淡い恋心、男か女か、宇宙人が来襲!?火事と焼死体への既視感、そして、人生をあの時からやり直すべきか…。

金髪にピアスでふらふらしている俺が先輩の子どもの面倒をみる羽目に。

資産家の最期を看取った代診医の不可解な死。プリーストリーの鋭い推理が暴き出す真相とは……。

高校三年の夏、常磐茉莉は消失した。生まれてはじめて、好きになった女の子だった。

心霊探偵・濱地健三郎には鋭い推理力と、幽霊を視る能力がある。

安部公房のいいところは、ワンテーマ、ワンアイディアを律儀なまでにしゃぶり尽くすこと。キーワードは「がくがく」と「律儀」。

どうかこの夜を恐れないでほしい。

日本の誇る情報機関(便宜上「イトウ家」と呼ばれる)、そこには使役される猟犬がいる。

アメリカ政府機関に勤務するオリヴィアは、転職活動中に思わぬトラブルにあうが、その場にいたFBI捜査官のグレイソンに助けられ、危機を逃れる。

黒滝誠治警部補、非合法な手段を辞さず、数々の事件を解決してきた元凄腕刑事。現在は人事一課に所属している。

米国NSAの局員アーヴァインは暗号解読の専門家。

イギリスが検挙したテロリストを訊問したアメリカは、大失態を犯す。

緑の蔦に覆われた大学の古い建物、深い霧に包まれる森。

事件を知り、農夫の死に疑いを持った一人の学生が、四月の雪の夜に崖から転落した。音信が途絶えた息子を探す両親。

最強の殺し屋は――恐妻家。

悪女の私を殺そうとしているのは、誰? 幼い頃からクラスのヒエラルキーの頂点に君臨してきた光岡めぐみ。

死体が発見されるたびに、なぜか刺し傷の数はひとつずつ減ってゆく。

犯人の逃走車両の前に思わず飛び出したのを集団自殺するネズミのようだと言われ、“レミング"と呼ばれる元刑事で現興信所の調査員ヴァリシュ。

「もういいんです」人を殺めた女は控訴を取り下げ、静かに刑に服したが…。

7年に一度しか咲かない幻の花「夜間飛行」。

友人との再会から、青年医師ステファンは、煉瓦塀に周囲をかこまれ、丘の頂に屹立する、ビェジーニェツのとある病院に勤務することになる。

プロ野球を引退したばかりの元スラッガー、宇恵康彦。彼が監督に就任したのは三年連続最下位の「新潟アイビス」だった。

2006年12月1日、東京で3人の人物が殺され、未解決となっている「12月1日連続殺人事件」。

『号外』―1964年。

スイスの片田舎に暮らす一家のささやかな日常を詩的で圧縮された表現で描く。

ヒトと僅かに異なる存在、妖人。美貌と毒舌の妖人茶道家・洗足伊織は、「家族」との平穏をなにより愛していた。

大学生になって、アパート「Bコーポ」二〇一号室で一人暮らしをはじめた僕は、入学式の日、彼と出会った。

その視線を感じたら、最期──。 世にニ十冊しか存在しない奇書『眼球蠱聞』。

成功率百パーセントの恋愛があります―。失恋に落ち込む大学生、秋山明はAIによる恋愛シミュレーションを受ける。

鎌倉で出会った、言葉を話す不思議な猫・ニャン太。

“夜見師”―祀られている祟り神を始末する者。その存在を知る者は限られている。

海に近い町に住む、真治と鳴海の夫婦。真治は数日間の行方不明の後、まるで別の人格になって帰って来た。

湖で発見された、上半身が少女、下半身が魚の謎の遺体。「死神女史」の検死で、身体変異に関する驚くべき事実が判明する。

バチカン美術館にある絵画の前にマリア様が現われて預言をするらしい。

天才発掘師・西原無量は鷹島沖の海底遺跡で黄金の剣を発見するが、何者かに奪われてしまう。

アメリカ北西部の小さくて平和な町ツイン・ピークスで、ある冬の朝、女子高生ローラ・パーマーの変死体が発見された。

青藍病。それは心の不安に根ざして発症するとされる異能力だ。

父親を殺されたブラヴォーは、父が命がけで守ろうとしていた謎、そして隠された歴史に迫るが──。

事故で父を亡くしたと思っていたブラヴォーだったが、その死には中世宗教の謎が絡んでいた!

