誇りある被害者
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 (違う表紙に投票したい場合もこちらから) |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
誇りある被害者の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は終着駅シリーズのドラマを見て、森村作品得意(?)の偶然と、健気で可憐な遺族が印象的でした。 小説では、時系列で事件の詳細と登場人物ごとの心象を、一緒に考えながら追うことができました。 タクシー強盗にもう1つの交通事故、2つの殺人も加わり、それぞれに身勝手さも垣間見えるストーリになっています。なんか現実でも男女の心情を反映しているようで、さすが森村さんです! ここでも、あくまで関係者たちを主役に展開が進んでいきます。そのなかで、純粋に事件を暴こうとする櫛田と明るい由紀子が、この物語をまっすぐに成り立たせていると思いました。例えば証拠のキーホルダーなんて、警察も必死だけど分からなかったのに、遺族の執念は凄いなと思います。なんでも諦めない気持ちは本当に大事で、例えば未解決事件も、もしかしてこんなふうに見落とされたのがあるのかもしれません・・悔しいですね。。 そしていくつかのパズルピースも少しずつつなぎ合い、最後にようやく見える事件の全貌!でも被害者の無念は、たとえ誇りをもって亡くなっても消えることはありません。当然遺族は納得できず、必ず真相が知りたいのは、もし私でも同じです。由紀子のひたむきさは、この父親譲りだと感じました。彼女には幸せになってほしいですね! ただ最後、保子が桐原を置き去りにし事故の助けを呼ばなかったのが、同じ女性として気になりましたが‥‥。本当に、誰もがこんな事件に巻き込まれたくないですね。この本を読んで、多くの未解決事件が解決されることを、作中の由紀子を通してご遺族の気持ちを思い、心から祈っています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
先日放送された「終着駅の牛尾刑事VS事件記者冴子15・生存者」の原作が「誇りある被害者」となっていたので、「あれ!?違うだろう!?」と思い、読み返してみました。 「誇りある被害者」は既に終着駅シリーズで川崎麻世のキャストでドラマ化されており、案の定「生存者」とは全く内容が違います。 何の間違えなんですかね〜 さて、原作の「誇りある被害者」ですが、 捜査陣は、玉川署の永井、渋谷署の杉本・佐藤、厚木署の松家、新宿署の牛尾・青柳・恋塚・大上、そしてキャップに那須と言う面々。 渋谷・世田谷・神奈川県の中津渓谷で起きた3つの事件・事故を結びつけ、犯人を割り出していきます。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 2件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|