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6つめの「館」への御招待―自分が何者なのか調べてほしい。推理作家鹿谷門実に会いたいと手紙を送ってきた老人はそう訴えた。
人間は生まれ持った運命から逃れられないものなのか? 昭和30年、「55年体制」成立の前夜、信州の三郷村で起きた放火殺人事件で両親を亡くした男・平岡道義の"運命"の軌跡…。
封建武家社会の掟に運命を翻弄される男たちを描いた表題作「熊田十兵衛の仇討ち」ほか、池波独特の世界が楽しめる時代小説11編を収録。
警視庁捜査一課に所属する南部平蔵警部率いる南平班は、これまで難事件を解決してきたプロ中のプロ。
事故で息子を失い、すさんだ生活を送っていた私立探偵ハーデスティ。
全米屈指の犯罪都市マイアミに、また長く危険な夏がやってきた。
明日の二時までに十億円を用意しなければ、菓子を食べた人が百人死ぬ―大手食品メーカーにかかってきた突然の脅迫電話。
愛する人のために殺人を犯した彼は、唯一の目撃者である公金横領犯と、たがいの利益をかけて、ひそかにある契約を結んだ。
暴力団の拳銃密売情報を掴んだ特捜刑事香月功は囮捜査を開始、舞野組の女組長紀美と情を交わした。
新聞記者・太陽は先輩記者・公一と取材で「鎌倉シネマワールド」を訪れた。そこで公一は毒のボールをぶつけられ昏倒。
アールデコ調の洋風建築や老舗の純和風旅館が混在する京都洛中三条通界隈はユニークな町。
帰宅早々、予期せぬ伯父の来訪をきかされたソーンバラ医師は、洗面室に入った伯父に声をかけたが返事はなかった。
30年以上前に起きた母親マージョリー・ロウ殺害の謎を追いかけるボッシュ。単独捜査の過程で彼は一人の女性と出会う。
自殺の偽装を施され最愛の妹を殺害された愛知県警豊橋署に勤務する和泉康正は、“現場検証”の結果、二人の容疑者を割り出す。
モース主任警部は不摂生がたたって入院生活を余儀なくされることになった。
深夜、十津川警部の自宅に、大学時代の友人永田勇作からかかった電話は、二発の銃声とともに途切れた。
政界進出を噂される官僚出身の元総理大臣秘書・佐久間要が、謎の写真を残して失踪した。
走行中の新幹線の車内から若い女性の毒殺死体が発見された。その後、都内のホテルで男が刺殺された。
失踪した会社の同僚・香取の行方を探すために坂本は内戦下のサイゴンに赴任したが、到着早々不可解な出来事が続き、ついに坂本を尾行していた男が「ゴメスの名は…」という言葉を残して殺された。
出雲に嫁いでいる娘を婚家から連れ戻してほしいとの依頼を受けた調査員の岩波。
スティーヴとサンドラ、ヘイルとヴィヴィアンの二組の夫婦は、かたい絆で結ばれた親友同士だった。
旅は楽しいし、ミステリーは面白い。両方のよさを一冊の本で心ゆくまで味わえる本。
結婚するときはどれだけ愛していても、死がふたりをわかつまで、と誓いあっても、さまざまな事情から別れざるをえないこともある…みずからも離婚経験のあるD・T・ジョーンズは離婚専門のしがない弁護士。
将軍足利義輝を倒した松永弾正が、次に狙うは繁栄を誇る堺の町と、美姫・夕子と昼顔。
久しぶりの休暇を満喫していたわたしのもとに、家主のヘンリーが相談を持ちかけてきた。
神代恒彦はメキシコ保安局の依頼で、ユカタン半島に潜む反体制派指導者四人を抹殺したが、任務終了後、相棒のベトナム人に報酬を持ち逃げされてしまう。
「死体が消えたッ。まさかあの石棺から」信じられないことだったが、地下納骨堂から遺体が忽然と消えてしまっていたという。
