早春の少年 伊集院大介の誕生

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長編
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あらすじ

2004年01月01日 早春の少年―伊集院大介の誕生 (講談社文庫)

領主に迫られ、天守閣から身を投げた雪姫。戦国時代の悲劇を再現したかのようなバラバラ死体が麓に流れ着く。そして一家六人惨殺事件。転校生・伊集院大介は、残虐さを身につけていく犯人に迫る。「早く大人になりたい!みんなを恐ろしい運命から救うために―」。伝説の名探偵、ほろ苦い14歳のメモアール。(「BOOK」データベースより)

評判

早春の少年 伊集院大介の誕生の評価:

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早春の少年 伊集院大介の誕生の総合評価:

8.00/10点 レビュー 6件。

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No.6
(5pt)

中学生だから

中学生の頃の思いが,よく伝わってくる。
自分が考えたことを,大人に馬鹿にされて,早く大人になりたいと思う。

どうして,中学生の頃の思いを,まだ保ち続けているのだろう。
栗本薫さんは,いつまでも,少年のような女性なのだろうか。

透明感のある人物像,悲惨な状況をさらりと書き流す力量。
どこまでが実話をもとにし,どこまでが想像なのだろう。

悲惨な殺人事件が続いたことがある。
阻止できなかったことを悔やむ気持ちが大切だと思う。

本作の主人公である伊集院さんの知人が,警察官になったことが救いなのだろう。
早春の少年―伊集院大介の誕生 Amazon書評・レビュー: 早春の少年―伊集院大介の誕生より
4062102862
No.5
(5pt)

中学生だから

中学生の頃の思いが,よく伝わってくる。
自分が考えたことを,大人に馬鹿にされて,早く大人になりたいと思う。

どうして,中学生の頃の思いを,まだ保ち続けているのだろう。
栗本薫さんは,いつまでも,少年のような女性なのだろうか。

透明感のある人物像,悲惨な状況をさらりと書き流す力量。
どこまでが実話をもとにし,どこまでが想像なのだろう。

悲惨な殺人事件が続いたことがある。
阻止できなかったことを悔やむ気持ちが大切だと思う。

本作の主人公である伊集院さんの知人が,警察官になったことが救いなのだろう。
早春の少年―伊集院大介の誕生 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 早春の少年―伊集院大介の誕生 (講談社文庫)より
4062739291
No.4
(4pt)

キャラクター造形が良い

なんとなく島田荘司を思い出させるようなムードで話が展開してゆく。

少年時代の伊集院が己の中から湧き上がる傲慢な程の自負と客気を持て余しながら成長してゆく過程の描写がメイン。

山場までの盛り上がりがスムーズで一気に読んでしまった。
早春の少年―伊集院大介の誕生 Amazon書評・レビュー: 早春の少年―伊集院大介の誕生より
4062102862
No.3
(4pt)

キャラクター造形が良い

なんとなく島田荘司を思い出させるようなムードで話が展開してゆく。

少年時代の伊集院が己の中から湧き上がる傲慢な程の自負と客気を持て余しながら成長してゆく過程の描写がメイン。

山場までの盛り上がりがスムーズで一気に読んでしまった。
早春の少年―伊集院大介の誕生 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 早春の少年―伊集院大介の誕生 (講談社文庫)より
4062739291
No.2
(4pt)

名探偵の幼少期

栗本さんは、物語の構築にとても自覚的な人。
この作品は、さすがの技巧で読みやすく感情移入もしやすいですが、正直云ってよくある猟奇殺人モノとそれほど一線を画すオリジナリティはありません。しかし、高度成長期を過ぎた70年代後半に登場し、戦後を代表する日本の名探偵伊集院大介シリーズという広大な世界観のワンピースとしてとらえると、たまらない作品です。
まだ彼が、才能の片鱗はあっても、世に出ていないで、自分の力が世界に通じるのか、世界が自分を受け入れてくれるかどうかの不安と焦燥感を感じていた青春時代を描いています。素晴らしい偉人の「動機」を描くことは、よほどうまく描かないと、世界観自身を陳腐なものにしてしまいます。そういう意味では、栗本さんは「世界に登場する」瞬間の若者を描くのがとても巧みだと思います。似たシーンでは、グインサーガのナリスが、クリスタル大公として初のお披露目を描いたシーンを思い出します。彼女はこういうシーンが好きなんでしょうね。『絃の聖域』『天狼星シリーズ』などの、それだけ読んでも完結し凝縮した作品「ではなく」、あくまで伊集院大介シリーズという広大な世界観の補強的な作品と思って読まなければならないだろう。実際、この本を初めて買って読むという読者はそうはいないと思うし。手に取るのは、伊集院ファンでしょうからね。
そういう意味では、幼少期やサイドストーリーなど多作を持ってなる彼女らしく、世界観に耽溺することを志向する読者には、たまらないです。
早春の少年―伊集院大介の誕生 Amazon書評・レビュー: 早春の少年―伊集院大介の誕生より
4062102862

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