鋼鉄の騎士
- 日本冒険小説協会特別賞受賞 (1)
- 日本推理作家協会賞受賞 (110)
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細部も詳しく書かれておりリアルなミステリーとして大変楽しめた。 | ||||
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新潮ミステリー倶楽部の1冊。弁当箱のあだ名がある分厚い作品。 戦争物というよりもカーレーシング。そこにさまざまな人物がからむ。 | ||||
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確かに時代の歴史書などを綿密に推敲した結果の力作であるのは認めたい。 また、藤田の原点がここに凝縮されているが、少し長すぎて一気に毒は出来なかったのは私の年齢のせいかも知れない。 | ||||
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’95年、「第48回日本推理作家協会賞」長編部門と「日本冒険小説協会特別賞」受賞作。 また同年の「このミステリーがすごい!」国内編で、第1位の真保裕一の『ホワイトアウト』に惜しくも僅差で第2位となっている。執筆4年、原稿用紙2500枚にも及ぶ大巨編である。 1936年(昭和11年)、ナチスが台頭し、きな臭い空気が漂っていたヨーロッパ。帝国陸軍フランス駐在武官千代延(ちよのべ)子爵の次男、義正は倦怠と憂鬱の日々を送っていた。しかし懇意にしているフランスの老男爵に連れられて見たカー・レースにすっかり虜になってしまい、自らもカー・レーサーになるべく家を飛び出し修行に励む。 物語は、義正がレーサーとして1938年の南仏ポーで開催された国際フォーミュラ・レースに出場するまでの、第二次大戦直前のソ連・ドイツ・フランスのスパイ事件に巻き込まれ、波瀾に富んだ足掛け3年を舞台にしたストーリーである。 パリを舞台に暗躍するソ連のスパイ、昔かたぎの盗賊、財を蕩尽する貴族、スピードに命を賭けるレーサー、義正を愛するふたりの女性など、彼をめぐる人々の動きが重層的に幾重にも重なり錯綜し、クライマックスのレースに向かって収斂されてゆく。 本書は、動乱の時代をヨーロッパの陰湿なスパイ合戦を通して活写した力作であると共に、列強各国の思惑の中に翻弄されながらも、何があろうとレースでの勝利を目指す義正の、爽やかささえ感じられる、ノワール、ハードボイルド、ロマンスの要素も併せ持った、読み応え満点の一大青春冒険活劇である。 | ||||
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文庫第一版14ページ11行目に「スパイはすべからく処分する。・・・」とゆう、いまどき中学生でもまちがえない誤用で先行き心配になりますが、いかにもなデラシネ冒険譚としては一読の価値はあったと思います。 | ||||
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