日野草(ひのそう)の作品一覧

誰かを救う、殺しであれ―― 殺意と命のミステリー 「僕は殺し屋です。あなたの両親と妹を殺した犯人の殺害を承りました」。

恋愛専門の便利屋・ユキは諦めきれない想いに悩む依頼人のために、いくつもの顔を使い分けていた。

2019年、表参道。咲子の前に優雅な身のこなしの美青年が現れた。

偽宗教で荒稼ぎしているベテラン女性詐欺師。その手管と首尾を描くトリッキーな一作、大石直紀「おばあちゃんといっしょ」。

「おれには人の死期が視える。

出所した藤木は、7年ぶりに会った従妹に彼氏を紹介される。

「そのまま死んでもいいのか」結婚を考えた男に振られ茫然と駅のホームに立ち尽くす理子の前に、謎の男・玉緒が現れた。

上野の美術館の前庭にある“地獄の門”の前で、水曜日11時に頼みたい仕事の内容を話すと“泥棒の守護神”が現れるという奇妙な噂が。

おとなしい性格の夫・立夏は、妻の恵里香の浮気を疑い尾行する。車が到着した場所は、自分が持つ東京郊外の土地だった。

「愛」というようなものを、あなたは知っていますか。 捨てられても、忘れられても、殺したあとも、 手に入れたい。

恨む人・恨まれる人を、予想外の結末に導く復讐代行業者・義波。最終話で明かされる驚愕の真実とは―。

雨の降り続く日、訪ねてきた女に俺は仰天する。彼女は数時間前、俺に殺され、浴室で冷たくなっているはずだ―。

ネットアイドルになってしまった、28歳の平凡な男・通称「枯神」。