(短編集)

滅びの風



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    初公開日(参考)1988年11月
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    短編集

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    滅びの風 (ハヤカワ文庫JA)

    1993年02月01日 滅びの風 (ハヤカワ文庫JA)

    朝、自分のベットで目をさましたとき、リーはその日がなぜ他の一日と違っているのか、理解できなかった。しかし、今日が特別な日であることは確かだった―魅力的な妻と愛しい息子を持つ男。その申し分のない生活にも、いつのまにか滅びの風がやってくるのだった―表題作を含む5篇を収録した連作短篇集。栗本薫が“死を見つめよ”のメッセージを核に、透徹した視点で、人類の歴史と滅亡について物語る問題作登場。(「BOOK」データベースより)




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    No.2:
    (5pt)

    栗本薫を理解する鍵がいっぱい転がっている。

    栗本薫がどこから来て,どこへ行こうとしていたかが分かる本。

    p114「ナイロビの郊外」
    エジプトが鍵であることが分かる。
    「ピラミッド・ミステリーを語る―ハイテクで知るピラミッド5,000年の謎 (レクチュア・ブックス)」を読んでおいてよかった。共著者の 吉村作治 が、自由な発想で妄想するように煽っている。

    p131 「アガサクリスティ」
    が出てくる。アガサクリスティはエジプトものなども執筆。

    「地震」「チェルノブイリ」など滅びへの道を不安に思う栗本薫の心情は理解できた。その反動が「グインサーガ」に現れているという予測が付くようになった。

    本書は、栗本薫を理解する鍵がいっぱい転がっている。
    滅びの風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:滅びの風 (ハヤカワ文庫JA)より
    4150303878
    No.1:
    (5pt)

    死を見つめる感覚

    どちらかというとSF短編集なのだろうか。著者は、ジャンルを飛び越える作品を書くので、カテゴリーをハッキリさせるのがいつも難しい。もちろん、それが素晴らしい部分ではあるが。
    メメントモリというラテン語をご存知でしょうか。死を見つめよ、という意味ですが。人間は死ぬ、死すべき存在であるという事実を直視していきなさいという宗教用語です。これを一番思い出させるのが、村上春樹の傑作短編集『回転木馬のデットヒート』のプールサイドというお話。それに、たしか世界が核戦争で滅亡する大当たりの年を描いたSF作品(名前は忘れてしまった)の3つです。
    中学時代に読んだのですが、この作品の滅びること、死すべきことを日常として受け入れた不思議な諦念は非常に強く残っています。今でも読み返します。フィッツジェラルドの『華麗なるギャッビー』等1920年代のアメリカのロストジェネレーション作家やフィリップ・K・ディツクなどの感覚を思い出させる作品です。
    滅びの風 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:滅びの風 (ハヤカワ文庫JA)より
    4150303878



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