彼女の恐喝
- 心理サスペンス (72)
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よい | ||||
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非常にテンポがよくさくさく読めました。主人公が恐喝した相手を少しずつ好きになっていく様子が細かく書かれて、読む前は設定が大胆すぎるだろうと思っていましたが、読み進めるうちにどんどん感情移入していきました。ラストの所は私は違う方に持っていってほしかったですが、それは読み手のそれぞれの受け止めかただと思うのでいいと思います。藤田さんの作品初めて読みましたが他の作品も読みたくなりました。 | ||||
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ある意味、パリのノワール物書いてた時から30年。一番好きな作家です、宜永さんは。 俺も尖ってた20台後半に出逢い、「鋼鉄の騎士」という大傑作(今の若手じゃ書けない高レベル)で冒険モノで頂点に立ち、いわゆる恋愛、男女の機敏描く作品が続いた時は違和感感じたけど、俺がオジサンになった40越したら、味わいが分かった。腕利きの作家なんだよね。名手だ。 還暦時の「老猿」も渾身の傑作だったけど、割と多作なんで、宜永さん最大の魅力であるlyricismが感じられない普通の作品もあった事も事実。「大雪物語」が吉川英治文学賞取ったけど、ある意味政治的ないわゆる順番だと思う。 で、今作品、さくさく読めて面白いけど、「血の弔旗」みたいな、ヒリヒリ感はなかったし、正直、繰り返しになるけど、lyricismな表現、文章がなかった事は残念だった。 もう、古稀近し。宜永さんが、どういう方向で、作家人生の「ケジメ」つけるか見届けたい。多作じゃなくていいから、男、人間、読者を震わせる作品に大いに期待したい。宜永さんのような男の業、弱さを書き込める作家はいないよ。 今作は三点。許して! | ||||
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主人公は奨学金を利用し、六本木のクラブで働きながら都内の女子大に通う岡野圭子。 クラブの客・国枝が殺人事件の起きたマンションから飛び出して来たのを見た圭子は、彼に脅迫状を送ります。 2つの大きな勘違いが鍵となり物語は展開します。 一文一文が短文で歯切れが良いのでどんどん読み進めて行く事が出来ました。 終盤に向かいハラハラ・ドキドキする場面が続き、途中で予想が付いた物の 最後の1ページではやはり衝撃を受けました。 頭の中に「未必の故意」の言葉が浮かぶラストでした。 読了後、「遠隔操作アプリ ニハル」を思わず検索してしまった事は言う間でもありません。 ※P188 4行目 「自分かいた」は「自分がいた」の校閲ミスだと思います。 | ||||
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