黒猫シャーロック ~緋色の肉球~



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初公開日(参考)2017年07月
分類

長編小説

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黒猫シャーロック ~緋色の肉球~ (メディアワークス文庫)

2017年07月25日 黒猫シャーロック ~緋色の肉球~ (メディアワークス文庫)

大学生になって、アパート「Bコーポ」二〇一号室で一人暮らしをはじめた僕は、入学式の日、彼と出会った。パイプのように曲がったシッポをもつ、真っ黒な毛並みの猫。孤高を愛し、クラシック音楽に浸り、ときどきコカイン(マタタビ)もたしなむ彼こそ、天才的な観察眼と推理力で難事件を解決する猫の探偵―シャーロック。これは、そんな猫の彼と人間の僕が、まるでホームズとワトソンのような絶妙なコンビネーションで奇妙な謎に挑む、風変わりなミステリーだ。(「BOOK」データベースより)




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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.2:
(4pt)

続き、出ませんか?

あらすじで、ミステリーと記載がありますが、推理小説を楽しむための本ではないと思いました。
ホームズ譚が持つ雰囲気やシチュエーションを、猫がらみの物語として楽しむための本だろうと。

ワトソン役である主人公は、猫語のわかる大学生。交通事故で左足を痛めたことがあり、歩くには問題ないが、走ることはできません。Bコーポの2階に住んでいて、1階には女性の大家さんが在住。この方の名前は鳩村さん。初登場時に、「はとむら」とルビが振ってありますが、すぐさま頭の中にはハドソン夫人のことが浮かびます。

そもそも、目次からして、クスリと笑いたくなってしまう。
1話「緋色の肉球」
2話「四つの鳴き声」
3話「ボス猫の醜聞」
4話「三毛組合」
5話「黒猫失踪事件」

各話に登場する猫たちは、メアリーがいて、アイリーンがいて、、、と。なんとなく、にんまりするというか。
こんなホームズものも楽しいなと思いましたが、個人的にとても残念に感じた点が1つ。
アイリーンについては、「あの女」と描写されている箇所がありましたが、ここには「あのひと」というルビをぜひとも振って欲しかったです。
もちろん、ドイルの書いた原文は、the womanなんですから、「あの女」で正しいのでしょうけれど、やはりね、「あのひと」というルビが欲しかったなあ、と。

続きが出たら読みたいなと思うので、☆4つ。
黒猫シャーロック ~緋色の肉球~ (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:黒猫シャーロック ~緋色の肉球~ (メディアワークス文庫)より
4048932888
No.1:
(3pt)

狭い世界だけで話を回しすぎ

作品紹介ではミステリ色を押し出していますが,そちらについては弱めとなっており,
実際には,愛猫の死を受け容れられない青年が,新しい生活にも目的を見出せない中で,
多くの猫や人との出会いを重ねる内に大事な事に気付き,再び前を向く物語となっており,
謎や推理,伏線などの部分に期待をしていると,どうしても物足りなさを覚えてしまいます.

また,とにかく世界の幅が狭いというのか,彼に近いところだけで話を回しすぎていて,
探しているもの,珍しいものは全て知り合いが,さらにはウワサのヒロインが実は…など,
都合のいい状況と展開ばかりが続く様子に,どうしても最後まで乗り切ることができません.

このほか,猫と話せる青年はともかく,その猫たちのキャラクタはマンガチックに映り,
その良くも悪くもわかりやすい物言いや振る舞いは,子ども向けのお話を読んでいるよう.
猫との会話にしても,本当にただ話すだけで,もう少し違う見せ方がほしかったところです.

別れから始まった物語が,昔からその先へと続き,明るく閉じられるのは印象的ですし,
優しい雰囲気も悪くはないのですが,これといった強い魅力までは感じられませんでした.
黒猫シャーロック ~緋色の肉球~ (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:黒猫シャーロック ~緋色の肉球~ (メディアワークス文庫)より
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