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女郎蜘蛛 伊集院大介と幻の友禅



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女郎蜘蛛 伊集院大介と幻の友禅の評価: 3.82/5点 レビュー 11件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.82pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全11件 1~11 1/1ページ
No.11:
(3pt)

まあまあでした

2時間サスペンスみたいな感じでした。最後に殺人に至る説明を長々とする所が…。
でも、着物は奥深いんだろうなー。と改めて思いました。
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No.10:
(5pt)

滅多に出会えない本

買ってからずっと、1ヵ月読みっぱなしでした。こんな本は初めてでした。

まあ、あちこち年齢やら何やらが合わないところはあるし、推理小説としては、諌早照秋と友納比紗子、どっちかが犯人でどっちかが被害者になるしかないだろうという、かなり破綻したものではあるのだろうけど。若くして政治家夫人になった着物美女で、実は60歳ぐらいの比紗子。900年続いた京都の友禅の家の鬼子で、双子の兄のジキル、45歳だけど若々しい美青年の照秋。とにかく心理描写、着物の描写が素晴らしくて、引き込まれたまま半年ぐらいさまよっています。

80過ぎた栗本薫の書く、この手の小説が読みたかったなあ。惜しい人を亡くしたとつくづく思います。
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No.9:
(5pt)

伊集院大介が登場しなかったら、読まなかったかもしれない。

和服の似合う女性。
和服の作家。

女郎蜘蛛とはよくいったものです。

伊集院大介が登場しなかったら、読まなかったかもしれない。
透明感あふれる人物像なのに、憎しみとかを語らせる。

延々と続く謎解き。
真相に迫れたのはすごい。
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No.8:
(5pt)

やはりおもしろいです

女郎蜘蛛の友禅試着の場面には、心奪われました。こういう「水面下のエロス」とでも言えばいいんでしょうか? ……うまいです。すごく。

いちばん感じたのは、この作者さんのお話って、人物がみんな「生きている」ということでした。
人物造形、やはりさすがです。

最後、もうちょっと、かゆいところにきっちり手を届かせて欲しかったなって思いますが、それをいれてもかなり引き込まれて読みました。
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No.7:
(5pt)

そうげつ、と読んでいいのかな?兄の名

人間模様の描写については、申し分なく面白かった。
きょうだいの軋轢、屈折、お家騒動??のこれ以上ないくらいのドロドロ劇のなかにも
ひとらしい愛情を見た時、救われた。
収集家の先生のレクチャーが、とても面白く読めた。
買ったり着たりはしないけど、デパートなどできものをみればきれいだなあーと
思えて、着物について少しでも興味ある人ならこの本、面白く読めるしためになるものだと思う。
あとがきにあるように栗本先生の思惑どおり(笑)なんだか着物を着たくなってきた。
ほんとに栗本先生のキャラクターはいつも(個人的に例外は数人ありますが)
どんな悪役でもとても魅力的で、共感できる部分がある。
探偵ものらしいトリックとか、和服絶世美女の足が不自由な原因も伏線なのかと
おもったら、肩すかしくらった感が多少あったが、終わりよければすべてよし、
ということなのかなあ。エピローグをもう少し膨らませてほしかったなあ。
照秋さんの後日談を聞きたかったなあ。もう叶わないんですね…
一年以上、経ってしまったんだなあ。栗本先生、御冥福をお祈りします。
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No.6:
(2pt)

個人的にはもういいです・・・

このシリーズは現代の金田一耕助って感じで愛読してましたが天狼星くらいから惰性で読んでるというふうになっちゃいましたが・・・もういいってかんじです。今度こそ今度こそと期待して肩透かしというか・・・でもまた新作でたら買ってしまうんですよね(しょうこりもなく)
大導寺シリーズもなんだかパターン化してきてるし、個人的にはお役者シリーズの復活を切望してます。
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No.5:
(3pt)

着物ネタです

作者のHP、神楽坂倶楽部の着物コーナーで京都に友禅の取材にいったとあったので、楽しみにしていました。着物のコレクター話は面白いです。栗本先生の書く推理ものは、トリックより人間関係にいつもたまげます。ただ、キャラクターが変化してきた感があり、たとえばアトムくんは蛇や爬虫類が好きだったはずなのに、蛇柄の着物を「気持ちわるい」とコメントしてるあたりは、そこにこだわりのあるファンのかたには辛いかと思います。
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No.4:
(3pt)

兄の名前はなんて読むの?

ミステリー小説でヒットを続けることは実に難しいことだと思う。かつて江戸川乱歩賞を取った作家でもその後の活躍が途絶えてしまった方々は少なくない。ミステリーという分野はタネを考え続けなければならないから、それが尽きれば面白い作品を生み出すことが出来ない。一時期人気のあった作家もいまでは死火山のようになってしまっている。その点で言えば栗本氏は一定のレベルは保っているのかもしれない。ストーリーの構成、比紗子と二人の娘、諫早兄弟の兄弟愛と憎しみなどはさすがと言わざるを得ない。しかし、これは誉め言葉ではない。

 また、重要な登場人物である兄の名前を正確に読んでくれる読者は何人いるのだろうか?わたしには読めなかった。辞書にもなかった。たいていの小説では読みにくい名前にはルビを振ってくれるものだが。
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No.3:
(2pt)

戦前ノスタルジー?ん?

ジャズのアーティストが主演していたものに比べて

全然劣る。戦前をかなり美化してしまっていると思う。

(衛生状態や伝染病の記録を見てもそれは判る。家屋の

作りその他にも)男尊女卑も凄いし、人権意識は今から

見ると殆ど話しにならない時代でした。

伊集院シリーズ、私は好きな方ですが、今回はどうも頂けません。

それに30代終わりで出産していた人って、昔の多産な時代、かなり

いたと思う。今でも当然いるでしょう?(有名人でいうとマドンナなん

かもそうですし、オリビア・ニュートン・ジョンを始め、向こうの

芸能人は多いですね)これってもしかして差別したい訳?

そしてこの作者って、演歌歌手が嫌いなんですね。
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No.2:
(5pt)

「伊集院大介」らしさの復活

伊集院大介シリーズをずっと読んできて、最近はやや低調で、「伊集院大介」らしさが薄らいでいたような気がしたが、この作品は、期待通りで満足のゆくものでした。

加えて、「着物」というものを通して、失われ行く文化が象徴的に描かれていて、興味深く読むことが出来ました。
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No.1:
(4pt)

名探偵の帰還

「どうせまた…」と諦め9割の気分で購入したのですが…

蓋をあけてみればこれは、FANがずっと待っていた

「伊集院大介シリーズの新作」と呼べる久々の作品でした。

待っていてよかった。

おかえり、大ちゃん。
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