怒りをこめてふりかえれ



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初公開日(参考)1996年05月
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長編小説

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怒りをこめてふりかえれ (講談社文庫)

1999年04月01日 怒りをこめてふりかえれ (講談社文庫)

「栗本薫」クンも36歳。脚本を担当することになった映画のヒロインから突然の告白が―「私と寝てください」!?だが、芸能スキャンダルと複雑な人間関係の渦に翻弄され、雑誌編集長殺人事件にまで巻き込まれる。新しい恋を貫くため、必死に苦難に耐える薫クンのピンチに、ついに伊集院大介が立ち上がる。(「BOOK」データベースより)




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怒りをこめてふりかえれの総合評価:8.80/10点レビュー 5件。Bランク


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No.5:
(5pt)

おつかれさま

読後に「ほうっ」とため息をついてしまうような作品です。
前作『猫目石』で悲恋にくれた栗本薫くんが、やっと自分が守るべき存在を手に入れます。
朝吹麻衣子の腹違いの姉、という微妙な立場の女性の存在が薫くんを苦しめます。
でも、それは決してこじれた恋愛の糸ではなく、朝吹麻衣子が最後に用意してくれた、プレゼントだったのかも知れません。
そして事実上、『薫くんシリーズ』はここで幕を下ろしました。
栗本先生入魂の『薫くんシリーズ』の最後は、薫くんに息子さんが生まれたところでおわりになりました。
ありがとう、栗本薫先生。
そして、いつまでも――
怒りをこめてふりかえれ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:怒りをこめてふりかえれ (講談社ノベルス)より
4061820249
No.4:
(5pt)

めずらしく ハッピイエンド?

栗本薫(作家)の栗本薫(登場人物)による栗本薫(作家と登場人物)のための作品。

自分の人生をハッピーだと思う作者の思いが伝わってくる。

伊集院大介が最後に登場するところも面白い。

栗本薫が、透明感のあるだけの男性ではなく、
男性の苦悩のようなところを表そうとしているところが面白い。

解説がなかなか読み応えがある。
あとがきがないのがさみしい。
怒りをこめてふりかえれ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:怒りをこめてふりかえれ (講談社ノベルス)より
4061820249
No.3:
(3pt)

とうとう薫くんが結婚...

シリーズの最初から読んでいる身としては、年上だった薫くんがいつのまにか年下になり、

結婚するようになるなんて、ずいぶん時間がたったんだなぁと感慨深いです。

前の話を読み返して、薫くんたちが相変わらずなのが嬉しいのですが、肝心の奥さんになる女性がなんとも...。

栗本さんの書く女性は時々人格豹変するけど、そういう一人でした。

「いとしのリリー」のヒロインが好きな人にはいいと思います。
怒りをこめてふりかえれ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:怒りをこめてふりかえれ (講談社ノベルス)より
4061820249
No.2:
(4pt)

おなじみ薫君シリーズ

おなじみ薫君シリーズです。
最愛の人が、前作猫目石で死んで以来引きこもりがちになった薫君。
そしていつの間にか月日は流れ・・・
この作品で薫君はいきなり父親になります。人を愛することに素直になれない薫君、読者にとってはちょっともどかしくなってしまいます。
気持ちを伝えるシーンはとても感動的で、犯人がわかる場面では久々に“あの”探偵が登場し、親交を深めています。もちろん親友石森信君も登場し、懐かしい優しい作品に仕上がっていると思います。
薫君シリーズのファンの方で読んでいない方は絶対に読んでくださいね☆
怒りをこめてふりかえれ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:怒りをこめてふりかえれ (講談社ノベルス)より
4061820249
No.1:
(5pt)

『薫くん』結婚報道殺人事件?

栗本薫ワールドのおなじみさんであれば、「あの『薫くん』が、結婚?!」とびっくりしてしまうことでしょう。その上、雑誌編集者の殺人事件に巻き込まれ、『薫くん』の奥さんが重要参考人。奥さんは身重の体で失踪してしまい・・・。
こう書いてしまえば、ただのミステリーかと思われるでしょうが、そこは栗本薫さんの世界です。現代社会のある風潮に疑問を投げかけ、ちゃんと考えてみようよと言っているようです。 それは、マスコミによる過剰とも思える程の報道について、です。
確かに、いろいろな情報を手に入れる上で、マスコミの果たす役割は重要です。だからといって、人の心の傷までもえぐり出すような報道は、はたしてあってよいものか? 「知る権利」と「プライバシーを守る権利」は、どこでどう折り合いをつければ良いのか? 報道される内容を鵜呑みにして、自分の頭で考える事を忘れていないか?
『薫くん』は小説家、奥さんは元・女優と言う事で、この二人の結婚もマスコミの大攻勢にさらされます。『薫くん』は、スキャンダル記事で奥さんを傷つけまいと、孤軍奮闘します。そんな中、二人の記事をかこうとしていた編集者が死亡し、奥さんが重要参考人となってしまいます。
この殺人事件の真相を解明してくれるのは、これまた栗本薫ワールドでお馴染みのあの方です。真相解明の名推理も見事ですが、この作品の中で、一貫して『薫くん』が言っている「報道」についての意見は、大変な重みを持って迫ってきます。 是非、その重さにも耳を傾けてみて下さい。そして、最後まで読み終えたら、ふっと心和む瞬間がやってくるでしょう。
怒りをこめてふりかえれ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:怒りをこめてふりかえれ (講談社ノベルス)より
4061820249



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