ウェインは密かな殺人願望を持っていた。一見するとごく普通の男性ウェインには昆虫や小動物などを殺し続けた過去があった。
関東平野を潤すその大河の波間を、死体のパーツがゆっくりと下っていった。水源に怖るべき秘密があることを告げるために…。
ベルリンの壁が崩れて五年。仕事でルーマニアに赴いた日本人の「わたし」は、行く先々で血なまぐさい謀略の気配を感じる。
“消えた枕絵師を探して”怪しげな美女の依頼に猟奇の予感が走る。1930年代、頽廃の雰囲気ただよう帝都・東京。
前世の悪縁か、吉野山を取材する浅見の目の前で起こる事件の数々―人間の栄枯を静かに見守る天河神社のご神体「五十鈴」はすべてを知っていた。
一冊の本を抱えて旅へ出た記憶喪失の女性の死は、妹の事故死と関係があるのか。調査に乗り出した青年の名は浅見光彦。
三件の幼女誘拐殺人が起きた。ある被害者の死体は〈並べられて〉いた。
LeRomand’unTricheur. ――その邦題「とらんぷ譚」に魅せられたことばの錬金術師中井英夫が、十年を費やした連作「幻想博物館」「悪夢の骨牌」(泉鏡花賞受賞)「人外境通信」「真珠母の匣」を一冊に集成した。
瀕死の重傷から立ち直り、職場復帰を果たした新聞記者アイリーン。
中世の面影を残すスイスの小さな町・ムルテン。ウィーンの事件を解決した三姉妹は、新年をスイスで迎えようとやってきた。
東京の夜の街中で、撲殺して顔を潰すという猟奇殺人が、たてつづけに発生した。死体の手には、白い鳩のバッジが…。
美しい異国の蝶々に囲まれて殺害された男の意外な過去が、真犯人解明への重要な鍵を握る表題作『ブラジル蝶の謎』。
徳川幕府を支える稀代の天才・大久保長安。サイエンスを駆使し、女精酒を飲み、佐渡金山開発に力を注ぐ。
作品や文献につぶさにあたって浮き彫りにしていく、戦前に活躍した個性的な探偵作家18人の創作活動。
殺されても殺されても甦り、しかも18以上に歳をとらない永遠の美女の秘密を嗅ぎつけた一団が、彼女を捕えて…。
伊集院大介シリーズ最新作。悲劇に終わった大恋愛から8年、傷心も癒えた栗本薫クンに新たな恋が。
女子大生ローリーは教授殺しで逮捕された。凶器からは彼女の指紋が検出されたが、彼女には何の記憶もない。
30年前の夏、オーストエンデ(ベルギー)で二人は恋に落ちた。あの時、彼女はなぜ突然、私を捨てたのか。
本格推理界に壮大な楼閣を築こうとする奇想の建築家たちがここに集まった。
昭和30年代初め、東京S町遊廓「恋ぐるま」の女主人車戸旗江が殺害されて死体をバラバラに切断されるという事件が起きた。
小錦顔負けの巨体の持ち主のアザミと、美人テキスタイル・デザイナーのえりかは、おいしいものをたくさん食べるという固い絆で結ばれている。
時は一八八八年、霧深いロンドンの街に跳梁する謎の殺人鬼「切り裂きジャック」の正体を追う日本人の美青年探偵、鷹原惟光と、医学生、柏木薫。
英国人の父と日本人の母とのあいだに生まれた日英混血女性ローズ・ギルモアは、13年ぶりに日本の地を踏んだ。
訪中視察団の一員として中国を訪れた東洋美術史専攻の入江は、25年ぶりに玉嶺へと向かう。
二階堂日美子の従弟で関東新聞の若き記者・柏木太陽は、作家大垣夏樹を取材するために訪れた新潟県吉川町で、殺人事件に遭遇した。
「『虞美人草』の長い会話が怖い」。この不可解な言葉をキーワードとした暗号小説を遺して日美子の友人・梶川由良子が殺された。
神戸に引っ越してきた日美子に友人・福井ほのかから電話が入った。夫が自宅で射殺されたという。
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