タフガイ
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 | 2017年07月20日 タフガイ (ハヤカワ・ミステリワールド) 1974年東京。探偵・浜崎順一郎は事務所近くで身なりのよい少年を保護した。少年――安藤大悟を親元に送り届けた浜崎は、彼の父親がかつての悪友で、今や名家の継嗣となった石雄であることを知る。だが、旧交を温める間もなく石雄の義妹が殺された。逃亡した容疑者が見つかれば解決かと思われたが、なぜか石雄は事件に関わるなと主張する。浜崎は、タフな男に憧れる少年の期待に応えようと、事件の秘める闇に踏み込んでいくが……名家の悲劇と男の友情を描く傑作私立探偵小説(「BOOK」データベースより) |
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| 久々の藤田作品。期待して読んだが、前半部分のテンポが非常に悪く、読み通すのに疲れた。読み終えるのに10日もかかってしまった。本筋とあまり関係ない描写が多過ぎて、食傷気味。無理やり主人公をタフガイに見せるための表現が多過ぎる。前作とされる「喝采」には遠く及ばない。次回作に期待したい。 | ||||
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