椅子を作る人
- FBI (155)
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海外ドラマ hannibalの影響を受け過ぎている、というかパクリと言えるレベルです。 作者さんが海外ドラマ好きでマッツミケルセンも好きらしいので納得ですが。 たまたま似通っただけであってもビジュアルまで寄せるのは避けるべきだと思います。作者さんがそのドラマを知っているなら尚更です。設定やキャラが似た作品がそれ以前にあるなら故意に思われても仕方ありません。 ネットでもhannibalに似た作風だと話題になっていましたが、このような作品が賞を取ったのは残念だと思いました。楽しみにしていたので悲しかったです。 | ||||
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まず最初に言わせていただくと、この小説はラノベではありません。 売るのであれば推理小説あたりに分類されるべきなのに、アマゾンの分類は「ライトノベル」です。 推理物小説としてならなかなか楽しめる内容なのですが、出版社の販売戦略の失敗ですべてが台無しになっています。 ライトノベルの棚にこんな表紙の小説が置かれていて手に取る人がいるわけがいない | ||||
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本作は、アマチュア作家が小説を投稿できるWebサイト「小説家になろう」で連載していた小説です。 近年では「小説家になろう」から多くの作品が書籍化、コミック化、アニメ化しており、世間的にも注目を集めています。 ところが、判子のような設定の流用がみられたり、どこかで聞いたような会話の繰り返しとなっていたり、小説としてはレベルの低い作品が数多くあるように思います。 そんな中で、異彩を放っていたのが本書『椅子を作る人』。 豊かな表現力と驚くほどの博識で、主人公チェスを取り巻くさまざまな事件が語られていきます。 舞台はロンドンのグランストンベリー。『チェスズ・チェスト』のオーナーであるチェスは、魅力的な人柄で周囲の視線を縦にしています。 しかし物語を読み進めていく内に、読者は彼の過去、そして彼の抱える狂気を覗き見ることになります。 まるで、出来のいい海外ドラマを見ているような感覚で、ページをめくる手がとまりません。 Webの連載小説として、見事に成功しているのではないでしょうか。 「ライトノベルだから…」と嫌煙している読者にこそ、ぜひ読んでもらいたい一冊です。 | ||||
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硬筆な文章で綴られる、緊張感溢れるサイコキラーサスペンス。 そして随所にちりばめられるピアノ曲とイギリスの風景や人物描写の素晴らしさ。 本作が連載されていたのはWebの小説サイトである。よく世間一般で「Web作家」は文章がお粗末だと揶揄される。その常識は間違いなく本作で覆されるであろうと信じている。 イギリスの片田舎でおきた痛ましい事故。犠牲になった少年の死をきっかけに、おぞましい連続殺人事件がおきる。 被害者はすべて、まるで目には見えない椅子に座っているかのような状態で発見されるのだ。マスコミは犯人を『サセックスの椅子職人』と命名する。 神経質で奇麗好き。常に紳士であり博識な家具職人のチェスと、正体不明のサイコキラーを追う刑事バーニーを軸に物語りは進んでいく。サスペンスであり、ミステリーでもある本作の魅力を語ることで、これ以上のネタバレとなるのは控えたい。 チェスとバーニーの友情によりそいながら、チェスがこころに抱えた過去を紐解くことで、味わい深い余韻を味わえる。 尚Web連載小説の書籍化という事で、表紙がいわゆるラノベ調になっていたらどうしよう。と思っていたが杞憂で一安心。鈴木康士さんの映画ポスターのような表紙は、本作の雰囲気と見事に一致して素晴らしい。青を基調にしたカラー挿絵もあり。 | ||||
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