女郎蜘蛛 伊集院大介と幻の友禅
- 伊集院大介シリーズ (33)
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2時間サスペンスみたいな感じでした。最後に殺人に至る説明を長々とする所が…。 でも、着物は奥深いんだろうなー。と改めて思いました。 | ||||
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買ってからずっと、1ヵ月読みっぱなしでした。こんな本は初めてでした。 まあ、あちこち年齢やら何やらが合わないところはあるし、推理小説としては、諌早照秋と友納比紗子、どっちかが犯人でどっちかが被害者になるしかないだろうという、かなり破綻したものではあるのだろうけど。若くして政治家夫人になった着物美女で、実は60歳ぐらいの比紗子。900年続いた京都の友禅の家の鬼子で、双子の兄のジキル、45歳だけど若々しい美青年の照秋。とにかく心理描写、着物の描写が素晴らしくて、引き込まれたまま半年ぐらいさまよっています。 80過ぎた栗本薫の書く、この手の小説が読みたかったなあ。惜しい人を亡くしたとつくづく思います。 | ||||
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和服の似合う女性。 和服の作家。 女郎蜘蛛とはよくいったものです。 伊集院大介が登場しなかったら、読まなかったかもしれない。 透明感あふれる人物像なのに、憎しみとかを語らせる。 延々と続く謎解き。 真相に迫れたのはすごい。 | ||||
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女郎蜘蛛の友禅試着の場面には、心奪われました。こういう「水面下のエロス」とでも言えばいいんでしょうか? ……うまいです。すごく。 いちばん感じたのは、この作者さんのお話って、人物がみんな「生きている」ということでした。 人物造形、やはりさすがです。 最後、もうちょっと、かゆいところにきっちり手を届かせて欲しかったなって思いますが、それをいれてもかなり引き込まれて読みました。 | ||||
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人間模様の描写については、申し分なく面白かった。 きょうだいの軋轢、屈折、お家騒動??のこれ以上ないくらいのドロドロ劇のなかにも ひとらしい愛情を見た時、救われた。 収集家の先生のレクチャーが、とても面白く読めた。 買ったり着たりはしないけど、デパートなどできものをみればきれいだなあーと 思えて、着物について少しでも興味ある人ならこの本、面白く読めるしためになるものだと思う。 あとがきにあるように栗本先生の思惑どおり(笑)なんだか着物を着たくなってきた。 ほんとに栗本先生のキャラクターはいつも(個人的に例外は数人ありますが) どんな悪役でもとても魅力的で、共感できる部分がある。 探偵ものらしいトリックとか、和服絶世美女の足が不自由な原因も伏線なのかと おもったら、肩すかしくらった感が多少あったが、終わりよければすべてよし、 ということなのかなあ。エピローグをもう少し膨らませてほしかったなあ。 照秋さんの後日談を聞きたかったなあ。もう叶わないんですね… 一年以上、経ってしまったんだなあ。栗本先生、御冥福をお祈りします。 | ||||
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