上橋菜穂子の傑作長編、ついに完結! ついに生き残った男――ヴァンと対面したホッサルは、人類を脅かす病のある秘密に気づく。

全てを諦めた男と、救いをもとめる医師。

北関東の平穏な町で、事件は起こった。 葬儀場で死者が甦り、他の遺体を貪り食ったのだ。

「今から起こることは、全部おまえのせいだ」。

敗戦間近のビルマ戦線にペスト囲い込みのため派遣された軍医・伊与田中尉。

原因不明の症状により、市町村単位で住民が集団死する事件が発生した。

充実した仕事と、出来たばかりの恋人・久迩子との逢瀬…工業デザイナー・木島の平穏な日々は、自宅に放火されたことをきっかけに一転した。

数多くの名シェフを生み出す伝説のフランス料理学校で、シェフ修業中の理恵。いたって本番に弱い。

『このミステリーがすごい! 』大賞受賞後第一作は、陶芸界を舞台にしたアート・サスペンスです! 次期人間国宝候補の陶芸家、西村世外の窯元に就職した早瀬町子。

パリとアムステルダムで爆破テロが発生。

次なる計画を止めるためISISの拠点に潜入した女スパイ。

長崎屋の主が死んだって!? おとっつぁんの身に何が? 病弱若だんな、跡を継ぐの? 緊急事態続出の「しゃばけ」シリーズ最新作!

アーカ製薬CEOのリー博士は、人間の能力を増幅させるウィルス開発に成功。

“人を傷つけてしまう”という強迫観念に囚われている、中学3年生の理子。

新宿の闇金業者殺しの現場から、亀戸で遺体となって発見された少年の指紋が見つかった。

渋谷スクランブル交差点でのテロを防ぎ、事件に関わる警察官を大量検挙した「クラン」。

湖から屍蝋が上がった―。小さなバーのママと常連客は、そのニュースに激しく動揺する(「水底の祭り」)。

警察エリート一家で育ち、優秀な兄と比較されながらも地道に事件に向き合う蟻塚博史。

麻薬取締官が九州で内偵中の大麻密売情報を、厚労省の若手キャリアが警視庁捜査一課管理官にリークした。

米国ニューヨーク・タイムズ紙も注目。 英国BBCラジオがドラマ化。

これは『座るもののない椅子』を作り続ける男の物語 イギリスの小さな町で起きた痛ましい轢き逃げ事件。

ドンデン返しの帝王が「死刑制度」を問う ギリシア神話に登場する、義憤の女神「ネメシス」。

正統な吸血鬼であるフォン・クロロックとその娘のエリカは、ある日、住宅街で少年に助けを求められる。

“たまには縁もゆかりもない女子を助けてみるのも乙だろう” 直江津高校の女子生徒が、相次いで失踪する事件が発生した。

二〇世紀初頭パリ……神出鬼没の百面相。

古代アレクサンドリア図書館は、いまも存在している―。

横浜港にほど近い港みらい署。

1974年東京。探偵・浜崎順一郎は事務所近くで身なりのよい少年を保護した。

『ハイスクール・オーラバスター』の若木未生、渾身の心理学ミステリ 大学に入学した秋太郎が足を踏み入れたのは、異常に人間を嫌う来見行が専有する謎の哲学研究室「仮面応用研究会」だった。

