アジアでの巨大リゾート開発推進のため日本のスーパーゼネコンから現地役員として「島」に乗り込んでいた青木は、資金として投入された莫大な裏金の一部を着服して会社を離れ、計画が頓挫した後も島で隠遁生活を送っていた。

癒えぬ傷が、疼きだす。 支援課が出会った、「最初の被害者家族」が亡くなった。

いい気味だ…… 予測不能の展開、予想外の読後感。

極限状況での謎解きを楽しんだ読者に驚きの〈真相〉が襲いかかる。

根室海峡に三姉妹の愛と憎しみの華が咲く。それぞれの愛を貫き、男の屍を越えた先に待つものは。

我らが英雄・空々空を含む乗組員が、全滅か――。 部下・杵槻鋼矢は異変に気付く。

私は取手ユウ。女子高生探偵・美智駆アイちゃんの助手兼熱烈に応援してる。

赤い左眼を持ち、死者の魂を視ることができる青年。 その名は斉藤八雲。

洞察力に優れるが、やる気はゼロ。無責任で、捜査中でも定時で帰りたがる。

主人公・美琴は、シングルマザーのお母さんとおばあちゃんと暮らしている中学1年生。

「姦通」していた男女が熊に殺された—。

高校の図書委員ふたりのもとに訪れた上級生。

洪水で崩れた深川洲崎の石垣普請の入札にまつわる普請奉行と岩槻屋の不正を暴いたものの、御手伝普請のための費用がいまだ足りぬ正紀たちは、窮地に追い込まれる。

真の世継ぎとして再度の西ノ丸入りを果たすと共に、名を綱豊から家宣と改めた左近だが、相も変わらず市中に繰り出しては、悪を成敗していた。

舞鶴の海辺の町で発見された、記憶喪失の青年。

舞鶴の海辺の町で発見された、記憶喪失の青年。

両親の死の謎がようやく解け、江戸の隅田川沿いにある旅籠〈雪月花〉の女将・里緒は寂しさを抱きつつも懸命に仕事に打ち込んでいた。

白い部屋に閉じ込められた333人の石井。失敗すれば即、爆発の3つのゲームで試されるのは、運か執着心かーー。

最初の1行は全員一緒。 1編6ページ、24種の「最後の仕事」。

格安で購入した白亜の豪邸。