呪いの映画VS.霊捜研! 出演者が必ず死ぬ映画の謎に、心霊科学が挑む。

この真相、絶対予想不可能――。僕の彼女は「嘘つき」たちに殺された。

高齢者を騙していた悪質旅行業者、違法中絶を行なっていた元医師が、相次いで殺される。

ニーダムと姪のメープルが務める貸本屋に、写真機を抱えた挙動不審な青年が現れた。

レマン湖のほとりに建つ美しい館〈アトランティス〉。主は世界中から六人の赤ん坊を養女に迎え、愛情を込めて養育していた。

悲嘆に暮れる六人の娘に養父が遺したのは、天球儀に刻まれた各々の名前と、出生地らしい座標の数字だった。

「俺はまだ、トリックを仕掛けてすらいないんだぞ!?」完全犯罪を企み、実行する前に、探偵に見抜かれてしまった犯人の悲鳴が響く。

その病院は、火星の丘の斜面に、カバラの“生命の樹"を模した配置で建てられていた。

東京・多摩地区在住のフリーター・甲田には認知症の母がいる。

夏祭りにやって来た、裏染天馬と柚乃たち風ヶ丘高校の面々。

第四作品集に至っても、未だ驚異的なクオリティーを保ちつ<ブラウン神父>シリーズ。

「それは歴史上の大きな謎になっていて、まだ誰も解明していないんですよ」「じゃあ、ここで解明してみましょうか」学界の若きホープと教え子VS市井の歴史学者と知識ほとんどゼロだが頭は冴えている美人バーデンダー。

高校1年生の貫地谷マイは年中体調不良で学校は欠席続き。ミステリー好きな彼女の唯一の慰めはベッドで謎を解くことである。

西郷さんの銅像から、愛犬ツンが盗まれた!?手がかりは残された尻尾と、石鹸。

曰くのある家や部屋を一軒に纏めて建て直し、そこで暮らすとどうなるか――。

二児の母親でありながら、横浜、川崎の歓楽街を股にかけ、色と欲にまみれた犯罪者を取り締まる、神奈川県警生活安全部のエース・真下霧生。

目覚めるたびに時間も場所も飛び越えて別人になってしまう「俺」。

映画製作のロケハンで島に渡った六人、全員死亡。事件性なし。

一通の「不幸の手紙」がすべての発端だった――。

そうだ!わたし、…今夜だけは魔女なんだ!スタジオポノック第一回長編作品、米林宏昌監督最新作、アニメ絵本。

ある秋の日、春馬は遊びにきてた幽霊屋敷から、ふたたび『絶対絶命ゲーム』へ連れてこられてしまう。

人工知能型クラウドサービス「ハビタ」によって、人間関係はより円滑に、便利に、豊かになった―2019年の東京。

第15回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉作品です! 母を癌で亡くした大学生の白木は、遺言に従い、母が30年前に佐伯義春という友人から貰った宝石を返すため、北海道を訪れる。

「鬼勘」と仇名された名御用聞き勘兵衛。

放談社週刊ミライ編集部の望来は、かつて指一本で勇名を馳せた達人を取材しに山に入る。

メアリは、夏休みのあいだ、森のそばの屋敷に住む、大おばさまにあずけられることになった。

夫は自殺ではない、殺されたのだ。警察から連絡を受けて、富川真佐子は呆然となる。

「そこに、死体が沈んでいる」衝撃的な匿名通報が東京水上警察に届く。ガイシャの頭部には、進水式で使う斧が突き刺さっていた。

惨殺された若き資産家の喉には可憐な花が活けられ、その妻は行方をくらました。

あの晩、あの電話に出ていたら。同級生の殺人容疑で十四歳の息子・翼が逮捕された。

雪崩で死亡した兄の遺品を整理するうち、増田直志はザイルに施された細工に気づく。死因は事故か、それとも―。

1年の刑期を終えたその日、オレを迎えに来たのは刑事の鷹原さんだった。